スター・トレック イントゥ・ダークネス

さて、一足先に見てきました。ベネディクト・カンバーバッチ来日記念の特別先行プレビューです。いやいや、会場のTOHOシネマズ六本木についたら、もう女性ばっかり。そんな予感はしてたんだけどね。女性率98%くらいな感じでした。上映前の挨拶にベネディクトが登場すると、そりゃもう大変な騒ぎでした。おそらくスタトレが好きで来てる人はほとんどいないかと。前作、あるいはシリーズ観てる人もほとんどいないだろうなぁ。だって、ベネディクト演じるジョン・ハリソンの正体がわかったときに、はぁっ!みたいは反応は皆無だったから…。でも楽しんでもらえたら、それでいいですよ。単体でも充分に面白い映画だから。

さて、前作は旧シリーズの時間軸とは別のパラレルワールドでの話ということで、その辺りスポックを中心にうまく説明してました。その流れでの今作。エンタープライズに後に乗り込むクルー達が前作で集まり、さらに今回も大変な事件が起こっちゃうと。で、その事件の途中で、クルー達の絆が深まると。そういう話ですね。
事件のほうはこれは詳しく書くと超ネタバレだし、SNSとかブログに書くなというお願いのチラシも配布されたので、まぁ観てのお楽しみと。でも、なかなかのスケール感ですなぁ。世紀の悪役とも言われてるベネディクトも、非常にいい感じです。しかも、その正体が***なんだもの。燃えますよ。
カークとスポックの友情も、この映画では大きなテーマで。さすが、J.J.エイブラムス、泣かせる演出も上手いです。まぁこうなるだろうねぇという展開なんですが、なかなかに感動させますよ。
てなわけで、面白い娯楽作品。旧作や前作を知らなくても楽しめる。知っていたら、さらに楽しめるという、いい映画でした。ラストで5Year Missionに旅立つエンタープライズを観て、心躍らないトレッキーはいないでしょう。
 「スター・トレック イントゥ・ダークネス」(原題:Star Trek Into Darkness) 13米 監督:J・J・エイブラムス 出演者:クリス・パイン、ザカリー・クイント、ベネディクト・カンバーバッチ、カール・アーバン、ゾーイ・サルダナ、アリス・イヴ、サイモン・ペグ、ジョン・チョー、アントン・イェルチン、ピーター・ウェラー他