ウルトラマンネクサス 「Final Episode 絆 -ネクサス-」

いよいよ最終回。駆け足で色んな謎をドンドン明らかにしちゃうわけです。来訪者がレーテを発動すると力が弱まるとか。海本が来訪者からのメッセージを受け取っていたとか。
でもって、凪が4番目のデュナミストであったとか。つか、あっさりと描き過ぎかもしれん…。
さらには18年前にコロラドで闇に取り込まれた研究員はイッシーにクリソツだったとか。いや、逆か。てなわけでイッシーがついに正体を現して、暴走し始めるわけですな。NRの中に最大の敵がいたというのは、なかなか思いもかけない展開で面白い。
暴走するイッシー、セントラルドグマ、いやSECTION-0に侵入。ここに来訪者がいたとはねぇ。つか、やはり某アニメの影響ってあるんじゃなかろうか。似てますな、こういうところが。レーテを発動して力の弱まった来訪者のバリヤは弱いわけです。実体化したイラストレーターは、体力はいまいちですな。持ちなれない銃はあんまり役にたたんし。で、凪の両親を殺したのもイッシーだったと。イラストレイターの制止も聞かず、怒りにまかせてウルトラマンに変身する凪。4番目のウルトラマンである。
ところが、これも全てイッシーの仕業。これまでのすべてのことは、この瞬間のためにあったと。ネクサスは来訪者の恐怖のやみエネルギーに囚われ光を奪われる。そしてイッシーは来訪者から闇のエネルギーを吸収し、本来の姿を取り戻す。ダークザギ。漆黒の闇。
さて、ダークザギは街を破壊し、世界を恐怖に陥れんとする。その頃闇に囚われたデュナミスト、凪を助けんと、孤門は自ら闇の中に身を投じる。そして、隊長はひとり出撃する。シューターに自分ひとりしかいないことを改めて心に刻みながら。
孤門は闇の粒子の中で、ついに凪の手を掴む。平成ウルトラタッチ!いや、じゃなくて、瞬時にダークザギの暴れる新宿に転移している。そして。
そして、孤門の手にはエボルトラスターが握られていた。光は孤門を選んだ。5番目のデュナミスト。エボルトラスターを掲げる孤門。光につつまれる。
ダークザギとの死闘。かつてのデュナミストが孤門に語りかける。姫矢が、憐が。そして来訪者の力がなくなった今、レーテの影響から解放された人々が思い出す。目の前の銀色の巨人がかつて自分達を助けてくれたことを。大人たちが、そして子供たちが。
そして、ネクサスはノアに。あー、ここでノアをだしますか、やはり。ダークザギを出してきたところでもちろん予測できたけど、やはり出たのね。微妙に世界観が違ってるような、違和感もなくはないが、ま、いいか。これで「N PROJECT」が繋がりました。
ウルトラマンに力を与えるのは、人々の心。これはティガにもちょいと似てますが、ヒーローとして王道なのでしょう。そしてヒーローの王道であるウルトラマンなのだから、こういう展開でむしろよかったなと。
エンディングもなかなか効いてますな。「あきらめるな」かつて孤門が言われた言葉を、今度は孤門が口にする。そうして光は受け継がれていく。つまり、“ネクサス”と。
姫矢篇もダークな感じとかメフィストの登場とか、非常に面白かったのですが、なにせ謎の伏線の張り方とか、いささか救いようのない展開とかが敬遠されちゃいましたな。憐篇になってからはテンポよくなったんだけど、あっさりと謎が説明されちゃったりして、一体なんだったのよ、みたいな気もしたり。そして、最終回で数話分を圧縮しちゃったような気もし。少し残念で。でも、最後にはちゃんとまとめてくれたし、デュナミストも皆無事だったし。爽やかな幕引きでよかったです。充分に楽しませてくれました。