ウルトラマンマックス 「ゼットンの娘」

ゼットンですよ、娘なんですよ。それでもうなんだか訳わからんです。しかも脚本はあの上原正三だし。緩い感じが上正テイストですな。
電波娘のいうことには、ゼットン星人がゼットン怪獣とともに地球を、というかマックスを狙ってくるらしい。何でそんなこと知ってるかというと、自分はゼットンの娘だから。言ってることが完全にイッてますが…。
ま、そんななっちゃんは実はヨシナガせんせいのモルモットだったわけで、全く信頼性がないわけではないと。なわけで、身辺を探るカイトとミズキ。いきなり交通事故に遭遇するが、翌日にはぴんぴんしてるなっちゃん。これ、十分に怪しいだろうが。でも、そのあたりにはあんまり触れず。ひたすらいい子なのね、なっちゃん。今度はアンドロイドじゃないと思うけどさ。
で、寝込みを襲われるなっちゃん。ゼットン星人は1万年前からゼットン因子を人類に植え付けていて、じっと育んできたと。それがなっちゃんで花開いたらしい。が、いまいち何がしたいのかよくわからん(笑)。
ま、ゼットン因子が発動したなっちゃんはハリケンブルーもとい青忍者装束でベースタイタンに侵入。ハックして監視システムのデータを転送しちゃう。で、何故に忍者?
青忍者が本物のなっちゃんかどうか、確かめに行くカイトとミズキ。手の傷はなかったので安心しちゃうわけだが、トラックにはねられて翌日にはぴんぴんしてる人だからなぁ…。
さて、監視システムを突破してきたゼットンが登場。なかなか初代を忠実に再現した造形ですな。あの帰マンに出てきた2代目ゼットンに落胆した中年世代は多いはずだし…。
で。こいつが強い。つうかシールドが強い。なかなか破れないわけです。マックスもピンチ。エネルギーは限界に。さすがはゼットンか。
そこに助っ人登場。なんかタメもなくいきなり出ちゃうのね、ウルトラマンゼノン。ま、その前にオープニングで名前が先に出ましたが。そんで意外と苦戦しながらも、マックスにマックスギャラクシー渡して、さっさと帰ってしまうと。いやー、何でしょ、この人は。マックスとはお知り合いのようですが。デザイン的には今までにない頭の形状だったりて、どこか内山まもる漫画に出てくるウルトラ族のような。
マックスギャラクシーで、あっさりとゼットンを倒すマックス。これでめでたしめでたし?
いやいや、まだゼットンの娘の謎もあるし、防衛システムを破壊した宇宙船の謎も。つうか、今度はあのスーパーロボットが登場かぁ。