オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー

お祭りですよ。ライダー祭り。40周年記念でなんでもあり。つうか、これまでの全てのライダーをスクリーンで一堂に会して戦わせることありきの企画でしょう。それをうまいことこうやってなんとか脚本にまとめたなぁというのが、第一印象。まぁ、これをやるにはもう電王しかいないモンね。時を遡れるのは。ディケイドで来るという手もあったと思うけど、やはり電王なんだよな。電王人気恐るべし。とはいえ、NEW電王だし。幸太郎だし。もう良太郎は出せないよな。一方のイマジンたちは健在。つうか、モモタロスとアンクの絡みが最高だし。
オーズ、電王が狂言回しとなって1号、2号対ショッカーの戦いに巻き込まれていく、というかまぁ仮面ライダーは正義のシンボルですから、共闘するのは当たり前的な。アンクはアンクで思惑はあるんですがね、そこはモモタロスとのコンビで(笑)。
ストーリーはちゃんと最後のどんでん返し的な面白さもあるんだけど、まぁ、それよりも仮面ライダーですよ、仮面ライダーだらけというかまみれで。ショッカー勢も、再生怪人まみれで。挙げ句の果てには、キカイダー、01、イナズマン、あまつさえズバットまで。ラストの岩石大首領に突入する主役ライダー、脇役ライダーのマシン達ね。これできれば後で販売されるだろうBlu-rayとかで映像止めながら隅々まで見直したい(笑)。
ラスト、映司達がいる世界は、過去が変わってしまった世界、つまりクスクシエが無い世界なんだけど。どうなっちゃったのかな…。それはそれで、テレビとは違うパラレルワールドということなのかな。ま、いいですけど。
藤岡さん、佐々木さん、宮内さん、声だけじゃなくてご本人にも出て欲しかったね。

「オーズ・電王・オールライダー レッツゴー仮面ライダー」 11東映 監督:金田治 脚本:米村正二 CAST:渡部 秀、桜田 通、三浦涼介、高田里穂、秋山莉奈、石丸謙二郎、福本清三、ささきいさお、藤岡 弘、、佐々木剛、宮内 洋 他