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いやあ、マッドマックスの新作が見られるなんてねぇ。MAXというハンドルネームの由来のひとつでもあるマッドマックスシリーズ、大好きなんですよね。ライダーとしてのスタイルも当時はかなり影響受けちゃったし。マッドマックス、カドヤ、カワサキはひと繋がりですし。グールレプリカのヘルメットをかぶってた時期もありましたよ。
さて、そのマッドマックスのリブート。監督はやはりジョージ・ミラー。やっぱりねぇ、この人じゃないと。で、マックス役はメル・ギブソンじゃなくてトム・ハーディってとこが意外ですが、さすがにメルはもうアクション出来ないもんね。トムもなかなかのハマリ役でした。
で、お話しとしてはマッドマックス2的なアフターカタストロフィ世界での追いかけっこ。とにかくスピード感のある追いかけっこ堪能すりゃいいという映画です。なんというか、CGではない、本物の鉄同士のぶつかり合いが画面から伝わってくるのがいいです。何にも考えずにあっというまに映画に引きずり込まれちゃうって感じ。
とはいえ、悪役といい役がはっきりしている中にも、ちゃんと人間的な描写もあるのよね。マックスは、もう過去については皆さんご存じでしょうから説明は端折るよ的なとこがいいし、フュリオサ、ニュークスもいい味。そしてイモータン・ジョーですなぁ。このくらいマッドじゃないとダメですな、悪役は何と言っても演じるのがトゥーカッター役のヒュー・キース・バーンというところが泣かせます。
とにかくね、迫力は過去のマッドマックスに全く引けを取らない。後味も良くスカッとする作品です。

http://wwws.warnerbros.co.jp/madmaxfuryroad/
ついにスーパーヒーローの真打ちがスクリーンに復活。映画版のスーパーマンといえばやはりクリストファー・リーブの4作が決定版というイメージだったのだけれど、製作のクリストファー・ノーランは、そのイメージを全く塗り替え、ダークナイト同様に新たなキャラクターを作り上げた。個人的には、「スーパーマン・リターンズ」が嫌いで、先の4部作のイメージをああいう発展のさせ方するのはいやだったわけだが。
このマン・オブ・スティールですべてが新たにリセットされた。これまでのスーパーマンにない、深く人の内面を描く演出には、心動かされたね。クラークの悩み、葛藤、そして希望を追い求めるその心。ああ、これがスーパーヒーローなのだと。これが王道なのだと。敢えて、ポップやユーモア演出を極力排し、まさにマン・オブ・スティールが誕生した。
共演陣がいい。ケヴィン・コスナーには泣かされるよね。カル・エルではなくクラーク・ケントとしてのアイデンティティは、ケント夫妻によってもたらされたものだから。また、ゾッド将軍のマイケル・シャノンもクリプトンの種族を護るが為の行動、それがカル・エルと対立し運な最期を遂げるわけで、どちらにとっても残念な結果。完全無欠な勝利などその戦いにはなく、それが現実的であり観る者に重くのしかかってくるんじゃないかな。
さて、この物語は始まったばかり。デイリープラネットに初出勤するクラークでラスト。これからのシリーズが楽しみ。次は早くもマン・オブ・スティールとダークナイトの共演。待ち遠しい。
前評判通りの、素晴らしいエンターテイメント。日本の怪獣特撮映画やロボットアニメへのオマージュではない、とデル・トロ監督は言っているようだが、その影響はいうまでもなく。本当にこの人は、日本の特撮が好きなんだなぁと思える映画だった。
まず、KAIJUという呼称。モンスターでもクリエーチャーでもなく、KAIJU。そのストレートさがうれしくなっちゃう。また、このKAIJUは咆哮するときに、ちゃんとタメるんだよな。これはまさに怪獣です。うれしくなります。イェーガーも武器を繰り出す時には、その名前をパイロットが叫ぶんだよね。これってロボットアニメではお決まりとはいえ、実写映画なんかではなかなかやりませんよ。
とにかく、我々が子供のころから好きだった、特撮やアニメの美味しいところをすべてぶち込んで作り上げましたって感じ。ストーリーもなるほど、だよね。挫折する主人公が立ち直っていく。ライバルがいる。ラブストーリーもある。ごつい上司がいる。で、上司とライバルが犠牲になって、主人公に最後の攻撃を託す、みたいな。また、ちゃんとコメディ要素も、あの2博士で入れてるんだけど、この人たちに働きがあってこそ、ラストの勝利につながるわけで。よくできてます。
特撮・アニメだけじゃなくて、クトゥルー神話の要素なんかも、怪獣がやってくる異次元の世界にはあったりして。そりゃデル・トロ監督は、「狂気の山にて」を映画化しようとしてたんだからなー。パシフィック・リムの続編もいいけど、「狂気の山にて」も観たいねぇ。
そんなわけで、ホント楽しい映画です。
あ、それと芦田愛菜ちゃん、スゴイ。いいです。

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「パシフィック・リム」(原題:Pacific Rim) 13米 監督:ギレルモ・デル・トロ 出演者チャーリー・ハナム、菊地凛子、イドリス・エルバ、チャーリー・デイ、ロバート・カジンスキー、マックス・マルティーニ、ロン・パールマン、芦田愛菜 
さて、一足先に見てきました。ベネディクト・カンバーバッチ来日記念の特別先行プレビューです。いやいや、会場のTOHOシネマズ六本木についたら、もう女性ばっかり。そんな予感はしてたんだけどね。女性率98%くらいな感じでした。上映前の挨拶にベネディクトが登場すると、そりゃもう大変な騒ぎでした。おそらくスタトレが好きで来てる人はほとんどいないかと。前作、あるいはシリーズ観てる人もほとんどいないだろうなぁ。だって、ベネディクト演じるジョン・ハリソンの正体がわかったときに、はぁっ!みたいは反応は皆無だったから...。でも楽しんでもらえたら、それでいいですよ。単体でも充分に面白い映画だから。
さて、前作は旧シリーズの時間軸とは別のパラレルワールドでの話ということで、その辺りスポックを中心にうまく説明してました。その流れでの今作。エンタープライズに後に乗り込むクルー達が前作で集まり、さらに今回も大変な事件が起こっちゃうと。で、その事件の途中で、クルー達の絆が深まると。そういう話ですね。
事件のほうはこれは詳しく書くと超ネタバレだし、SNSとかブログに書くなというお願いのチラシも配布されたので、まぁ観てのお楽しみと。でも、なかなかのスケール感ですなぁ。世紀の悪役とも言われてるベネディクトも、非常にいい感じです。しかも、その正体が***なんだもの。燃えますよ。
カークとスポックの友情も、この映画では大きなテーマで。さすが、J.J.エイブラムス、泣かせる演出も上手いです。まぁこうなるだろうねぇという展開なんですが、なかなかに感動させますよ。
てなわけで、面白い娯楽作品。旧作や前作を知らなくても楽しめる。知っていたら、さらに楽しめるという、いい映画でした。ラストで5Year Missionに旅立つエンタープライズを観て、心躍らないトレッキーはいないでしょう。
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 「スター・トレック イントゥ・ダークネス」(原題:Star Trek Into Darkness) 13米 監督:J・J・エイブラムス 出演者:クリス・パイン、ザカリー・クイント、ベネディクト・カンバーバッチ、カール・アーバン、ゾーイ・サルダナ、アリス・イヴ、サイモン・ペグ、ジョン・チョー、アントン・イェルチン、ピーター・ウェラー他
アベンジャーズの事件から1年、あのスタークがなんと神経症になっていたとはねぇ。まぁ現代的といえばその通り。ま、宇宙の深淵を覗いちゃったわけだからね。天才とはいえ生身の人間だから。しかもなんだか強敵が現れちゃって、まさしくアイアンマン最大のピンチ。でもね、ピンチの後にチャンス有り。備えあれば憂いなし。まさかのアイアンマン軍団登場。装着者なしでのリモートコントロールとか、まさかのポッツもスーツ装着とか。まー、クライマックスののお祭り騒ぎでスカッとしましょうと。そういう映画ですな。ポッツのウイルス治療とか、スタークの心臓の治療とか、蛇足的にさらっと描かれてるのにちょっとビックリしたけど。まぁ、いいか。
アイアンマン単体としては、これで一旦終わりですかね。次はアベンジャーズ2でアイアンマンが復帰か。
例によって、エンディングロールの後が楽しいね。あのバナーに相談してたんだっていう件が、オープニングのスタークのモノローグに繋がってるんだもんね。
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 「アイアンマン3」(原題:Iron Man 3) 13米 監督:シェーン・ブラック 出演者:ロバート・ダウニー・Jr、グウィネス・パルトロー、ドン・チードル、ベン・キングズレー、ガイ・ピアース、レベッカ・ホール他
リドリー・スコットの新作は、あの「エイリアン」の前日談と聞き非常に楽しみにしていたわけですが、この「プロメテウス」、実際に鑑賞して色々と予想を裏切られましたなぁ。

ちょっとネタバレも多いので、残りは続きに書きます。

いんやー、ハリウッドのヒーロー映画の神髄を見せられたわ!もうね、なんだかごった煮みたいな映画なんだけどさ、なんつってもおもしれえったらありゃしない。なんかわくわくして、どきどきして、くすりと笑わされて、あっという間に終わっちゃう。そういう映画です。
過去のマーベルコミックス映画作品、『アイアンマン』『インクレディブル・ハルク』、『アイアンマン2』、『マイティ・ソー』『キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャー』がクロスオーバーして、この一本にまとまるってのは、何ともキモチイイねぇ。これを纏めるのは大変だったと思うけど、そこは脚本/監督の手腕と言ってもいいんだろうな。ただし、前述の作品群をちゃんと見ておかないと、この「アベンジャーズ」の楽しさが半減しちゃうのも確か。そういう意味では、観る人を選びますな。逆に、ちゃんと観た人には、細かな伏線がそれぞれの作品にちりばめられていたことに思い当たるという、そういう美味しさがあると。
大方の批評なんかでも言われているけど、ハルクがいいですな。バナー博士のナイーブさとハルクに変身した後の猛々しさの対比が良いし、今回のハルクはCGではなくてモーションキャプチャーで実際に"演じて"いるというのも、寄与しているのかも。トニー・スタークとスティーブ・ロジャーズの掛け合いも楽しかったし。例によって、ソーとロキの迷惑な兄弟喧嘩にお話しが収斂されてますし。
まあでも、6人のヒーローが敵を前に集結するあのシーンで、ゾクゾクしない人なんかいないでしょ。もう、超カッコイイっしょ。
個人的には、各作品にちょことちょこ出てきてたコールソンが...てのがなんとも、なんだけどね。ま、アベンジャーズのアッセンブルには必要な展開と、そういうことです。
忘れちゃ行けない、エンドクレジット後のお楽しみがね、よかったねー。あのノリは笑えます。シャワルマ食べに行こうというスタークに、皆が乗ったのが面白い。こういうの好きだわ。
こんなビッグプロジェクトがこれだけで終わるわけなく、アイアンマン3、アベンジャーズ2が控えているらしい。ラストに出てきた謎の異星人サノスもいるしなー。まだまだ楽しませてくれそう。

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「アベンジャーズ 」(原題:Marvel's The Avengers) 12米 監督/脚本:ジョス・ウィードン CAST:ロバート・ダウニー・Jr、クリス・エヴァンス、マーク・ラファロ、クリス・ヘムズワース、ジェレミー・レナー、スカーレット・ヨハンソン、サミュエル・L・ジャクソン、トム・ヒドルストン他

あの、トータル・リコールのリメイク。いやいや、あれをリメイクするのか、とやや疑問符付きで鑑賞した訳なんだけど、いやー、トータル・リコールだった、確かに。いい意味で。オリジナルへのリスペクトで、忠実にブローアップしてて、いかにもトータルリコールだなぁという、そういう印象です。
シュワルツネッガー/バーホーベン版の明るい画面とは違い、よりリアリティのあるダークなイメージ。まぁ敢えてなんだろうけど、「ブレード・ランナー」に強くインスパイアされているであろうその世界観は、ディック繋がりということでアリですな。
有名な"Two weeks."のおばさんのシーンも、違うカタチで再現。そして、あのおばさんもちゃんと出演してるところは、なんとも楽しいお遊びですなぁ。
さて、 シュワルツネッガー/バーホーベン版では、実は全てが夢だった...のか?的なエンディングになっているだけど、この2012版ではそういう見せ方はしてないねぇ。ちょいと深みが足りないような気がしたのが、残念。しかしながら、充分に楽しめるSFアクション映画にはなっているぞ。楽しかった。 ワイズマン監督、「トータル・リコール」と「ブレード・ランナー」をリスペクトしてるんだろうな。

-- 「トータル・リコール」(原題:Total Recall) 12米 監督:レン・ワイズマン 原案:ロナルド・シャセット、ダン・オバノン、ジョン・ポービル、カート・ウィマー  原作:フィリップ・K・ディック CAST:コリン・ファレル、ジェシカ・ビール 、ケイト・ベッキンセイル他
過去2作品の伏線がすべてこの作品で集約され、ダークナイト=闇の騎士のレジェンドはここに完結した。おそらく...そのはず。

前作のジョーカーのイメージがあまりに強く、正直ベインというキャラクターがどこまで際立つのか、まして、全シリーズの「Mrフリーズの逆襲」のイメージもあったりなんで心配だったが、オープニングからなかなかの活躍ぶりで安心。だんだんとゴッサムを手中に収めていく過程はなかなかのものなのだが、なぜ彼がゴッサムやバットマンに執着心を抱くのかがちょっと希薄な気がして、ややじれったさも。いや、それは贅沢な印象で、もちろん終始面白かった訳なんだが。しかし、それも実は演出だったのかと。終盤の思わぬどんでん返しから全てがスッキリと霧が晴れたようになりましたそうか、そういうことだったのね。ベインもそういう意味では哀しいキャラクターだったのだと。で、ドンドンとテンポを上げて一気にクライマックスへ。ゴッサムの壊滅は免れて、代わりに大きな代償が...。

さて、バットマンは他のスーパーヒーローのように宇宙人だったりミュータントだったり、特殊の応力を持っているわけではないということを、今作でも改めて描いてます。そう、少しの財力と肉体的な鍛錬、そして強靱な精神力によって成り立っているのだと。地下牢を脱走するために彼が必要としたのは、筋肉ではなく精神力だったわけで。そこがね、バットマンのテーマでしょう。
そして、もう一つのテーマは正義。正義を成すということはどういうことなのか。大きな闇を葬るには、うわべの法を超えた、法ではない正義、闇の力を使わなければならない。マスクに象徴されるアイコンとしての闇の正義の力。これを成すことが、どれほど大きな精神力を必要とするか。強靱な力は肉体でなく精神にこそ必要であると。それがテーマですなぁ。

バットマンを失ったゴッサムのその後を、ラストでのいくつかの描写で説明しているのだが、ここもやはり見ものかと。"バット"の自動操縦システムが、ブルースによって完成されていたこと。修復されたバットシグナルの前に立つゴードン。ブレイクが「ロビン」と呼ばれるところ。アルフレッドが観た光景。そして、ブレイクがバットケイブに侵入する...。ゴッサムが再び強大な悪に蹂躙されたとき、三度ダークナイトは現れるはずだ、今度はサイドキックとともに、と観客に強く印象づけて幕を閉じるところは、さすがクリストファー・ノーランだなぁと。

骨太のドラマを観た。素晴らしい作品。最高の賛辞を送りたい。

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「ダークナイト ライジング」(原題:The Dark Knight Rises) 12米 監督:クリストファー・ノーラン CAST:クリスチャン・ベール、マイケル・ケイン、トム・ハーディ、ゲイリー・オールドマン、アン・ハサウェイ、モーガン・フリーマン
劇場版としては3度目になるのかしらん。77年版、02-05年のサミ・ライミ3部作。そして今回新たなシリーズ開始と。77年版も観に行ったくらいだからね-、35年前にさ。原作のコミックスも神保町へ買いに行ってたくらいのアメコミ好きだったわけですよ、当時高校生のMAXは。
さて、サム・ライミ版も楽しかったんだけど、敢えて今回またリメイクなのかってことですけどね。まぁ。役者が老けるということもやはりコミックは生き物なので、最新の生活描写なんかがすごく生きてくる。それには設定も少しづつ見直さなきゃいけないし、キャラクターの内面の描き方も変わってくるのかと。
で、このマーク・ウェブ版ですが、個人的には非常に原作の持つアメコミ世界観に近いなーと。元々スパイディは戦いながらもずっとおしゃべりしてるようなイメージなんだけど、その辺りの根の明るさみたいなトコロはちゃんと出ていて楽しい。もちろんお話しとしては、人も死んだり哀しいこともあったりで、重たいところもあるけれど、スパイディの明るさがちゃんと描かれてたです。そこがいいよね。後味もスッキリしていて。もちろん、続編も作っちゃいますけど何か、的な伏線も張りまくりだし。だってオズボーンの名前があれだけ出てくるんだもんね。ピーターの出自や両親の秘密もあるし。
ヒロインがグエンってところもウレシイですなぁ、古くからのコミックファンには。もちろん、コミックでは哀しい結末があるし、おそらく今後もそういう展開になりそうな気配ですがね。MJよりもグエンの方が、ピーターにはお似合いという古いファンはまだまだいるのではないかな?
ちゃんとエンターテイメントしている、いい意味で非常に無難な楽しい映画。これはBD出たら買うでしょう。IMAX3Dで観ましたが、目が疲れずホントに素晴らしかったですよ。

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「アメイジング・スパイダーマン」(原題:The Amazing Spider-Man) 12 監督:マーク・ウェブ CAST:アンドリュー・ガーフィールド、エマ・ストーン、リス・エヴァンス、デニス・リアリー、マーティン・シーン

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