ゴジラ ファイナル ウォーズ

これが最後。ホントに最後(?)。いや、最後だそうです。だからお祭りです。もう、最後だったら何でもあり。東宝特撮のいろんなエッセンスをもう一杯一杯に詰め込んで、2時間で一気に見せようってんだから、たいへんなこってす。
「海底軍艦」に「怪獣大戦争」、そして「怪獣総進撃」、さらには「妖星ゴラス」だもんね。もうおなか一杯です。昭和40年代という子供にとって最高の時代を子供として過ごした大人向けの「オール怪獣大進撃」といえますな。
そんなわけで理屈ぬきで楽しめ!そりゃ細かいトコ突っ込めばいくらでも突っ込めますぜ。でも、そういうつまんないことやめて、乗ってしまうしかない。正直乗り切れない、緩慢な描写もけっこうあるんだけどね、特に本編ドラマの部分とか。もうさ、マトリックスの真似は飽きたんだよね。でも、そういうとこには眼をつぶり、次々に繰り広げられる怪獣たちの死闘、轟天号の雄姿なんかに克目したほうが良い。
南極でガイガンをあっさりと倒すその強さに驚愕し。シドニーで例のマグロが好物のトカゲ大将を秒殺するシーンに喝采を送り、富士の麓(怪獣の最終決戦場といえばここ!)でキングシーサー、アンギラス、ラドンと繰り広げるバトルロイヤルに大笑いしなきゃ。そしてほとんど活躍しないままに倒されるヘドラの不憫さに涙せよ。
そして、最終決戦はモンスターX=改造ガイガン(ヤバイよ、これめちゃめちゃカッコいいよ!)VSゴジラ=モスラのタッグマッチ。オールスターですな、まさに。


モンスターXが進化してカイザーギドラになって、これが最後の戦いと。ホントにホントの最後の戦いですか。敵対していたはずの人類からパワーをもらって強くなり、宿敵ギドラをついに倒す。あぁ、このギドラがなぁ、惜しいなぁ造形的に。やはりギドラはキングギドラであってほしいし、あの黄金に光る鱗がないとちょっと寂しいが。
さて、ギドラをも倒し暴走するゴジラに前に立ちはだかるのがミニラつうわけです。ホント、リアルタイム小学生だった頃は、このミニラが嫌いでねぇ。いや、最近まで嫌いだったわけですよ、ミニラ。でも、まぁ、この映画でミニラ見たらもうなんでも許せちゃうような気がしました。こうやって真正面から見せられちゃうと、ぐうの音も出ませんぜ。アリです、アリ。素晴らしいことで。
そんなわけで、お祭りなので楽しんじゃおうぜ。

「ゴジラ ファイナル ウォーズ」 04東宝 監督:北村龍平 CAST:松岡昌宏、菊川玲、Don Frye、水野真紀、北村一輝、水野久美、佐原健二、宝田明 他