エコエコアザラク ~眼~ 「Night 03 赤い部屋」

ミサを取り巻く人々の日常が徐々に変わり始める。魔都東京。そこに集う呪の念。魔都はますます変わって行く。人々の呪が集中するその場所は、夜になると姿を変えるのだ。


ミサとほんの少しずつ関わった人たち。SMクラブ赤い部屋の女主人。人探しに長けた興信所調査員。無邪気に見えながら、その心の底に暗きものを持つ女子高生。窃視されるイベントコンパニオン。それぞれが少しずつ日常から逸脱して行く。そして、その中心にいるのが黒井ミサなのだ。
今回は、いくつもの伏線集といった風情のストーリー構成となっている。これらの伏線がどう絡み合い、どうミサと関わりあっていくのか、次回以降の展開が楽しみなところ。しかし、そんな前振り的な回ながら、ミサがダークパワーを発揮する見せ場もあり、楽しめる内容であった。
MAX的には、来栖あつこ扮する邪眼を持つコンパニオンが、どうミサと絡んでくるのかが非常に楽しみなところ。ライバルというか敵味方として、魔術を駆使したバトルなどしてくれると面白いのだが。