ウルトラセブンX 「RED MOON」

高野八誠氏をゲストに迎えての、悲しき獣人ストーリー、と言ったところですかね。人でないものが人との恋に落ちる。まさに”人でなしの恋”であると。そして、決まってそれは悲劇の結末を迎えるもの。しかし、常に恐ろしきは人の心であり、むしろ人でないもののほうが心は人に近い。その悲劇を100年もの間背負って立つ人でないものの血筋もまた、悲しき運命である。
というか、セブンXの登場がとってつけた風でなんとも…。お話はなかなか面白かったんだけどね。本流のストーリーには絡まない、箸休め的なエピソードということで。