仮面ライダーカブト 「第1話」

なんつうか、BFカブトですか、これって…なんてのがカブトのスーツ観た第一印象だったわけですが、後はもうストーリーと実際に動いてナンボのもんですから、第1話を楽しみしてたわけで。
いやいや、なかなかのハード路線。侵略SF風。(おそらく)宇宙からの侵略者に対抗する謎の組織ZECT。ってTLTに似てますなぁ。ダークなトーンもなんとなく。そのZECTがゼクトルーパーで組織的にワームに対抗してるんですが、まぁ歯が立たないと。で、開発中だったマスクドライダーシステムを導入するわけだが、その装着者がZECT内ではなく、謎の男、天道総司になっちゃうわけです。あのカブトムシくん(違っ)は、その使用者を自ら選ぶようで。この時をずっと待っていたという天道のところにブーンと。
第1話はまだまだ人物紹介編ながら、短い時間でメインの3人をうまく紹介してましたな。7年前の隕石落下を語るのがひより。人とのコミュニケーションは苦手だが、マシンとは話が出来るとか、7年前の事件で“何か”があったりらしかったり、この子も色々と深いところがありそうで面白い。そして、仮面ライダーになれなかった男、加賀美。ま、普通にいる正義感あふれた粗忽者、という感じでしょうか。視聴者の身代わりで。そして、天道総司。主人公は謎めいて、そして桁違いに強くなきゃいけません。しかも妹がめちゃめちゃ可愛いとなれば、もういうことなし。お芝居には若干の不安があるけど、まぁ段々と慣れるでしょ。あの要潤だって、最初は(ry
ライダー登場もどうやら現場の田所や岬の予想しなかった展開だったようで。一体何でカブトムシくんは天道を選んだのか。そして天道はなぜマスクドライダーシステムのライダーベルトを持っていたのか。なんて謎を引っ張りつつ、以下に期待。
カブトの2段変身は、玩具的にも面白いですな。メカ系なのでいくらでもパワーアップできるし。ワームのデザインはなかなか良いです。第1話は伝統に従って、蜘蛛怪人。韮沢氏のクリエーチャーは好きですので。
ライダー生誕35周年。あー、もうそんなに経っちゃったのかぁ…。てなことで力が入ります。