エコエコアザラク ~眼~ 「Night 11 魔女狩り」

額に第3の眼が突如現れるというバシリスク症候群。伝染性もあり、罹った人間は凶暴になり特殊な能力も持つようになるという恐ろしい病気。これは社会から排除すべき。自警団を作って、バジリスク症候群患者を排除しようとする人々。こういった過ちを、人はずっと繰り返してきたのだが。


バシリスク症候群を排除せよ、狩れと、結果的にアジテートの先鋒になっているのは恵理である。しかし彼女は自分の特別な力によって選ばれた存在であると思っているが、彼女もまた単なるマリオネットに過ぎない。その後ろに大きな力が動いている。その力は東京を本当の魔都にしようとしている。かつて南淵高校を実験フィールドとして利用した、それをさらに規模を大きくし、東京全体を魔都としようとしている。そして、その存在は黒井ミサという存在が邪魔なのだ。
黒井ミサの周りに現れる謎の存在。“式”か?あきらかにミサに標的を定めて襲ってくる闇の力。そして、田上との共闘を受け入れたのもつかの間、バジリスク症候群の発症元、最初の患者としてミサが名指しで追われることとなる。何が一体ミサを追い込むのか。そして、闇の力の目的は何なのか。