小菊のこと

2023-11-06

2023年10月17日深夜0時40分頃、愛猫の小菊が虹の橋を渡りました。17歳(推定)でした。

つい1週間前までは元気でした。とはいえ17歳の年相応ではありましたが、全く問題なく家の中を歩き回って、ご飯食べて、寝て、といういつもの状態でした。しかしながら急にご飯を食べなくなり、色々とフードを変えてみたりもしましたが受け付けず。

土曜日に病院に連れて行って、血液検査とエコー検査を受けたところ、エコーは異常なしながら、血液検査では炎症を発症していることが判明。リンパ腫の可能性ありとのことでした。ステロイド系の薬を処方されました。

しかしながら、熱もあるようで全く食欲なく、薬の服用もままならず。何とか無理に口の中にちゅーる系を入れますが、とても嫌がります。

月曜には体力が衰えてきて、夕方には呼吸が荒くなってきました。この状態を見て、妻と覚悟を決め、後はひたすら一緒に寄り添って、体を撫でてあげたり、これまでの楽しかった思い出を話しかけてあげました。

夜になると呼吸が辛くなり苦しむ様子もありましたが、ふたりで励ましながら様子を見守ります。

そして。

日付が変わって少し絶った0時40分頃、妻の歌う子守歌を聞きながら、静かに息を引き取りました。最後は穏やかでした。

朝になってから、以前にもお世話になった訪問ペット火葬に連絡し、家の駐車場での火葬を依頼します。そして火葬サービスが来るまでにお供えの花を買いに行き、ご遺体を綺麗に飾ってあげました。そして先ほど荼毘に付し、小菊はお骨になって手元に戻ってきました。

小菊は17年前に、虎千代、桜子とともに家にやってきた元野良猫です。まだ、乳離れしたばかり位で、小さな子でした。その後も体はあまり大きくならず、ずっとチビ助のまま。末っ子キャラでしたね。

虎千代、桜子が先に虹の橋を渡った後、一時少しストレスで尻尾が細くなったりしましたが、ほぼ病気などせずに17歳まで頑張りました。

元々ちょっと気難しくあまり人慣れのしない子だったのですが、ここ数年、コロナ禍で在宅勤務が多くなってからはだいぶ甘えっこになりました。ツンデレというか、人に媚びないくせに、時々甘えるという性格ですね。さらにはこちらの言うこともよくわかるようになり、絆が強くなったと感じていました。

子供のいない夫婦にとっては、本当にかけがえのない家族でした。たくさんの癒やしと思い出、楽しい時間を本当にありがとう。この子らのことはずっとずっと忘れませんし、将来我々がそちら側に渡るときにまた会えるのをとてもとても楽しみにしています。まだ、先のことになりそうですが。

さて、我が家の猫活はこれでお終いです。小菊を最後の猫にしようと、だいぶ前から夫婦で話してきました。ここから新たな子を迎えても20年面倒みる事ができない可能性が高いからです。猫には関わって行くこともあるかもしれませんが、自分の子として迎えることはないでしょう。
ちょっと寂しいですが…。

ネコ

Posted by MAX