伊那市の千代田湖で2泊3日キャンプ
23年9月22日から24日の2泊3日で、長野県伊那市高遠町にある千代田湖キャンプ場に行ってきました。
今回は数十年来のお友達のちいこさん、あきさん夫妻とのソロ×デュオのグルキャンです。元々は特撮繋がりで知り合ったお友達なのですが、既に30年近く経ってしまいましたね、それから。ずいぶん前に茅野市で、ウチの妻も一緒に4人でデイキャンプをしたことはあったのですが、お泊まりグループキャンプは初めてなのです。
私は相変わらずのバイク、ちいこさん、あきさんはクルマで、茅野市内のスーパーの駐車場で待ち合わせ。ここで夜の食材を仕入れまして、近くの蕎麦屋で昼飯。そしてチェックインの時刻に合わせて、おもむろにキャンプ場に向かいます。


借りたキャリーで荷物運搬
茅野市街から千代田湖迄は30分位。ちょうどチェックイン時刻になったので、事前にメールで指定されたURLからキャンプ場のWiFiを使ってチェックインします。こちらのキャンプ場は管理人は常駐しておらず、セルフチェックインとなってます。まぁ安い利用料で運営するならこういうやり方もありですね。とはいえ、トイレや水場などはきちんと整備されていて全く問題ありません。駐車場は、場合によっては少しサイトから離れたところになってしまうのは仕方ないかな。サイトへの車両乗入れはできないので、駐車場からはキャンプ場で貸し出している一輪車などを使って荷物を運びます。今回は同行のちいこさん、あきさんからキャリーを借りたので、楽ちんでした。
湖畔のサイトはさすがに埋まっていましたので、そこからは少し下がった林の端にテントを並べて設営します。




サイトの片付けなどしてるうちに、段々と日が傾いていきます。となると、お隣のタープの下に寄せていただきまして、お楽しみの夕食タイム。ちいこさん、あきさんが持ってきた七輪を使って焼き鳥とか焼きつつ、私が作ったカップヌードル炒飯を食べるという、キャンプっぽい色々ありのご飯となりました。このカップヌードル炒飯は前回のソロキャンプでも作ったレシピ。簡単かつ旨いんだけど量が多いというものだったんですが、今回は3人でシェアできるので、これならちょうど良いですね。


さて、お腹も満たされ夜も深まってきたので、珈琲を淹れてしばしまったりと歓談タイム。焚き火の炎を眺めながら、色々楽しくおしゃべりできました。




翌朝は少し冷えました。湖上は霧に覆われて幻想的な風景となりました。


さて、霧が晴れてきたら朝飯です。いつもと同じような定番メニューですが、パンとベーコンエッグ。そして淹れ立ての珈琲。千代田湖のキャンプの朝はこれで始まります。


午前中には他のキャンプ客がほとんど帰ってしまいました。湖の近くのサイトが空いたので、そちらにテントを引っ越します。湖ギリギリにテントを張れるのがこのキャンプ場の魅力のひとつ、せっかくなのでそれを享受しましょうということで、2組ともに張り直します。
いやあ、やはり気持ちいい。目の前がもうすぐ湖水ですもの。湖を通ってくる風がとても心地よくて最高です。
湖畔の反対側から、自分達のテントの写真をとてて観ましたが、何というか日本じゃないみたい。素晴らしい光景じゃありませんか。このあとのチェックインまではかなり開放的な環境でしたね。


とりあえず残り物の食材でお昼を早めに済ませたら、ちいこさん、あきさんの車に同乗させてもらい、まずは地元の「信州高遠温泉さくらの湯」へ。キャンプ場から30分ほど走ったところにある、なかなか立派で綺麗な温泉施設でした。とろみのあるアルカリ性単純温泉で疲れが取れますねぇ。あまり混んでおらずのんびりできましたよ。
そして今日の食材買い出しには、地元スーパーの「高遠食彩館」。広くて地元ならではのオリジナルな食材も数多くあり楽しいスーパーでした。


さて、キャンプ場に戻ってみると、予想通りテントが増えてました。まぁ、土曜日ですからそりゃそこそこはお客さん来ますよね。我々は午前中にテントを湖畔の特等席に移動済みでしたので、視線を他のテントに邪魔されることなく、素晴らしい眺めを享受することができてます。いやあ、これは作戦が功を奏したということになりますね。快適です。


さて、しばし各々のんびりと過ごした後は、夕飯ですね。買ってきた肉やら野菜やらの食材を七輪で焼きつつ、今夜はパスタを作ります。とはいえ、ゆで汁が残らない量の水でパスタ2人分を茹でて、別途温めておいたパスタソースとミートボールをかけるだけのお手軽料理。ミートボール入れるのは、やはりカリオストロの城のアレが好きだからです。良い加減の茹で具合で、これも美味しくいただきました。


暗くなってくると共に、気温がだいぶ下がってきました。この日は焚き火をやらなかったのですが、七輪で暖を取ることができまして、よかったなぁ、七輪万能かよって思いました。
そんなわけで早めにそれぞれのテントに戻り、夜をのんびりと楽しみます。私はしばらくぼけーっと暗い湖を眺めながら、何かを考えているような、何も考えていないような、そんな時間を過ごしました。まぁ、こういう時間がキャンプの醍醐味ですよね。日常から切り離された環境で、何も考えずに過ごす。いや、色々と考えてはいるんですけどね、実は。けど、飛沫のように消えてしまう思考とともに、チルな時間を過ごすのが良いのです。
ぐっすりと寝た翌朝、朝飯は例によって目玉焼きにソーセージとトースト。
撤収開始までは少し休憩ですね。


とまぁ、こんな感じで休憩をちょこちょこと挟みながら、荷物をまとめていきます。細かいものをあらかた片付けて先にバイクに積んで、最後にテントを畳んでバッグに収納。一式すべてを片付け終わるのが、想定よりも早めに済んだのでよかったですわ。


綺麗に後片付けしたら、千代田湖キャンプ場を後にします。
ちいこさん、あきさんとは茅野のファミレスに寄ってお茶とランチしてから別れました。
その後、茅野の無人となっている義母の実家の様子を見てから、諏訪市の友人宅を訪問。せっかく近くまで来たのだからということでお邪魔させていただきました。
14時30分頃に諏訪ICに乗り、帰宅が19時頃。中央高速がそこそこの渋滞でしたのですり抜けで結構神経使いました。
ということで、かなり久しぶりの県外へのバイクキャンプ、しかも初めてのグループキャンプでした。いやぁ、面白かった。ちいこさん、あきさん夫妻には大感謝です。焚き火台を用意してもらったり、ゴミを持っていってもらったり、キャリーを貸していただいたり。色々と楽をさせてもらいました。
夜も、喰って、話して、ソロとはまた違う楽しさでしたね。
これはまた行きたいなぁと思うわけですよ、やはりね。さてさて、次はどこ行きましょ。
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