スカイハイ2 第三死「ジャッジメント」

大きな力を持つ者がその力の使い道を誤ることは、許されざる罪である。しかしながら、それが愛する者を救うためだったとしたら、どうなのだろうか?


難病の娘を持つ女性弁護士。その娘の主治医が殺人を犯し、弁護を依頼する。医者は確実にクロ。しかし、医者が投獄されると、自分の子供は助からない。子供を助けるためには、どんな手をも使って無実を勝ち取らなければならない。どんな手を使っても。
ううむ、なかなかうまいシチュエーションである。
とよた真帆演じる女弁護士は、自分がやってきたことをどう感じていたか。弁護士として法を護ること、弱者を救済すること、その基本的な精神から敢えて眼を背け、娘のためだからと医者を無罪としてしまった。その結果さらに犠牲者を増やすことになる。
結果、自分を殺した犯人を憎まずに、医者を呪い殺す選択をした彼女。これによって、この先さらに出るであろう犠牲者を救うことができたということに。
娘は手術に向かうが、その執刀はもちろん違う医師であろう。そして、その手術が成功する確率は非常に低い。また、その結果を見ることなく、彼女は地獄へと旅立つ。
大きな力を持つ者がその力の使い道を誤ることは、許されざる罪である。しかし、親というものはそうしたものなのではないだろうか。
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