夏の大磯行
今日は生まれ育った町、大磯に行ってきました。
この駅舎、子供の頃から変わりません。いい風景ですよね。ただ、この時期の駅前、子供の頃はもっと人が多かった。駅~海水浴場へと下っていく道は多くの人が歩いており、また駅のロータリーには大磯ロングビーチ行きの臨時バスが入れ替わり人を運んでいた。そんな風景が子供の頃にはあったんです。それが大磯の夏だったのですが、今は静かになりました。
駅から母校大磯小学校の前を通って、国道1号線に至ります。この道も何度歩いたかわからないくらい懐かしい道です。
国道1号線に出るとこの湘南発祥の地の碑があります。相模湾のどこからどこまでが湘南なのかという論争は昔からありますが、やはり大磯がその発祥なのだなと思うのです。
この碑のすぐ近くのはやし亭で昼食。エビフライとヒレカツの定食をいただきました。お昼時で店内はほぼ満室。なんとかすみっこの一席空いてるところに滑り込むことができました。地元で人気のトンカツ屋さん、美味しかったです。
食後、少し休憩してから大磯港に少しだけ寄り道。港の駐車場はほぼ満車でした。
さて、両親の墓のある檀那寺、妙輪寺に向かいます。お盆に来られなかったので、少し遅くなりましたが墓参り。いやあ、このときがいちばん暑かった。
ここで弟と落ちあい、町立大磯図書館に向かいます。
上の写真にもあるとおり、今年大磯小学校は創立150周年。ということは、50年前の1973年は創立100周年だったわけです。大磯小学校では創立100周年の記念行事として、生徒の作文や絵画を集めてタイムカプセルとして校内に埋めて、50年後に開封することにしました。そう、今年がその開封の年なのです。この時私は小学5年生でした。
現在、開封したタイムカプセルにあった、当時の個人収蔵品の返却が行われています。今日はその返却日ということで、弟と一緒にもらい受けに行ったのでした。
会場で受付をしていると声を掛けられました。45年程ぶりに会う同級生でした。しばし、その場で話し込んでしまいます、やはり。しかしまぁ、もうみな還暦を過ぎてますからね、外観は変わりました。
機会を作ってまた会いましょうと約束し、その場を辞しました。
さて、自分が何をタイムカプセルに供したのか全く覚えていなかったのですが、作文と算数のノートを提出していたようです。作文は50年後のことを書いたもので、ノートは授業で使っていたものかな?欠講当時は勉強していたのだなと感心。今はこんな熱量でノート取れません(笑)。
50年前にタイムマシンでちょっとだけ戻れたような、そんな大磯行でした。
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません