実家マンションの売却(後篇)
さて、いよいよ実家をきれいにします。
9月24日(月) 前々日、前日と長野まで遊びに行ってて疲れてはいたんですが、そうは言ってもいられない、早朝に間に合うように平塚の実家へ。9時にガス漏れ検知器の回収があるので立ち合わなければならないのです。
そして、10時には残置物引き取りの業者が大人数で来て、作業開始。15時くらいに終わりますということだったので、一旦家を離れて平塚駅近くのカフェまで行って、時間をつぶします。作業終了1時間前に電話をもらう予定でしたが、予想より早く13時に連絡をもらい、また実家まで戻りました。作業完了を確認した後、業者は引き上げていきました。
すべての家財道具一切合財が運び出されて、がらんとした実家にひとり。


ベランダから見えるこの景色も、今日が最後。

何もない部屋に向かい、「これまでありがとうございました」と深く礼をし、ブレーカーを落とし、マンションを後にしました。
33年前には私もこの家に一緒に引っ越してきて、数年間、結婚して家を出るまで住んでいました。住んだ年数は少ないけれど、ここが実家なのだという思い入れは強くありましたし、何かあれば戻る場所という感覚はありました。
まして母親にとってはずっと住んでいたところ、父親が残してくれたもの、という思いは非常に強かったことでしょう。それを思うとちょっと胸が痛いところもあります。が、母親にとってはこうするのが最も良いことですから。
これで実家と呼べるものはなくなり、今住んでいるところが実家になりました。
さらに完結篇に続きます。
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