三沢へ友人の墓参に
6月10日(土)~6月11日(日)で、青森県三沢市まで友人の墓参に行ってきました。
彼は大学の同級生。青森出身の朴訥な外見とは裏腹に、積極的に人とコミュニケーションを取るタイプで、多くの友人がいました。私も同じ語学クラスで出会い、そのメンバー達とは今に至るまで40年以上もつき合いがあります。そんなメンバーで、一昨年に亡くなった彼の墓参に行ってきました。
2003年に脳梗塞を患い、以降身体の自由がきかず、また言葉を発すにも苦労するという状態。その際には皆で三沢市の彼のところに見舞いにも行っています。また、それ以降は4年に一度の同窓会には上京したりもしていました。
それが3年前の暮れ近くに癌であることが発覚。わかった時点では既にステージ4でした。ちょうどコロナ禍とも重なりなかなか見舞いにも行けず心配していたのですが、一昨年6月に亡くなったとの連絡を奥様からもらいました。
そして3回忌にあたる今年、新型コロナによる行動制限もなくなったので、有志で墓参に行ったという次第です。
今回は7人での旅行となりました。メンバーは皆還暦を超えており、すっかり頭は薄く、お腹はだぶつくというていたらくではありますが、三沢に到着した日の夜の宴会は、まるで40年前に戻ったかのような楽しいひとときでした。
翌日は友人宅にお邪魔し、仏壇に手を合わせて、奥様としばしお話しさせていただき彼の最期の様子などもお聞きしました。その後はお墓に移動し、こちらでも線香を上げて手を合わせ、彼に聞こえるよう大学の校歌を皆で歌いました。
ふたりのお子さんとも今は立派に社会人になっており、長男は夢だった新聞記者に、次男はIT関係の仕事に就いているとのこと。まぁ心残りはなかったことでしょう。
こうやって40年経っても集まれる仲間は素晴らしいと思いますし、もし自分が死んだ時も彼等は来てくれるかな、なんてことを帰りの機中で考えてしまいました。
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