2006年02月28日

ウルトラマンマックス 「ようこそ!地球へ」前編•後編

ついに、満を持して登場かな、バルタン星人。いやー、しかもバルタンを撮れるのはやっぱり飯島さんしかいないでしょ。さらには脚本も飯島さん自身、いや千束北男氏だしねぇ。
しかし、かつてのバルタン星人とは性格が変わってきているわけです。まぁ、これはすでに映画「ウルトラマンコスモス」でもやってることだけど、よいバルタンと悪いバルタンがいて、悪いバルタンの侵略を地球の子供とよいバルタンの子供が協力して阻止しようと。そこにウルトラマンが加勢してくれるというオハナシ。映画「コスモス」のリメイクというか、元々千束北男名義で持っていた脚本の2度目の映像化ということになるのかね。
前後編でゆっくりと描いている分、飯島テイストのファンタジックな映像が満載というところですかね。古き良き空想科学シリーズの香りが十分に伝わってくるわけです。お父さんたちにはよかったんじゃないかな。いまどきの子供にはちょっと物足りなかったかもしれないけど。
タイニーバルタンが地球人に化けると可愛い少女というのは、飯島さんらしい、いや円谷プロ作品らしいパターンだったりして。しかも「バルルゥ」なんて掛け声というか呪文というか。そのあたりもほのぼの路線。地球よりもはるかに進化した科学って、ああいうことなのかしらん(笑)。
卓越した科学力を持つわりには、のんびりした攻撃のバルタン星人。造形的には、かなりオリジナルに近いようですな。タイニーバルタンのほうはかなりのアレンジがしてあるけど。で、さすがのマックスも大苦戦なのね、永遠のライバルには。一度は破れ、またクローン攻撃にも苦戦するマックス。それを救ったのはタイニーがバルタン星から持ってきた「銅鐸」。これがなぜかバルタン星人の心を浄化すると。戦意喪失するバルタン星人に、今度はイデじゃなくてダテ博士の怪しげな発明。これで元の人間らしい体に戻れちゃうなんて、地球の科学力はバルタンの科学力に勝っているのか?この発明が“デウス•エクス•マキーナ”じゃないの。元々は人間と同じような姿だったバルタン星人、あんな姿になるのは進化しているのかどうか。
で、すっかり改心したダークバルタン人間体とタイニーバルタンは矮小化して船で故郷に戻るのでした。それを見送る警官役の真夏竜氏…あんまりこの役の必然性がないよな気も。
さてさて、なんだか良くも悪くも空気読んでないエピソードでした。MAX的には飯島テイストは好きなので、“アリ”ですけどねー。「ダイゴロウ対ゴリアス」あたりを髣髴とさせるところです。

投稿者 MAX : 2006年02月28日 22:50 | トラックバック
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