HAYAKAWA×TSUBURAYA

最近続けて読んだHAYAKAWA×TSUBURAYAシリーズ3冊。ウルトラマン放送開始50年企画ですね。第一線のSF作家がウルトラマンをモチーフに小説にするというもの。SFマガジンに掲載されたものの単行本化で、それぞれとても面白くあっという間に読めてしまいました。
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まずは「多々良島ふたたび」。これはウルトラマン世界の外伝アンソソジー。その後、や、合間にこんなことが起こっていたかと思わせるような、にやりとするエピソードたち。「ウルトラマンデュアル」は、ウルトラマンという概念だけを使った全く別の世界の物語。異星人に侵略された世界で、全てを捨ててウルトラマン化して戦う人々の話。なるほど、こういう展開もあったか。
ウルトラマンのその後の世界で展開する物語が、「ウルトラマンF」。その後の科特隊のメンバーが登場。その後のハヤタ、そしてフジ隊員に起こる異変。FはFemaleのFでもある。
いやぁ、こういう展開は面白い。このシリーズ続けて欲しいものですね。