仮面ライダーファイズ 「第17話」

ダメダメたっくんに容赦なく襲い掛かるカイザ=雅人。ファイズもファイズエッジ出して反撃ですわ。まさに火花が散るファイズとカイザの戦い。ライダー同士の戦いが龍騎に続いてまたも見られるとは、こりゃお得?ま、ファイズとカイザのほうが見た目ライダーらしさは全然上だけどね。平成版ダブルライダーって感じかな。まぁ、ストレートな分かりやすい友情ではないけれど、このふたり、どこかで結びついてるわけだよね、きっと。そんな関係が今風で面白いかも。雅人の言う「ファイズとしてお終いだ」というい言葉も嫌味にも取れるが、その裏の意味も取ろうとも思えば取れるしね。
でも、そんな巧はオルフェノクと戦わなかったことも、雅人との対立も、一切弁解がましいことは言わず。真理、啓太郎との間に溝を作ってしまうのだな。人間関係を築くの苦手な巧という少年を、うまく描いてるんじゃないの。
前回トビウオくんに襲われた森下。絶命したはずなのに、勇治の部屋で目を覚ます。そして、妹の敵を討つためには悪魔に魂を売ってもいいとまでいい、部屋を出て行く。勇治が返した携帯ストラップとともに。そう、オルフェノクに教われていったん死んだ人間が目を覚ますということは…それは、新たなオルフェノクの誕生である。オリジナルではないが…。そのことを、自分が殺めた千恵の兄、森下がオルフェノクとなってしまったことを勇治は悟る。オルフェノクである自分が殺した千恵。その兄もまたオルフェノクに。なんという皮肉なめぐりあわせか。
悩むふたりの男はなぜかバッティングセンターにいた。巧と勇治。この二人、よく会う。行く先々に出会うと言う感じだ。まぁ、ドラマのご都合主義だね、このあたりは。オルフェノクを倒せなくなってしまった巧。自分の行為の因果によって、新たなオルフェノクが出現してしまった勇治。しかし、それを赤の他人に話すことは出来ない…。しかし、白球を打ちながら、なんとなく心を開いていくふたり。その正体をまだ、互いに知らない。相手の正体が、それぞれが敵とする者であることを知ったとき、心を開いてしまった彼らはどうするんだろうか?
ふたりの携帯にそれぞれ連絡が入る。巧には、偶然クリーニングの配達で居合わせてしまったオルフェノクの殺害現場の啓太郎から。そして、勇治には自分が変化して、妹を貶める発言をした男を手にかけてしまった森下から。偶然にもその場所は同じ。駆けつける巧。駆けつける勇治。
森下が千恵を思うあまり暴走してしまった事を知り、彼らは千恵の通っていた大学へ向かう。だが時遅く、森下は殺戮を行っていた。勇治の目の前で森下=アルマジロオルフェノクは携帯ストラップを踏みつけて次なる獲物を探す。勇治は、その姿を見て、泣きながら叫ぶ。「あの人はもう、人間じゃない!」しかし、勇治には何もできない…。
アルマジロオルフェノクに襲われた学生は、いったんは目を覚ます。そして、巧の腕の中で砂となる。先ほどまで生きていた人間が、今は手の中で砂になっている。その砂をじっとみつめる巧。しかし、アルマジロはさらに人を襲わんとする。既に人の心を失ってしまい、力のあまり暴走している。もう、人間でないものに完全になってしまった。
真理は巧に「猫舌を直す方法」を教えるため、彼らの後を追ってきていた。そんなことのために…。いや、そんなことのためにここまでやってこられるのが、彼らの絆。その気持ちを知る巧。そして、手の砂をまたじっと見つめる。「戦うことが罪なら、俺が背負ってやる!」吹っ切れたか、巧!ここにいたるまでの巧の心をうまく描いた好篇ですね、こりゃ。
っかうして、アルマジロくん、そして飛び入りのトビウオくんまで見事に倒した巧。だが、彼の背負ったものは重い。戦いに勝った彼らを笑顔で見やる真理と啓太郎。しかし、巧の心の重さまでは思い至らないのだ。
で、その頃雅人は…カイザバッシャーでツーリング(違)。三本目のベルト…?