過去の特撮徒然草
日付順

1998 SEP



SEP.2.1998 「ライヴ・アート『ゴジラとウルトラマンの伝説をさぐる旅』司会:切通理作 ゲスト:長谷川圭一」に行く

 今回のゲストは長谷川圭一氏。となるとやはり、オンエアされたばかりのウルトラマンダイナの最終回について聞きたくなると言うものですな。ということで、なかなか面白かった話題をいくつか。

 アスカは死んだのか?:
 まったくそんなつもりはない。小中監督とも、死ぬなどというこてゃ申し合わせていない。もし、そのように取られてしまったのなら、それは作り手としての力不足を反省する。直接描写はしていないが、当然アスカは帰ってくる。

 あの、光に包まれた場所は?:
 あれは、光(=ウルトラマン)により近い高次の次元。そこへアスカは旅立った。常に前に進みつづけるキャラクターなので、ああなった。光の存在であるウルトラマンへと人は進化しうると言う事を暗示している。

 カズマは何なのか?:
 カズマは一足先に光に包まれて、人と宇宙(=光=ウルトラマン=高次な存在=神?)の橋渡しをする中間的な存在になった。そして、さまざまな場面で人であるアスカを導いてきた。ちょうど、「2001年宇宙の旅」のボウマンのような存在。ま、あの光のゲートも2001年そのものですな…。あの光の次元へとアスカを導き、人から一歩進んだ存在への進化を促す…。

 なぜ、アスカがウルトラマンダイナなのか:
 結果的にブラックホールに吸い込まれながらも、その強い意思で光の次元へと行くことができたから。また、その大きな力を手に入れながらも、決して悪しきことに使おうとしなかったから。つまり、アスカこそが高次へと進める人類の先駆けであった。

 ダイナ最終回の没アイデア:
 初稿ではアスカが帰ってくるシーンがあった。土手にひとりいるリョウの前に帰ってくる…。だが、それは見せないほうが良いということになった。
 また、タイトルバック終了後に、マイがスーパーGUTSの隊長になっていて、養成機関ZEROで新人を前にしているというシーンのアイデアもあった。こうして、光を継ぐものの系譜が続いていくという…。

 さらに最終章について…:
 最終章は尺が大幅に伸びて、脚本の1/3くらいしか使われなかったらしい。ゴンドウの妬みやリョウとアスカの関係など撮影済みのシーンもたくさん削られてしまった。いつか、完全版をビデオなどで出したいと小中監督とは話している。

 ティガとダイナの違い:
 ティガ=SFラブストーリー : ダイナ=SF根性ドラマ
 ダイゴ=家庭を作り、光を継いでいく : アスカ=宇宙の象徴たる父を追い、光を継ぐ

 その他ティガネタ:
 ティガは、最初はコメディだった。タロウ路線のスラップスティックなウルトラマン。ホリイとかもマッドサイエンティストで、おもしろかったらしい。もし、そのまま企画が進んでいたら、ウルトラの歴史は変わっただろう(^_^;)
 GUTSウイングが変形して、銃になるというアイデアがあったらしい。でもって、ティガが撃つという…。バンダイからはデザインも来ていた。でもって、弾はホリイというハナシ…(^_^;)

 というお話は、ほんの一部。いやいや、楽しかったですわ。そうそう、川上さんや古怒田さんなどほかのライター陣も遊びに来てました。


SEP.5.1998 「ウルトラマンガイア」 “光をつかめ”

脚本:小中千昭 監督:村石宏實 特技:佐川和夫

 バージョンアップシリーズ。平成ウルトラマン第3弾、ガイア登場だ!!
 まずはタイトルでおぉ!ウルトラQだ!!こういう遊びはウレシイよね。そして、主題歌がいい。「ぎりぎりまで頑張って…」で、最後の最後で「ウルトラマンが欲しい」である。これって、このガイアというシリーズの本質を突いているのでは?  さて、近未来、来るべき災厄を予測して組織されたG.U.A.R.D.。そして、その特捜チームXIG。また、若き天才科学者集団「アルケミー・スターズ」のメンバーであり、かつ普通の大学生でもあるガム。そして、まるでウルトラQの主役3人組そっくりのテレビ局ディレクター・カメラマン・キャスターの3人組。この三者三様の視点で見た騒動を積み重ねることによって、今まで怪獣もウルトラマンも存在していなかった世界に起こった異変をリアルに描いている。
 特に導入部でガムが光のコリドーから帰還したとき、仲間達に「ウルトラマン?」と聞かせて、この世界にはウルトラマンが存在していなかったを暗に説明してるとこ、うまいなぁ。それに円谷浩演じる田端ディレクター(ミヤタ参謀よりもこっちのほうが似合ってると思うぞ)がXIGのファイターを見て、「見たこともない飛行機だ」なんて言わせるところもウマイ。彼らの視点と言うのは、我々一般市民の視点ということになる。過去のウルトラシリーズ(Qは除くね)というのはどうしても防衛チームの視点で物事が描かれていくことが多かったわけで。しかし、このガイアではテレビ局トリオの目を通すことによって、怪獣とウルトラマンという超現実的な存在をリアルに見せている。この3人がどう狂言回しとして活躍して行くのか、楽しみなところである。
 また、ガムというキャラクターも過去にいない主人公だ。なんといってもこの少年(そう、少年なのだよ。こんな若いウルトラマンも過去にはいなかった)、自らウルトラマンになりたい!と願ってしまうのだから。巻き込まれ型か、地球人に化けるというのが、ウルトラマンのパターンなのだが、ガムは自分でウルトラマンになってしまうわけで、これが今後のガムやガイアのあり方にどうかかわっていくのだろうか、楽しみなところである。
 さて、特撮も力が入っている。コッヴが町を破壊するシーン、地下街にあふれる水のシーンはテレビ特撮のレベルを超えてるんじゃないかと思った。そしてそして、なんといっても見所はメカシーン。空中に浮遊するエリアルベース。そこから発進するファイターとピースキャリー。いやいや、ITC作品を彷彿とさせる、久々に力の入ったメカシーンですな。ウルトラセブンのホーク発進シーンは超えたぞ。
 XIGのメンバー達、キャラが立ってくるのはまだまだこれからだと思うが、初回からいきなり濃いトリオがいい。石室コマンダー、千葉参謀、堤チーフの3人である。これだけ個性の強い人達がいると、他のキャラが食われるんじゃないかと、やや心配したりして。千葉参謀役の平泉成氏は「ファイヤーマン」でも千葉隊員役で活躍。久々の円谷作品である。また、“コマンダー”渡辺裕之氏は、やはり「ガメラ」、「ガメラ2」の自衛隊員役が印象に強い。この役があったからこそ、今回のキャスティングと思われる。
 脚本及びシリーズ構成を小中千昭氏が行なっており、彼ならではのリアルな近未来描写と、独自な解釈のウルトラマン像が今後展開して行くことだろう。注目の新シリーズである。
 そうそう、もうひとつの見所、アグルはいつ…。


SEP.5.1998 「仮面天使ロゼッタ」 “バラ色の人生”

脚本:新間章正 監督:舞原賢三

 ま、ある意味いかにもロゼッタらしい楽しいエピソード。3人の少女の夢につけいるデュアトスであった。三人三様のいかにもという夢がなかなかおもろくていいねぇ。Aパートでは、これらの夢を実現してまさしく夢心地の彼女達であったが・・・CM明けのBパートではそれらが徐々に悪夢へと変わっていく。このあたりの切り替わりがなんともウマイねぇ。とはいえ、今回のデュアトス怪人は、単なる白塗りで全然恐くはないんだけど…。やむなく緑・夏美の前でハザード・フォームしてしまうあすかだが、結局それも夢ということでなんとかごまかせちゃったわけで。
 ちょっと予算不足か、造形がさびしかったなぁ…。


SEP.6.1998 「星獣戦隊ギンガマン」 “第ニ十七章  ミイラの誘惑”

脚本:荒川稔久 監督 :辻野正人

 ヒュウガが女の子と仲良くなって、揺れる乙女心のサヤである。なんか、宮澤ちゃん、少し痩せたのかな?大分顎のあたりがすっきりとしているような気がするんだけど…。
 もちろん、女の子はバルバンの魔人が化けてたわけで、またそれをヒュウガも気がついていて、さらにサヤも花言葉でそれに気がついてヒュウガに協力して、無事に魔人を倒すわけですね。
 サヤのヒュウガに対する淡い恋心をうまく描いてました。ま、基本ちゃあ基本。ギンガマンってこの基本忠実にやってるとこが好感持てるっす。


SEP.6.1998 「テツワン探偵 ロボタック」 “タカ先生炎の新学期”

脚本:山田隆司 監督:岩原直樹

 邪魔するゾウがゴールドプラチナ社に再就職。ロボタック達の敵になるとは…。そうか、マスターランキングが去った後、彼らも苦労していたのね。いやいや、大変なこと。無銭飲食するところまで落ちるとは、かわいそうに。まぁ、最後には改心するんでよかったよかったというところね。
 一方タカ先生の新学期始まる!!予想通り暑苦しい先生である。ホーント、暑苦しいこって。まま、こういう勘違いした先生って今はギャグになっちゃうわけでね。ワタシが子供の頃の学園ドラマに出てきた先生って、みんなこんなだったのにねぇ。いいすよ、なかなか(^○^)。
 空飛ぶシゲル、いい特撮でしたな。


SEP.12.1998 「ウルトラマンガイア」 “勇者立つ”

脚本:小中千昭 監督:村石宏實 特技:佐川和夫

 前回のラストを受けて、いよいよガイアのファーストバトルが始まる。ぎりぎりまでがんばって、ぎりぎりまでふんばって、どうにもこうにも最後の瞬間、ウルトラマンが欲しい!そんなガムの思いが具現化して、ついに登場のガイア。
 C.O.V.を必殺のフォトンエッジで見事に倒す。このフォトンエッジが、ガイアの必殺技なのか。まあ、これって今風にアレンジしたアイスラッガーと言えるのだろうね。もちろんこれはこれでカッコいいよね。ただできれば元祖セブンのアイスラッガーのようにブーメランが飛ぶようなイメージも欲しかったような気がする。フォトンエッジの場合は、どちらかというと電磁ムチというイメージですな。しかし発射後のポーズが、ちょっと間抜けな気がするのはワタシだけだろうか?アングルによってはカッコよく見える時もあるんだけれど…。
 ということで、まったく同じ場所に現れる怪獣とは、なかなか意表をつかれたね。C.O.V.の意図が実は別にあったのだと悟る石室コマンダー、渋いっす。そして今回の目玉とも言えるのが、XIG地上部隊のハーキュリーズですな。あの六角形のコンテナがMRLSバイソンに変形して着陸するとこなんざ、完全に往年のITCメカを凌駕してましたなぁ。しかも隊員達も渋いおやじ系で○。ライトニングやファルコンよりも個人的には気に入ったぞ。攻撃も東宝特撮に登場するポンポン砲みたいでリアリティある。曳光弾になってるんですがね、小中千昭さんのお話によると、この仕事に入る前に村石監督と湾岸戦争のビデオなどを随分と見たそうです。で、実戦におけるミサイルの見えかたなどを研究した結果があの映像。ああいう弾道をわざわざCGで描いているらしい。細かい技が光りますなぁ。
 今回のガムくんの変身は、光電子管カートリッジを掲げての元祖ウルトラマンスタイル。いや、もちろん意識してのことだよな。変身アイテムはCMでは一足先に登場しちゃってるけど、本編での登場は次回を待てってことです。巨大化登場のバンクも迫力満点でいい感じでしょう。
 まだまだ演技陣が馴れてきてないのでちょっとちぐはぐな印象も受けるけど、これは徐々に解決されることでしょう。吉岡くんの演技の拙さも、そのうち…。


SEP.12.1998 「仮面天使ロゼッタ」 “赤い夕陽の港街”

脚本:新間章正 監督:舞原賢三

 なんとも可笑しい、往年の日活渡り鳥シリーズ風のパロディ篇。タイトルからして、そのまんまだもんね。しかも、お話はあすかでなくて、健一郎と敦子の出会いがメインなのだった。パロディの形態を取りながらも健一郎もまた"血の宿命”に悩んだことなどもさりげなく織り込まれていてグッド。ロートルの健一郎がなんかかっこよく見えるから不思議だわ。
 しかし、なんつってもこのエピソードの重要な点は、健一郎の宿敵"錠”の登場である。錠、つまり魔神仮面デュアヌビスとの因縁の始まりを描いている。さらには、健一郎の家族への愛情をも描いているのだ…。敦子を守るためにファラオンに変身する健一郎。共感しやすいヒーローだね、やはり。
 しかし、ラストで幸せそうな神家をじっと闇の中で見やる錠が不気味だ。


SEP.13.1998 「星獣戦隊ギンガマン」 “第ニ十八章  パパの豹変”

脚本:武上純希 監督 :辻野正人

 バルバン魔人ヒエラヒエラ、うーん、なんか妙に色っぽいんだが…。イリエス傘下の魔人は女魔人が多いんだが、このヒエラヒエラのコスチュームは、なんともそそるものがあるのぉ。特に後ろから見るヒップの辺りとかね。それと、意外と巨乳だったり…(^_^;)。このヒエラヒエラの放つ矢は人の心を冷たくさせるというもの。つまりキューピッドの矢と反対の働きをするものなんだよな。なかなか面白いバルバン魔人らしい設定だ。
 で、パパに冷たくされた勇太が頑張る話。心を封じ込めてある結晶を勇太に破らせるというのは、ウマイね。それと鈴子先生とゴウキの関係も、いい感じでしょ、子供番組らしくてさわやかね。


SEP.13.1998 「テツワン探偵 ロボタック」 “愛の助っ人料理人”

脚本:西園 悟 監督:ヒデ・I

 “王レス”ならぬ“神レス”だよ。杉探偵がなぜかフレンチレストランの女性経営者に一目ボレ。しかもそのレストラン、経営不振。そこでギャルソンとしてレストランの立てなおしに押しかける杉であった、ロボタック達を巻き込んで…。
 試練の書も、「我が家で最高のおもてなしをせよ」と、まさにこのレストランを舞台にロボタック達とトラボルト達の対決となるのであった。
 ま、オチとしては杉の失恋で終わるわけで、これもお約束ね。


SEP.19.1998 「ウルトラマンガイア」 “その名はガイア”

脚本:小中千昭 監督:高野敏幸 特技:神澤信一

 なんと今度のウルトラマンは、変身アイテムを自作してしまうわけだな…。歴代のウルトラマンそれぞれに、さまざまな変身アイテムがあったのだが、いづれも授かったもの、あるいはもともと持っていたものだったような気がする。また、スパークレンスとかリーフラッシャーみたいに“なんであんなカタチなの?”って思える(いや、かっこいんですがね、それはそれで。スパークレンスは買ったし(^_^;))ものもあったりしたんだよね。ところがガイアの変身アイテム、“エスプレンダー”は、なんかそれっぽいような。天才少年我夢が自らの手で作ったんだから、そりゃあ意味があるんでしょう、あのカタチ。つうか、作る過程を見せることで、唐突感とかを無くして、いかにもそれっぽく納得させるよね。しかし、アレ、普段はどこにしまっておくんだろう…?結構かさばるぞ、あのカタチじゃ。
 それと、今回のポイントは巨人の名前。ウルトラマンガイアっつー名前は、やはり我夢くんがつけるのね。ウルトラマンという概念がない世界ゆえに、この名前をつけるのはやはり我夢しかいないか。敦子に思いっきりバカにされてたけど、この名前はオーソライズされたようだ。と、いうことで名前も決まり、変身アイテムも決まりいよいよシリーズも通常フォーマットに。いや、ガイアにはもうひとつの“目玉”があるのだよ。それが“アグル”である。
 正体不明の飛行物体を追って、中東の砂漠へ飛ぶピースキャリー。ファイターの航続距離が長くないため、こういったケースではピースキャリーでファイターを運搬するらしい。なるほど、そうするとファイターも六角形のコンテナ形態に変形する意味があるということになるし、リアリティのある設定だよな。砂漠に落下した物体は、金属生命体。ということで生命体は人型に変形してアパテーとなる。ガイアのテレビニュース画像を受信して、その姿を真似たらしいが、それにしては西洋鎧風。というか、ギャンですな、マ・クベの。これがなかなかかっこいいかも。変形のモーフィングも気持ちいいし。武器の使い方もウマイし。
 ガイアの放つ光線技クァンタムストリームも効かないアパテー。ところで、このクァンタムストリーム、ウルトラマンらしい技ですな。こういうのもあったんだ(^_^;)。フォトンクラッシャーが今までにないカタチの武器だったもんで、ちょっと違和感あったんだけど。クァンタムストリームという王道な武器もあるんだったら、安心かな。で、クァンタムストリームが効かないわけ。ピンチの連続のガイア、どうなる?ってときについに登場のアグル。フォトンクラッシャー一発でアパテーを倒す。しかし、アパテーをガイアもろともフォトンクラッシャーで倒そうとしたのか?なによりも、ガイア以外にもウルトラマンがいたのか。一体その正体は?すべては砂塵の嵐の中に消えていってしまった。謎は深まる・・・。
 ところで我夢くん、外に出たのもバレバレだし。いったいどうやってピースキャリーに戻ったんだろか。こっそり操縦室から抜け出す我夢に気づかない堤チーフもちょっと間抜けかも。


SEP.19.1998 「仮面天使ロゼッタ」 “宿命の対決”

脚本:小池剛 監督:清水厚

 健一郎にとって因縁の敵である錠が再び姿をあらわす。その挑戦を受ける健一郎。やはり、宿命の対決は避けることが出来ないのか。錠を演じる加納竜がなかなかの好演。いい感じの悪役顔だよ、碧眼も似合ってるし。その錠となぜか料亭みたいなとこで対峙する健一郎。
 一方のあすかは、なんだか不思議な世界に引きずり込まれてしまう。登校途中で出会う不思議な光景。せっかく学校についても、おなかが痛くなってしまう。保健室に駆け込んだあすかを迎える保健の先生も、やはりデュアトスだったり。次々に現れる倒したはずのデュアトス怪人達を、生身でばったばったと倒していくあすか。いやー、なんかいつもと違って変に好戦的なんだよなぁ。なんだか、ちょっと違和感あるぞぉ。
 ロゼッタに変身してデュアトスを無事に倒すあすか。しかし戦い終わったあすかの前に、無残な姿となった健一郎と勝ち誇る魔神仮面デュアヌビスが…。健一郎は死んでしまったのか…。どうするあすか?


SEP.20.1998 「星獣戦隊ギンガマン」 “第ニ十九章  闇の商人”

脚本:小林靖子 監督 :長石多可男

 宇宙の武器商人、ビズネラが登場。なにやらバルバンに売りに来たらしいが・・・。このビズネラ、バルバンじゃないけどギンガマンを襲って、そのアースの力を奪おうとする。捕まってしまったヒカルとヒュウガの、戦士の友情がまた泣かせるよね、これまたお約束ではあるんだけれど。
 しかし、どうも先が見えるよなぁ、この展開。だって、かっこいいんだもん、このメカ。ギガフェニックスもギガライノスも星獣ということだしね。しかし、これらと戦うことになった、ギンガイオーとブルタウラスは言うこときかないわけでして。
 どうなるギンガマン。以下、次週。


SEP.20.1998 「テツワン探偵 ロボタック」 “嵐の中の最終試練”

脚本: 山田隆司 監督:ヒデ・T

 世界一大きな目とにらめっこするという最後の試練。これを乗り越えれば、白のランドツールが手に入るわけでして。いやもちろん、試練には打ち勝って、ロボタック達はめでたく白のランドツールを手に入れる。けど、これって金のランドツールとは、全然違うものなのね。とはいえ、それぞれのカラーのランドツールも、スゴイ力を秘めているらしい。しかも、それらをすべて集めた時に、とてつもないパワーを生み出すらしい。
久々に帰ってきたマスターランキングがもたらした衝撃の情報。ここで、やっとロボタックの今後の展開がわかることになったわけね。すべてのランドツールを集めて、ハラッパ国をシーホールの危機から救うということらしい…。
 久々登場の山茶花さん、いい味っすな、相変わらず。


SEP.26.1998 「ウルトラマンガイア」 “天空の我夢”

脚本:長谷川圭一 監督:高野敏幸 特技:神澤信一

 シリーズ初の小中さん以外の脚本ということでどうなるか興味あったんだけど、さすがにシリーズ構成を小中さんがやってるだけに、違和感無くストーリーが続いている。まずは、前回のラストシーンからのつながりで、アグルのことを想う我夢から…。敵か味方か。アグルの存在が、シリーズを面白くしてくれるはずだ。
 さて、今回の怪獣メザードは最初、空間を浮遊するクラゲのイメージで出現する。いやいや、クラゲ好きのワタシとしては、なかなかウレシイ怪獣ですな。クラゲっぽい浮遊感もうまく演出されてたと思うし。この、クラゲ怪獣の出現で、ビル街が次々に砂化していく。このシーンを本物っぽく見せるのはかなり難しいだろうな。CGとミニチュアで見せていたが、残念ながらそのつながりが今ひとつと言ったところか。CGのほうが迫力ある絵になっていたと思うのだが。
 我夢がこのメザードを実体化させるために、大学の友人に協力を頼むのもいいねぇ。もちろん、XIGでも開発は可能なんだろうけれど、城南大学の友人達が出てくると、ストーリーにリアリティが出るような気がする。今までのウルトラシリーズの主人公というと、その所属する防衛チーム以外の人間関係ってほとんど描かれたことがなかったはず。まして友達なんかが出てくるなんて、皆無に等しい。ところが、我夢の友達って結構良く出てくるし、みんないいヤツばかり。やはり、彼が特別な人間というわけでなくて、普通の少年なのだということなんだろう。ダイゴを初めて見た時に、ウルトラマンも変わったなぁと思ったものだが、いま、この我夢を見ていると、ウルトラマンを変わったなぁと改めて思う。しかし、これはシリーズ全体のリアリティの向上に却って貢献していると思うのぉ。
 で開発したシステムはファイターEXに搭載。梶尾リーダーが乗るはずだったこのEXに、我夢は命令を無視して勝手に出撃してしまう。若さゆえの直情さがこの行動を取らせたのだろうが、決して暑苦しくはない素直な気持ちが前に出た行動らしくて好感が持てる。とはいえ、命令を無視しての出撃はマズイはずだが…。しかし、梶尾リーダーの「出撃したからには、簡単に落とすな」という言葉が、ぶっきらぼうながら優しく聞こえる。
 変形して、強暴そうな顔をあらわしたメザードに立ち向かうガイア。このメザードはそれほどの強敵ではなかったようだな。むしろ気になったのは、我夢いない間のEX機。ま、リパルサーリフトだから浮いてることは出来るわけで。エリアルベースでのモニターも、我夢の意識はなく自動操縦になってることはわかっている。だから、きっと我夢は初陣で失神したと思われてるわけですな。これで、怪獣との戦いがすんだらこっそりとまたEXに戻れば、誰にもその正体はバレないですむということらしい、どうやら。
 我夢の天才ぶりと、一方では秘めたる熱さがあることを改めて認識させてくれたエピソードだった。それと、不気味な存在の藤宮の動きも気になりますなぁ…。


SEP.26.1998 「仮面天使ロゼッタ」 “最期の日”

脚本:畑澤和也、野添梨麻 監督:清水厚

 健一郎が帰って来ない理由を知っているが、それを敦子に告げることの出来ないあすか。敦子は明るく振舞いながらも、じっと健一郎を待つ。あすかはそんな母親を見ていられずに、町をさまよう…、健一郎を探して。緑や夏美の家族の話を聞きながら、父親のこと・母親のことを思うあすか…。あすかの悲しみが直接に胸を打ち、ロゼッタらしくない、といっては失礼だが、なんともグッとくるものがある。
 そして、ついに父の仇、錠とあすかの一騎打ち。さすがに強い、ファラオンが負けた相手にロゼッタが勝てるのか。いや、決してかなう相手ではないのかもしれない。ガルゼットの前に倒れる絶体絶命のロゼッタ。その前に落ちてくる閃光。そして、地面から生えた二本の足。なんとも間抜けな帰還のファラオンであるが、これまたいかにもらしいって感じ。だが、そのファラオンが、ガルゼットが変化したデュアヌビスに放つゴッドパンチも効かない…。ここんとこ、「あしたのジョー」のパロディだったりしてね。そうそう、地面から生えてる二本の足って、「犬神家の一族」でしょ。でもって、ファラオンの力をもらってパワーアップしたロゼッタは、空中で羽根をはやす。おぉ、これってエヴァ?そして、最後の決め技はロゼッタキック!もちろん、ライダーですな。怒涛のパロディ構成で楽しめました。
 家に無事に帰ってきたあすかと健一郎を迎える敦子。3人で無言でいながら、相手をおもいやりながら食べるカレーの味、格別だったことだろう。
 こういう終わり方をしたロゼッタ、やはり家族の絆というものを中心に据えた、異色のヒーロー番組であった。しかも、かなりコメディタッチだったしね。ヒーローの日常は、かなりフツーであり、どこにでもいる女子高生と、どこにでもいる中年男の普通の親子関係が面白かったねぇ。ぜひぜひ続編を!


SEP.27.1998 「星獣戦隊ギンガマン」 “第三十章 鋼の星獣”

脚本:小林靖子 監督 :長石多可男

 ギガフェニックスとギガライノスを操るバルバン魔人バルキバルキ。結局コントローラーさえ取っちゃえば、元星獣達も取り戻せるはずだったんだけどね。失敗しちゃうわけね。このバルキバルキの造形が、なかなかいい。ま、いわゆる雪男系といいますか。からだの表面の鱗から考えるに、まさしくこれはガイラですな。狂暴な性格もそのものだし。
 絶体絶命のピンチに、必死の呼びかけを行なうギンガマン達。その叫びに心を動かされ、ギガフェニックスとギガライノスはついにバルキバルキに攻撃の矛先を向けるのであった。いやー、こうなることはわかっちゃいるんだけども、結構はらはらさせる展開。お約束なストーリーでも、ギンガマンならではの見せ方をしてくれてるのがいいのかな。


SEP.27.1998 「テツワン探偵 ロボタック」 “腹ペコ探偵を探せ”

脚本:宮下隼一 監督:ヒデ・I

 せっかく入手した白のランドツール、これをあろうことか杉が売りに出そうとして持ち去ってしまう。でもって、それをめぐってロボタック一行とトラボルト一行が例によって追いかけっこ。そして、なぜか関係なさそうに冒頭現れていた山茶花さんとタッカードのところに飛び火して…。
 いやいや、なかなか面白い展開だったね、今回。特に山茶花さんは久々にたっぷりと登場して、相変わらずいい味出してたし。まー、この方、いつもいつもロボット達の騒動に巻き込まれるというお約束キャラクターだけに、オイシイ役どころだよねェ。


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