アマチュア無線局再開局への道 その1

先日、東日本大震災から2年を迎えた。震災の日のあの生々しい記憶は決して消えるものではないし、忘れてはならない。さて、当日個人的に非常に困ったのが、通信インフラの問題。携帯キャリアのインフラはやはり脆弱であったことが露呈された結果となった。たまたま会社にいてネットも繋がる環境だったのでまだよかったが、これがもっと被害の大きいところであったり、屋外であったりすると、大変である。

そこで、昔やっていたアマチュア無線を再開局しようと思い立った。実際に震災当時もアマチュア無線は役に立ったらしいし、ハンディトランシーバーがあれば安心である。しかも最近のハンディはオールバンド受信、ラジオ放送から消防・救急無線なども受信が出来るらしい。ということで、思い立ったが吉日、早速準備に。
アマチュア無線の開局には、まずは無線従事者免許が必要。MAXは中学生の時に電話級(現4級)そして、高校生の時に第2級アマチュア無線技士の資格を取っている。2アマはモールス信号が打てる。ツートンツートンというやつね。まぁアナログな通信手段だけど、確実性は高い。35年くらい前に覚えたモールス、何故か忘れないもので。今でも使えます。ちょっと意外な特技でしょ。
そして無線局免許状も必要。これがあのコールサインが記されているやつね。JA1○○○みたいな。免許状は5年ごとに更新が必要で、これを怠るとコールサインも再割り当てされちゃう。まぁ携帯の電話番号みたいなもの。だけど、昔は再割り当てはなかったので、ほぼ名前に等しかった。ので、当時使っていたコールサインには思い入れがある。再割り当てされていなければ、過去のコールが割り当てられるということで早速総務省のHPで確認。空いてました!
手続きについては、昔と違ってネット経由で出来たりとか、大きく変わってます。その辺りひととおり調べて準備。まず必要なのは、昔取った無線従事者免許。無線従事者免許は一度取得すると書き換えがない。ので、中学、高校の頃のものをそのまま使うのだが…これが見当たらない。無線局免許状と一緒にどこかに保管してあるはずなのだが、家中探しても見当たらないのだ。困りました…。観念して従事者免許の再交付申請を行うことに。総務省の総合通信局に申請書類を送る。
が、なんとその申請書類を投函した翌日、ベッドの下から段ボールに入った従事者免許証が出てきました!古い無線局免許状も一緒に!いやいやなんともタイミングの悪い。新しい免許が発行されちゃうと旧免許は無効になってしまう。当時の免許証、残しときたいじゃないですか。だってほら、こんな感じなんですよ。
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ね、これ残したいでしょ。往年の紅顔の美少年の写真…(笑)。
で、すぐに関東総合通信局に電話して、送付した申請書を無効にしてもらいました。
ふう、なんとか再開局の準備の第一歩が踏み出せたようです。
続く…。

ツレヅレ

Posted by MAX