2005年01月03日

ULTRAMAN

これ、おそらくウルトラ映画史上最高傑作といっても良いでしょう。
素晴らしい映画です。
特に30代から40代のウルトラ世代で、子供を持つ父親は見てほしいなぁ。

戦うことの意味、それは誰かを護ることなのだけれど、そのことをストレートに表現するために敢えて主人公が家庭を持つ父親にしたというところがポイントである。
別所哲也はその、普通の人間であり父親をうまく演じていますな。そして、人間以外の物になってしまった者の恐怖を。
従って、主人公に感情移入しやすく、またドラマに深みを持たせることに成功している。いわゆる子供向け映画ではなく一般向け映画として充分に成り立っている。

もちろん、怪獣と銀色の巨人の戦いという部分もおろそかにはされていない。しかし、敢えて様々な過去のフォーマットを完全に無視して、迫力のあるシーンを描ききっているのだ。特に板野サーカスによって描かれた空中シーン、初めて空を飛んだときの真木のとまどいから、ジェットパイロットとしての感覚で自在に大空を駆けるまでのシークエンスが素晴らしい。
また、自衛隊のF15Jとの連携プレイ、コクピットからのザ・ネクストとのアイコンタクトはネクサスにも通じる部分である。

そう、このULTRAMANはネクサスの前日談である。ザ・ネクストはネクサスがはじめて地球に現れた姿であり、真木が第一のデュナミストということらしい。おそらく来年公開のULTRAMAN2で、ネクサスとの橋渡しが描かれることになるのだろう。
彼がどこに行ったのか、そもその青い光と赤い光とはなんだったのか、全く映画では触れられなかったわけだし。

バットマンやスパイダーマンがハリウッドでリボーンしたように、ウルトラマンはULTRAMANとして生まれ変わった。この話は来年のULTRAMAN2を経て、ネクサスへと語り継がれていくのだ。


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「ULTRAMAN」 04松竹 監督:小中和哉 CAST:別所哲也、遠山景織子、大澄賢也、裕木奈江 他

投稿者 MAX : 2005年01月03日 21:23 | トラックバック
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