侍戦隊シンケンジャー 第四十七幕「絆」

十臓と丈瑠の因縁にも、ついに決着が。十臓の最期は哀しく。その足を止めたのは、裏正に宿った妻の魂。あえて、ここで、このときに。十臓の外道としての心は放たれて、丈瑠の放った一閃がゆっくりと効いていく。人の道を外すこと。人の心を失うこと。外道という存在は、そういったもの。どの外道もその人間の情念に、結局は縛られているのだろう。丈瑠も自分が空っぽであったと本当に思ってしまったなら、外道に墜ちる可能性もあったわけだが、家臣達との絆は真実のモノ。それが丈瑠を助けたわけだ。
そしてもうひとり、情念に縛られる外道。薄皮太夫。その情念を吐き出すことで、三途の川をあふれさせ、ドウコクを呼ぶ。外道であるがゆえに。
さて、次回は最終回前。テンション高くなってます。