過去の特撮徒然草
日付順

1998 DEC



DEC.5.1998 「ウルトラマンガイア」 “反宇宙からの挑戦”

脚本:武上純希 監督:根本実樹 特技:佐川和夫

 反宇宙からやって来た反物質が、この宇宙存続を脅かす。藤宮が言うところの、「さいころの振りなおし」を、反宇宙は望んでいるらしい。これこそまさに根源的破滅をもたらすものであるということになる。
 この絶対的な危機に際して、反物質を物質に転換するというテクノロジーを応用して、対アンチマター(あぁ、なんか同じ言葉が重なってるなぁ)をあっという間に開発してしまうアルケミースターズのネットワーク。いやぁ、なんか怪しい子達かも(^_^;)。この装置をファイターに装備して、アンチマターを迎え撃つ準備は整ったのだ。
 そこで今回のミッションに選ばれたのはチーム・ファルコン。いざという時には、やっぱり頼りになるベテラン達なのだ。なぜか、堤チーフの決定に不服そうな我夢である。普段あれほど梶尾リーダーにいびられてるハズなのになぁ。やや不自然な印象を受ける。
 にしても、ファルコンはなかなかシブかっこいい。米田リーダーの言葉はいいねぇ。我夢に出撃する機会を与えたくれたことを感謝するとこなんざ、大人だねぇ。どんなに危険なミッションであっても、地球の危機を回避するためならば、命も惜しくはないという特攻隊みたいな精神。なかなか泣かせますよ、ここは…。
 そして、成層圏へと出撃していくチーム・ファルコン。堤チーフもピース・キャリーで後を追う。射程範囲内に刻々と近づいてくるアンチ・マター。万全の体制でそれを待ちうけるチーム・ファルコン。いやいや、今回もいい感じですなぁ…。  と、思っていたのはここまでであった。アンチマターに向けて、反物質ビームを放つファルコン。しかし、なんとそのビームはバリヤーに跳ね返されてしまう。な、なに?バリアー?そんなの先に感知できんのかよ、おい。反物質感知してるのに、バリアーに気ぃつかんと言うのは、ちょっと間抜け。さらに、数発撃ってすぐに反転、退避しちゃうのもなんかなぁ。命捨てる覚悟で来てるというのに、すぐに逃げちゃうのはちょっとふがいないような気もするぞ。あそこまで言って出撃しているのなら、アンチマターに特攻するくらいのイキオイ見せてほしかったなぁ、なんてね。
 地上に降りたアンチマターだが、バリアーを広げてどんどん街を反物質化していく。なるほど反物質領域をなるべく大きくしてから物質と接するようにすれば、その分場k初は大きくなると言うこと名のか那爆発は大きくなるということなのかな。しかし、それだったら地球じゃない星でひっそりとやった方が、成功率は高くなるような気もするのだが。なんか、根源的破滅招来体の意図って今ひとつ読めないねぇ。そこがコワイのかもしれないけど。エヴァの使途みたいなもんかな。
 アンチマターはなぜか怪獣体になってバリアーを広げていく。このアジの開きみたいなカタチはユニークで面白いねぇ。ぺスター型の怪獣なわけですな。
 この危機に頻してついにアグルとガイアの共同戦線が実現。意地悪な藤宮と協力する我夢である。アグルのビームで反物質化するガイア。しかし反物質化した瞬間に物質と衝突して爆発するんじゃないのかなぁ?ウルトラマンは大丈夫なのか?あ、それ以前にアグルのビームでアンチマターを反物質化した方が早いぞ、おい。
 それに、アンチマターの破片がバリヤー突き破ったところで、タイミングよく出てくるチーム・ファルコン。おいおい、さっき戦線離脱してから今までどこにいたのよ。ずーと、この機会待ってたんか。その辺りもちゃんと描写せにゃ、あまりにも唐突じゃないの。
 まぁ、ガイアとアグルの活躍で、アンチマターはワームホールの向こうに追いやられて、地球の危機も去ったわけで。ま、アグルもちょいと意地悪で反物質ガイアをすぐには元に戻してくれないし、ね。仲が良い証拠か、おい。
 今回は、ファルコンを前面に出して、非常に面白くなるかと思いきや、後半ちょっと白けるとこがあって残念。もう一歩なんだよなー、ホント。残念です。


DEC.6.1998 「ガンマ3号 宇宙大作戦」

 東映チャンネルでのオンエアを鑑賞。
 この映画は海外資本も入っているようで、オール外人キャスト。最初から海外向けに作られている。そのせいか、なんとなく東宝特撮風。あぁ、オープニングとかも似てるし、音楽も似てるねぇ。あ、特撮は矢島さんじゃないのね。それもあるのかな、この雰囲気の違いは。「緯度0大作戦」のリチャード・ジャッケルが主人公の元親友役で出てるせいもあるね。
 けど、話が進むウチに思うんだけれどね。深作欣二カントクの特撮モノであるのだが…、あの人は特撮モノはあまり得意じゃないんじゃないかなァ、などと思ってしまう。なんか演出がダレてるというか、緊迫感がないというか。モンスター出てきてもあんまり恐くないし。ガンマ3号の表面にたかってるモンスターなんか、鼻くそみたいで…(^_^;)。それに、主人公が自分勝手でかなりイヤなヤツで、元親友はヒューマニズムなヤツ。でも、結局そのヒューマニズムな元親友がイヤな主人公を助けて死んでしまうのだよ。でもって、めでたしめでたし。いやー、悲しい話よね…。
 まぁいかにも60年代のB級SF映画の香りがプンプンする、愛すべき作品ですな。

「ガンマ3号 宇宙大作戦」68東映 監督:深作欣二  出演:ロバート・ホートン、ルチアナ・パルッチ、リチャード・ジャッケル他


DEC.6.1998 「宇宙快速船」

 こちらも東映チャンネルでのオンエアを鑑賞。
 いやー、かっこいいですわ、千葉ちゃん。もう、若さ爆発って感じですね。
 これは東映版のナショナルキッドというか。まぁ変身ヒーローものですな。千葉ちゃんはもう七色仮面とか黄金バットとかやって、当時から特撮アクションスターだったわけですよ。この「宇宙快速船」でも、子供達のピンチの際にはさっそうと現れるアイアンシャープを演じているのだ。もちろん、普段は若き物理学者。ただしこちらは腕っ節は弱いらしいのよね。
 タイツ姿で顔を隠したヒーローこそ、東映等身大ヒーローの原点なのだなァとしみじみ思ってしまった作品。子供向けのエンタテイメント映画をちゃんと作って時代なのだなァ、あの頃って。

「宇宙快速船」61ニュー東映 監督:太田浩児 出演:千葉真一、水上竜子、小宮光江、江原真二郎 他


DEC.6.1998 「星獣戦隊ギンガマン」 “第四十章 哀しみの魔人”

脚本:小林靖子 監督 :辻野正人

 いいねぇ、小林清志。やっぱりこの人の声は渋い、渋すぎる。VRVマスター以来かね、戦隊に登場は。まじでいい役やってたねぇ、今回は。
 デギウスという哀しい運命を背負った魔人とヒカルの心の交流なんだが、かたや老戦士、かたや若い戦士。このふたりが戦いを通じて心を開いていくという、感動的なストーリー。しかし、結局はビズネラの操り人形と化してしまったデギウス、その命と引き換えに魔獣ダイタニクスを復活させてしまうのだよ、ついについに。
 ダイタニクス復活で、バルバン有利か?


DEC.6.1998 「テツワン探偵 ロボタック」 “チェリーからの挑戦”

脚本:山田隆司 監督:渡辺勝也

 チェリーの正体がついに明らかに。そう、もちろんというべきか、桜子である。しかし、その裏には色々と事情がありそうな気配が…。どうなってるんだろうねぇ。これってやはり終盤へ向けての伏線ということなんだろうか。桜子がハラッパ国やハラッパ製ロボットに恨みをもっていると言うのは。
 さて、チェリー大活躍でアクションシーンが満載のロボタックであった。まぁなんともニギヤカで楽しい一本であったのね。


DEC.12.1998 「ウルトラマンガイア」 “雨がやんだら”

脚本:右田昌万 監督:北浦嗣巳 特技:北浦嗣巳

 “お別れなのねー”などとつい繋げてしまうのは、歳のせいか・・・(^_^;)。今回はあらすじだけ聞いていると、かなりグロテスクなホラーものとも取れるのだが、そこはやはりウルトラシリーズらしく、嫌悪感を感じさせないビジュアルでまとめているところに好感が持てる。というか、コメディっぽい部分をうまく挿入しているから、そう思えるのかな。それに病気の少女の手術のエピソードをうまく絡ませて、ストーリーを深みのあるものにしている。しかしながら、こういう回に限って、XIGがあんまり活躍しないのよね。そう、今回の狂言回しはまたもKCBのトリオなんですねぇ。
 速水市に緑の雨が降る。これに端を発して起きる怪事件なんだけど…病院の廃棄物を無断投棄する男が最初に襲われるのだが、ディーンツの「ウッフーン、アッハーン」にはちょいと参った…(^_^;)。これってひょっとして笑うところだったのかな?後でコメディチックなシーンが出てくることを考えればそうなのかも。しかし、MAX的には笑えんですが。ここはひとつ、子供が後でトイレへ行けなくなるようなコワイ導入があっても良かったよねェ。そうそう、笑うところと言えば例の不法投棄の男が残した軽トラに、「笈田」の文字が…。それと、二木本さんがまたもやられてるし。「フォーガスなんかこわかねぇや」なんて言ってますな(^_^;)。
 で、緑の雨を調査するためにやって来るのがKCBのふたり。倫文と玲子。なぜか田端は後で合流。円谷浩氏は忙しいのか、それとも他に理由があるのか、なんか不自然な登場でしたな、今回も。でも、この人達の視点で話が進んで行くと、いつも自然なストーリーになるような気がする。やはり地に足がついてるからかなぁ。なんだかわかったようなわからないような科学用語が出ずに、一般の目で見た反応を書けるからね、やっぱり。
 一方のエピソードである、手術を待つ少女。クローン臓器を移植するという、現在では実際にはまだ完成していない技術であるわけだが、こういうものを盛り込んで行くポジティブな姿勢っていいよね。また、この少女の明るさが救われてて良いねぇ、たとえそれが怖さの裏返しであっても。で、ここで玲子の優しさが光るわけでしょう・・・しかもそれが後の藤宮との会話に繋がるし。あ、もちろん、クローン臓器っていうのが、ディーンツを結果的に産むことになってしまうわけで、このあたりのストーリーの織り方はかなりウマイなぁと思う。
 さて、今回も注目は藤宮と玲子の関係である。玲子が言う、人として生きることの意味。もちろん、人は命に限りあるもの。しかもその運命の長短については、人さまざま。それでも、いやだからこそ人は懸命に生きるのである。そんな玲子の言葉に、またも藤宮の心が揺らぐ。ディーンツの肝を使うことによって、シミにされた人間を元に戻すことができるということを玲子に教えるのだった。そして、玲子はガイアにそのことを教える…拡声器を使って(^_^;)。そう、この世界ではウルトラマンと言う概念は誰も知らないものだし、それが人間とコミュニケーションを取れるなどと思ってもみないわけで。始めてウルトラマンと明確に意思の疎通を行なったのは、なんと玲子だったわけですな。
 今後、玲子と藤宮の関係はどうなって行くのだろう…。この関係が、ガイアのストーリーに大きくかかわってくるのだろうか。面白いぞ、これは。


DEC.12.1998 「モスラ3 キングギドラ来襲」

 毎年恒例の東宝特撮新作です。やはり初日の初回に行かなければねぇ。しかし、今年は例年よりも人が少なかったです。どうなる日本特撮!?
 さて、見終わった印象としては、まぁ3部作のなかでは一番見られたかなという印象。このシリーズに特徴的な子供達の活躍が活き活きと描かれてました。また、その親達、特に大仁田厚演じる父親が思った以上によかったかなと思ったねぇ。一方ロラ役の建みさとがいまひとつ。もう少し芝居がウマイといいんだけどねぇ。羽野晶紀が例によって良い芝居しているだけに、よけい目に付くのかも。
 キングギドラやモスラの造形はなかなかいいですな。特に新ギドラは力入ってますわ。うん、やっぱりキングギドラはカッコ良い。でも首がちょいと太いかな。もうちょっと昔のギドラみたくクネクネ感が欲しいとこ。モスラは柔らかそうでいいかも。さすがに毛皮にこだわったことだけはあるか。鎧モスラのほうは、まぁこんな感じかって。行きつくとこまで行ったかね、モスラも。
 特撮もCG使用が自然に馴染んでてよかった。結構綺麗にできてたと思う。特にギドラによるビル破壊CGは良かったね。逃げ惑うエキストラの上に降り注ぐ瓦礫っていう合成は、今まではできなかったからね。
 ただ、本的には詰めが今ひとつかと思う。1億3千年前には恐竜を絶滅させるほどの悪行を行なっていたキングギドラが、なぜか現代では子供を融解するだけなのか。もっともあれは、後でエキスにして食うつもりだったのかもしれないが。それと、タイムスリップをやるんだったら、パラドックスとかもちっと考えてやったほうが良いような…。過去のギドラを倒したら、子供達があそこに集まられたという事実も無くなるでしょうに。うーん、ここは難しいよ。
 1億3千年前の世界に登場する恐竜は、CGとマペットで処理してるんだが、まったく生きてるようには見えなかったね、残念ながら。もう、ジュラシックパークなんかを見てしまってる目であれを見ても、生きている恐竜として見ることは出来ませんわ、残念ながら。かなりトホホな出来だった。
 モスラは今回はひたすらやられてやられて、それでも起きあがってという不屈の精神で頑張るわけですのよ。で、鎧モスラとなって、ついにギドラを破る。子供達も親の元に戻って、めでたしめでたし。特筆すべきは、主人公の少年が登校拒否症の子であったこと。こういう心にキズのある子を主人公に持ってきて、そのキズの克服を一連の事件を乗り越えることによって克服するという話は、なかなか良かったと思う。
 まぁ、冬休みに親子で見る映画としては、そこそこのものと思われるが。
 さて、舞台挨拶には、監督の米田興弘氏、特殊技術の鈴木健二氏、そして、小林恵ちゃん、建みさとちゃん、吉澤拓真くんが来てました。

「モスラ3 キングギドラ来襲」 98東宝 監督:米田興弘 特殊技術:鈴木健二 出演:小林恵、建みさと、羽野晶紀、大仁田厚、松田美由紀、吉澤拓真 他


DEC.13.1998 「星獣戦隊ギンガマン」 “第四十一章 魔獣の復活”

脚本:小林靖子 監督 :長石多可男

 ついに復活だよー、魔獣ダイタニクス。バルバンが攻めてくるぜー、まじでまじで。
 操舵士であるシェリンダの仕事がやっと…。そうそう、シェリンダが握る舵輪がどうもねぇ…、おぢさんはタテシマな想像をしてしまいがちなのでした。
 さてさて、バルバンの侵攻に対して迎え撃つは、ガインガイオー、ギガフェニックス、ギガライノスの3体の銀星獣達である。ダイタニクスの造形は、かなり正統的な怪獣のフォルムでグッド。これとロボット達の決戦である。
 地上ではゼイハブに向かうヒュウガとリョウマ。しかし、リョウマはゼイハブの圧倒的な力の前に倒されてしまう。どうなる!ギンガマン!!


DEC.13.1998 「テツワン探偵 ロボタック」 “初雪に猿ロボの初恋”

脚本:宮下隼一 監督:渡辺勝也

 マイトバーンも恋をするわけでね。雪を降らせることで、恋が叶うはずだったのだが、結局自分は思われ人では無かったという、当たり前なオチである。それに例によって試練の書が絡んできて、雪が降って試練が達成ね。
 今回のマイトバーンはなかなかいい奴だったような…。スピーダムの教育が効いているってことなんだろうかね?


DEC.18.1998 「Xファイル ザ・ムービー」

 Xファイルが映画になって登場である。まさに満を辞しての登場といえるのではないだろうか。もちろんMAXもこのテレビシリーズは大好きである。シリーズがすすむにつれてだんだん見なくなってしまってたんだけれど...
さて今回の映画版はさすがにテレビシリーズに比べて遥かにスケールアップした内容となっている。もちろん、テレビシリーズでおなじみの脇役の面々も登場。主役のコンビ、モルダーとスカリーはもちろんのこと、スキナー、スモーキングマン、マニキュアマン、ローンガンメンまでもがストーリーに絡んでくる。
しかしながら、たとえテレビシリーズを見ていなくとも十分に楽しめる内容になっているのはエライねぇ。おもしろいもん、ホント。
 Xファイル課が閉鎖されても、相変わらずのスプーキーぶりを発揮するモルダー。そのモルダーが担当する連邦ビル爆破事件の裏には、宇宙人やUFOと絡む大きな謎が隠されていた。それに否応なく巻き込まれていくモルダーとスカリー。この謎解きの過程は面白い。また、映画版だけあって、豪華な特撮もふんだんにある。クリエーチャーも良く出来てるし、南極地下の巨大基地も見せてくれる。さらにはクライマックスシーンで氷を破って出現する巨大UFOは圧巻である。
 ラストでXファイル課の再開を示唆して終わるとこなんざ、シリーズファンはニヤリって感じかな。
 また、進みそうで進まないモルダーとスカリーの仲だが、この映画ではシリーズに比べるとかなり深いような気も。特に初のキスシーンは見ものかも。まぁ、キスシーンと言ってもねぇ・・・。これまたニヤリかな。

「THE X-FILES FIGHT FOR THE FUTURE」 98米 監督:ロブ・ボーマン 製作/脚本:クリス・カーター 出演:デビッド・ドゥブカニー、ジリアン・アンダーソン、ジョン・ネビル、ウィリアム・B・デイビス、ミッチ・ピレッジ、マーチン・ランドー 他


DEC.19.1998 「ウルトラマンガイア」 “アグル誕生”

脚本:吉田伸 監督:北浦嗣巳 特技:北浦嗣巳

 藤宮はなぜアルケミー・スターズをやめてアグルとなったのか。ついにアグル誕生の謎が明かされる本エピソードである。  もともと藤宮は、光量子コンピュータ「クリシス」の開発チームのチーフであったわけだ。その藤宮の作った「クリシス」が導き出した地球の未来、それが根源的破滅招来体による壊滅というもの。なるほど、自分が作ったコンピュータがそんな物騒な未来予測をしたんじゃあせりますわな。バグなのか、それとも本当に地球は壊滅してしまうのか。いくらデバッグしても回答は変わらない、しかし、インプットするファクターから「人類」を除くと、地球壊滅は回避できるという事実に気づく藤宮。そして、アグルがコンピュータを使って藤宮にコンタクトをしてくるのだ。どうやらアグルは「クリシス」に自由にアクセスすることが出きるようだ。となると、根源的破滅招来体による地球壊滅や人類不要という予測って、アグルが作り出したものという気もするのだけれど…???
 さらにアグルとのコンタクトを求めて、藤宮はアルケミー・スターズを離れる。そして、宇宙観測所「プロノーン・カラモス」でデータを取りつづけるわけだ。稲森博士とふたりで…。藤宮と稲森の研究生活は、楽しげに描かれている。特に藤宮が稲森を想う気持ち、稲森が藤宮を想う気持ちは画面から伝わってくる。つまり、この頃の藤宮は、まだ人類を排除すべしという極論には到っていないのだろう。
 しかし、アグルはやってくる。地下の観測プールに光が集まる、それはアグルの光。藤宮はその光を欲する。アグルの力を手にいれんと叫ぶ。光に包まれる藤宮。この時に、藤宮は変わってしまったらしい。アグルの光と藤宮が一体になって、ウルトラマンアグルが誕生したのである。アグルとなった藤宮はその考えや性格もまたもとの藤宮では無くなっているようだ。となると、これはアグルの人格が前面に出てきているということなのだろうか?藤宮がアグルとコンピュータ端末を通じてコンタクトを取っていて見たもの、アグルの足元に累々と散らばる瓦礫。それは人類の文明の証。これを見て恐怖した藤宮は、どこに行ってしまったのだろうか?
 しかし、金属生命体アルギュロスと戦うため、さらに大きな力を身につけて登場したアグルは、研究所の稲森をの安否を確認している。藤宮の人格は完全に失われているわけではなく、半ウルトラマン・半人間として機能しているのだろう。一方我夢は、どちらかといえば我夢の意識が常に出ているような気がする。ガイアは控えめなウルトラマンなのだろうか?
 アグルは藤宮を選び、ガイアは我夢を選んだ。どちらも光量子コンピュータを通じてコンタクトしている。アグルとガイア、このふたりのウルトラマンの目的はなんなのか。その関係は今後どうなって行くいのだろうか?
 今回はなんとタイトルロールのウルトラマンガイアが登場しないという、非常に珍しいエピソードとなった。過去のウルトラシリーズにも多分、例がないのでは?それだけ、アグルというキャラクターが面白い役割を担っているということなのだろう。このシリーズの流れに大きな影響を与えるトリックスター、それがアグルなのだ。


DEC.20.1998 「星獣戦隊ギンガマン」 “第四十ニ章 戦慄の魔獣”

脚本:小林靖子 監督 :長石多可男

 復活したダイタニクスの前に倒されていくギンガイオー、ギガライノス、ギガフェニックス。けど、ダイタニクスはオーバーヒートで帰ってしまうだった。なかなかあきらめようとしない気の強いシェリンダ様がまた凛々しいですな。
 瀕死のリョウマと、それを思いやるヒュウガの兄弟愛もまぁ、見せ場かな、今回は。ちょっとくさいけど、対象年齢の子供達には効いているでしょう、多分。
 最後は4体の巨大メカ揃い踏みで、ダイタニクスを圧倒。しかし、城をはずしていたゼイハブには、なにやら思惑があるようで…。まだまだ展開がありそうだなぁ。


DEC.20.1998 「テツワン探偵 ロボタック」 “サンタをくすぐれ!”

脚本:西園悟 監督:岩原直樹

 おぉっと、このサンタさんはペガサスの社長というかZEROの教官というか…、ですよね。
 季節ものだから、とりあえずサンタがらみのエピソードというわけですか…。その割には今ひとつだったかも。一応今回はマイトバーンが良いヤツになるという大きなテーマがあったのだけれどね。
 ミサキちゃんのサンタ姿が、ちょっと色っぽくてかわゆい(^_^;)。


DEC.26.1998 「ウルトラマンガイア」 “天の影 地の光”

脚本:古怒田健志 監督:村石宏實 特技:村石宏實

 小天体ディグローブが空から、そして核融合を体内でおこすという怪獣ゾンネルが地から。天の影と地の光の出現で、地球に最大のピンチが訪れる。
 しかしながら、そのゾンネルを眠りから起こしたのは藤宮であった。藤宮の計画は、ゾンネルをウェアラブル・コンピュータで制御し、その核でディグローブを破壊。同時に核汚染によって、全人類を抹殺するというものらしい。ディグローブを破壊するためにゾンネルを呼び出した藤宮を、やはり同じ目的を持つ仲間と勘違いする我夢。しかしながら、ゾンネルの核によるディグローブ破壊のシミュレーション結果を見た彼は愕然とする。そう、藤宮の目的が人類の排除であるらしいと…。
 ジオベースの樋口博士は、C.O.V.出現以来、もともと地球上に眠っていた巨大怪獣が復活していることを指摘する。まさに根源的破滅招来体の目的にかなった行動を怪獣達は行なっている。もともと根源的破滅招来体は種類が多くはないのかもしれない。C.O.V.のような宇宙怪獣タイプ、アパテーやアルギュロスのような金属生命体、メザードのような浮遊する人の心を探るタイプ、アンチマターのようなこの次元以外の生物。これらのタイプが繰り返し地球に訪れている。それはちょうど“使徒”のような…。しかし、その目的ははっきりとしている。地球に“根源的破滅”をもたらすこと。だが、それはなぜ行なわれるのか。そこに何らかの意思があるのか。また、それと呼応したかのように次々に生まれる天才少年少女達。彼らのもたらした全く新しいテクノロジーと、根源的破滅という予言によって、G.U.A.R.D.が生まれ、XIGが生まれる。そして、最初の根源的破滅招来体であるC.O.V.が地球に姿を現わした時、ウルトラマンガイアが現れる。これらの符合は偶然なのか。それとも、その裏にはやはり大きな意思が働いているのだろうか…。
 樋口博士がもたらす今ひとつの情報、それは世界各地での巨大怪獣復活の前兆と思われる現象の調査データが何者かによってHACKされているらしい…。そおう、これはもちろん藤宮の仕業である。こうして藤宮はゾンネルを復活させることに成功したわけである。
 根源的破滅招来体でなく、藤宮によって復活させられたゾンネルは、その覚醒をもたらしたものの意のままに操られる、はずであった。自分の命令を聞かずにガイアと戦ってしまうゾンネルに業を煮やした藤宮は、アグルに変身する。そして、ゾンネルの甲羅を開き、そのエネルギーを上空に刻一刻と近づいてくるディグローブに照射してしまうのであった。閃光は空に広がる。その光は人類に滅亡をもたらす光となるのだろうか…。
 久々登場のチーム・クロウにも感激。これって多分、ライトニングとファルコンは、対ディグローブ用に温存されてるんだろうねぇ…。前後編となるエピソードの前半は、人類絶体絶命のピンチで終わってしまった。以下、次回に期待!


DEC.27.1998 「星獣戦隊ギンガマン」 “第四十三章 伝説の足跡”

脚本:沖田徹男 監督 :田崎竜太

 そーゆーわけで、今回はひとやすみの総集篇ですな。いきなりオープニングの主題歌が英語バージョンでビックリ。勇太のパパの絵本用の絵に従って、過去を振り返ると言うのは、なかなか違和感のない総集篇の作り方と言えるんじゃないのかな。
きっと最終回って、伝説の絵本が出来あがって終わりということになるんじゃないのかなぁ…。


DEC.27.1998 「テツワン探偵 ロボタック」 “除夜の鐘は大嫌い!”

脚本:浦沢義雄 監督:岩原直樹

 良いヤツになったとばかり思ってたら、実はそうじゃなかったマイトバーン。でもでもトラボルタのキライな除夜の鐘にに頭をぶつけて大変身。マイティ・ワンダーに逆転合体してもやっぱり良いヤツになっちゃったのね。なんかなー、ちょっと物足りないよーな気もするンだよね。あのジキルとハイド的な設定が面白かったんだけど。クライマックスに向けての伏線かなんかかなー。
 そーいやカケルもロンドンに行っちゃって。これも、かな?


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