仮面ライダー電王 第1話 「俺、参上!」
なんか前評判悪かったでしょ。史上最弱とか。電車通勤とか。桃太郎仮面とか。でもね、期待を大きく裏切る面白さ、かっこよさじゃないの。
主人公が憑依されて、多重人格ヒーローっていう設定はなかなか面白い。敵の力を利用して戦うのは、仮面ライダーのルーツでもあるからね。元はショッカーの改造人間。イマジンに憑依されて、その力で電王になるというのは、なるほどと。まぁ、電王になると人格も入れ替わるわけだが。今後はこの人格も増えるようですな。複数のイマジンが良太郎という特異点に憑依すると、電王のフォームも増えていくのね。
で、移動はデンライナーだけじゃないみたいですな。ちゃんとバイクにも乗るみたい。オープニングにはばっちり出ているので一安心。また、XR250ベースあたりでしょうかね。
さて、電王ですが、プラットフォームはシンプルで、これはこれでなかなかの石ノ森キャラっぽいですよ。で、これがソードフォームにチェンジすると。変身が非接触型パスっていうのは、さすが今風ですな。SUICAとかPASMOとか。あるいはEdyか。オモチャももちろんこのあたりは再現されるんでしょうな。あのパスケースで通勤したいモンです(笑)。そのソードフォーム、これやはり動いてるとかっこいいんだよなぁ。デザイン画だけ見ちゃうとかなり脱力かと思いきや、造形されてアクションしていると、いいんですよ。ちゃんとソードフォームにセタッチするときは、桃が割れるのがカワイイ。
キャラクターも、主人公の良太郎は気弱でよい。ハナは気が強そうな感じですかね。ナオミは、仮面ライダーに復帰の秋山“真魚”莉奈ちゃん。そしてオーナー役の石丸“世界の車窓から”謙二郎氏が締めます。
メインライターは小林靖子のようで、このところの井上脚本とは違った世界観を見せてくれることを期待。なわけで、次回が楽しみですな。
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