海賊戦隊ゴーカイジャー 最終話「さよなら宇宙海賊」
「そして、命をかけた大激闘の末についにザンギャックを倒した宇宙海賊たちは、地球のスーパー戦隊達に大いなる力を返した後、またお宝を求めて旅立っていったのでした。そのお話しは、またの機会に…」
そんな語り口で締められるような、すてきな最終回。悪しき者は倒され、強き心を持った若者は、また冒険とロマンを求めて旅立つ。コレに尽きますな。
ゴーカイジャー、本当に面白かった。過去の戦隊を出していくというのは、ディケイドのあまり良くない前例あったので心配したのだが、隅から隅まで戦隊愛に溢れ、過去の戦隊達に大いなる敬意を払いうスタッフの心意気を感じることが出来た。
最後の最後に、アカレンジャー、誠直也氏を持ってきたのはそういうことだろうし、何より誠直也氏もああいう出方なら、喜んで出てもらえるでしょう。
もちろん、6人のキャラがいい具合に立っていて、バランス良かったなぁという点も大いに満足。マーベラスがいかにも悪ガキだし、ジョーはクール、ルカはサバサバした女子で、ハカセは子供っぽさを残すギャグメーカー。アイムはお姫様で、鎧は…ウザイ地球人(笑)。バランスの取れた、そしてゴレンジャーをリスペクトしたであろうキャラの立て方がよかった。
最終回では、鎧に花を持たせたのも好感もてるところ。あれはやはり、地球は地球人の手で護るという、そういうことなんでしょうねぇ。6人目の戦士を地球人にしたのには、大きな意味があったんですな。
そんなわけで、海賊達の航海はまだまだ続くと。楽しい一年でした。
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