2012年12月アーカイブ
さて、MOVIE大戦ね。まぁ相変わらずの祭り状態。もう色んな要素がぎっちりと詰め込まれていて、めまぐるしいことこの上ない。でも、このくらいのスピード感にしとかないと、お話しのアラが見えちゃうのだろうな。細かい突っ込みどころなんていくらでも出てきちゃうから、そもそも世界観の違う仮面ライダーをいっしょにやっちゃうんだからね。しかも、今回はイナズマン、アクマイザー3にポワトリンまで出しちゃうんだから。
さて、まずはフォーゼ篇。なんとあれから5年。仮面ライダー部の5年後も、それぞれにらしくなっていて嬉しいねぇ。弦太朗も天高の先生。他の先生達も健在で、それが楽しい。流星と友子の関係とか、ちょっと進んでるのいいしね。で、今回のウリの怪人同盟とかイナズマンとか。もうちょっとじっくりやったらいいのになと思ったりするね。三郎君、あっというまに改心したりして。しかし、フォーゼの姿見て驚かないのは、かつて...。
で、ウィザード篇。ゲートを目覚めさせるために、アンダーワールドに潜入する晴人たち。しかし、そこはいつものアンダーワールドとは異なっていたわけで。ゲートが目覚めたくないんじゃね。自分の都合のいい世界のほうが、そりゃ気持ちいい。ポワトリンとウィザードの共演、なかなか面白かった。相性いいかも、魔法系?の戦いで。
で、MOVIE大戦。まぁ、ここからはも何でもありのライダー、怪人入り乱れです。もうね、なんか息をつかせぬアクションの連続がたのしというか、若干お腹いっぱい感というか。スゴイよね。マッドマックスに出てきそうなバトルトラックと思いきや、これがザイダベックになったりとか、楽しい。でも、アクマイザーは結局悪役なんだよね、そこがちょいと残念。まぁ、キョーダインもそうだったけど。
で、ポワトリンのオチになんというか、もうスゴイ脱力感...。ま、いいか、これでも。でも、タイムトラベルの伏線がちゃんと繋がってたりして、細かいところもちゃんと作ってある。フォーゼの指輪、弦太朗のクラスの写真。そして怪人同盟の4人。もう一度見たくなる仕掛けだよね。
そんなわけで、楽しいお祭り映画でした。今度はどの石ノ森キャラを出してくるのやら...。
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「仮面ライダー×仮面ライダー ウィザード&フォーゼ MOVIE大戦アルティメイタム」 12東映 監督:坂本浩一 脚本:浦沢義雄 中島かずき 出演者:白石隼也、奥仲麻琴、戸塚純貴、高山侑子、入来茉里、小倉久寛、福士蒼汰、高橋龍輝、清水富美、加吉沢亮、須賀健太、足立梨花、遠山俊也、真野恵里菜、原幹恵、渡部秀
なかなかよいエピソードだった。ゲートとファントムというウィザードの世界観ならではですな。
結局、ゲートである千鶴は、自分がゲートであることを知らぬまま、その希望を繋ぐ。しかし本当は、その希望こそがファントムであり、魔法使いはそれを倒さなければならない。その矛盾に、さすがの晴人も悩むわけで。結局は「嘘」をつく。最後の希望は、魔法でなく嘘でもたらされるというのが、なかなか感慨深いところ。いつかは真実を言わなければならないが、今は嘘でいいのだ。しかし、ファントムはゲートの記憶を引き継ぐというのが厄介。人の希望を踏みにじるには、まさに絶好の設定。
さて、ワイズマン出てきました。なんで魔法石を置いて出かけてたのかは知らんけど、不用心である(笑)。しかも、盗られても余裕見せてるところもなんだか...何者って感じ。ま、おいおいそのあたりは語られるのでしょう。
ううむ、ゲートと思いきや実はファントム。そして、本当のゲートはそのファントムが殺される前の人間だと思い込んでる。晴人達もまんまとだまされたくらいだからね。なんといってもファントムはゲートの記憶も引き継いでいるから、こうやってゲートのふりして騙すなんて事ができちゃうわけですよ。
なるほど、晴人とはあの月食の晩に顔を合わせているわけだ。晴人はゲートだったときの顔は見ていないようだけど。あの月食の夜に、現存するファントムの多くが産まれたということなのかな。
さて、ワイズマンの姿が明らかに。なんか意外に[迫力ないけど、これは変わったりするのかな、今後。そして、その身体から生み出された魔法石、なぜコヨミに手に渡ったのか。あの場所にワイズマンが不在で魔法石だけがあることは、白い魔法使いは知っててプラモンスターを送ったわけでしょう。ワイズマンと白い魔法使いの関係がまだ謎ですな。いずれにせよ、あの魔法石は次のウォータードラゴンのリングになるのでしょう。
さて、ちょっとこれまでと毛色の違うゲートとファントムの関係、次回が楽しみです。
なかなか良いエピソードだったと思う。ゲートである諏訪太朗演じる和菓子職人が絶望を失わなかったのは、自分の技を受け付いてくれる弟子がいたから。そうやって、自分の夢や意思を人に託すことによって、絶望には至らない。晴人の、魔法使いの力を借りなくとも、誰もが最後の希望になれるのだということを描いてました。また、晴人もまた、人に助けてもらうことで、自分の希望を繋いでいるのだと。まぁ、何のためにいるのかよくわからん瞬平ではあるけど、あれは普通の人、テレビの前の視聴者の投影なのだな。それが魔法使いや警察官じゃなくて、普通の人として何が出来るのかを、敢えて描いてやるのも必要なことか。
色々と考えさせられながらも、後味の良いエンディングでよかったねぇ。
