過去の特撮徒然草
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1998 AUG



AUG.1.1998 「ウルトラマンダイナ」 “さらばハネジロー”

脚本:川上英幸 監督:原田昌樹 特技:原田昌樹

 あぁ、ハネジローが、帰ってしまう…。
 地球にいきなり現れて移民しようとするファビラス星人、あの円盤の中にミクロ化した80億人の同胞を引きつれての侵略。うん、そういやバルタン星人もはるか昔に同じようなシチュエーションで地球に来たんだっけ。でもって、力づくじゃなくて話し合いでしょ。ってもめてる二人のファビラス星人、鷹派の方の様子がなんかおかしいと思ったら、ムザン星の魔石が取りついているのだった。そうか、ファビラス星人はムザン星にも寄っていたのね。しかも、例の生物兵器のいるメラニー遊星にも寄ってるわけで。
 こうやって自分達の住める星を探して広大な宇宙空間をさまようファビラス星人、ちょっと憐れ。でもってモンスアーガーのいるメラニー遊星にハネジロー、いやムーキットを忘れてきちゃったわけですな。いやいや、平和のマスコットだったとはねぇ、このハネジロー。確かに見ていると心和む可愛さがあるよね、ハネジローは。最初見たときにはちと媚び過ぎな造形だなぁなんて印象を持ったものだけれど、ずっと見ているうちにすっかり愛着がわいちゃって、ウルトラ怪獣シリーズのハネジローも買っちゃったくらいだ。
 で、悪いファビラス星人に捕らえられたコウダとカリヤを助け出したハネジロー、スーパーGUTSの面々との楽しい日々を映し出すわけで。いやぁ、なんとも可愛い。みなから愛されていたわけですな、ハネジロー。ハネジローのいるところ、常に笑顔がある。この笑顔を見れば、ファビラス星人も侵略しようなんて考えを捨てるんですよ。そう、やはりハネジローは幸せをもたらしてくれる平和の使者だったのだ。
 でも、ムザン星の魔石の力は強力。ファビラス星人は、巨大化してデビルファビラスとして暴れまくる。そこへ登場のダイナである。魔石の場所をハネジローによって教えられたダイナ。その魔石だけを破壊して操られていたファビラス星人を救うのであった。うん、このあたりも見てて安心ですな。怪獣・宇宙人はなんでも殺しちゃいかんですから。で、魔石の魔力から解放されたファビラス星人は無事に宇宙船に回収される。
 そして、ついにハネジローとの別れが…。やはり、もともとファビラス星人のものだったんだから、そちらに戻って行くのは当たり前。しかし、アスカ達との楽しい想い出も決して忘れない事だろうね、ハネジロー。覚えた日本語でダイナに別れを告げるハネジロー…、元気でな。エンディングテーマ最後の変身巨大化ハネジロー、楽しいおまけでした。


AUG.1.1998 「仮面天使ロゼッタ」 “決戦の期末テスト”

脚本:前川淳 監督:広田幹夫

 どんなヒーローだって生きて行く以上は私生活があるわけですな。雲や霞を食べて生きてるわけじゃあるまいしねねぇ。このロゼッタの場合、どとらかというとその私生活の部分にスポットが当てられているわけですな。普通の家庭人である父と娘がヒーロー・ヒロインとして戦うとき、いったいどんな日常生活になるのか?
 さて、あすかはフツーの高校生。だから試験だってあるし、勉強もせねば。期末テストに向けて勉強をするあすかたちだが、そこへデュアトスの魔の手が伸びる。今回のデュアトス、蟋蟀魔人はなかなかユーモラス。なぜかヒッピー風のいでたちでフォークっぽい歌で次々に犠牲者を誘い出すのだ。演じる大森うたえもんがナイスキャスティングですな。
 父、健一郎が出張中のため、ひとりで戦わなければならなくなったあすか。しかも期末テストに間に合わなくなってしまう!だがだがロゼッタの前に蟋蟀魔人はあっけなく倒される。そして、密かに出張先から戻って、あすかを物陰から見守る娘想いの健一郎なのであった。


AUG.2.1998 「星獣戦隊ギンガマン」 “第ニ十二章 光の出現”

脚本:荒川稔久 監督 :辻野正人

 おぉ、これって閉ざされた遊園地みたいな…。
 17歳コンビの活躍する話、ブドーにとってもこれが最後のチャンスということで。しかし、ブドーの巻物を破り捨てるシェリンダさまの凛々しさがたまりませんなぁ…(^○^)。
 このヒカルとサヤの幼馴染コンビがささいなことから喧嘩して、でもって仲直りするというお話を実にストレートに描いていて、いいねぇ。わかりやすいもの。あぁ、喧嘩しちゃいけないんだなって。小さなお子様にとって、わかりやすいメッセージは大切ですよ。
 さてさて、ついに出現したギンガの光、これを巡ってバルバン、黒騎士、ギンガマンの三つ巴の戦いになるのか。そして、黒騎士の胸の苦しみの謎は?以下、次週ね。


AUG.2.1998 「テツワン探偵 ロボタック」 “急展開!新たな決意”

脚本:山田隆司 監督:坂本太郎

 まさしくサブタイトル通りに急展開。ロボタック第一回から、いや、前番組のカブタックから続いてきた対決が無くなったのね。ワンダーボックスをトラボルトに壊されてしまったマスターランキングは、もはやシュビドゥバッヂの番人じゃなくなってしまったし。ランドツールも金以外に、赤、青、黒、白があるということだし。でもって、各色の試練を乗り越えることによって、ランドツールが手に入るという。
 設定というか、フォーマットが大幅変更で、まさに急展開。毎回ランドツールを使ったもん勝ちということになるんだろうか。トラボルトが呼んだランドツールをロボタックが使っちゃうんだもン、あのランドツールはその後ロボタックのものになったのか?なんか、良くわからんぞ。


AUG.5.1998 「ウルトラセブン」 “太陽の背信”

 うーん、前2作よりは随分といいと思うのだが…。脚本も演出もね…。
 さて、またも怪事件発生。土が黄金に変わるという不思議な事件にウルトラ警備隊が出動。実は自らの寿命が尽きようとしている恒星バンデラスが、その黄金に群がる人間の持つマイナスエネルギーを利用しようと起こしたことだった。バンデラス太陽系のすべての生物の存続と、人間の心の憎悪や恐れなどのマイナスエネルギーを引き換えにしようとする申し出に心揺らぐサトミ隊員。という辺りが今回の見せ場なんだろうけれども、いかんせん鵜川の演技にちょっと物足りない部分を感じてしまう。
 で、前回もカザモリの姿を借りたモロボシ・ダンだが、今回もカザモリに化ける。ダンは基本的に何者にでも変身する事が出来るらしい。だったら、なぜダンは歳を取った姿で現れたのかがちょっと疑問なんだが。
 そのダンは悩むサトミ隊員の前に現れる。新型爆弾でバンデラスのスターゲイトを破壊するふたり。そしてダンはサトミを助けて脱出する。いや、ダンってなぜかおせっかいな奴。それともウルトラ警備隊のメンバーが頼りないと言うべきなのか。なんか、もうちょっとしっかりして欲しいなぁ…。
 スターゲイトを破壊されたバンデラス、なぜか巨大怪獣と化してセット壊さなくてもすむように山ン中の畑の真中で大暴れ。ここでセブンが登場なのだった。しかし、前2作にも言えることなんだけれど、戦闘シーンが長過ぎるよ。あと、セブンしゃべりすぎね(^_^;)。ま、森次さん頑張ってるんだけど…。久々にアイスラッガーを放つセブンなんだが。このアイスラッガーの飛び方がなんか変。もう、ブーメランままじゃん。しかもバンデラスの体を切断するんじゃなくて、尖った側が目に突き刺さるだけ。うーん、やはりアイスラッガーってセブンの最大の必殺技でしょうが。オリジナルみたいに光になって相手の体をばらばらにしなきゃ駄目でしょう。なんか、噂ではそういう表現に制約があるということらしいけど…。ま、それにしたってもう少しうまい見せ方がありそうなものだが。せっかくの見せ場がちょっと物足りない。
 さて、事件は解決。そして再会と別れ。30年ぶりにやっと再会できたフルハシとダン。このシーンは良かったよ。人間は短い期間しか生きる事のできない生物であり、M78星雲からやってきたダンとは所詮生きる世界が違う。しかし、ほんの一時の心の交流だったとしても、それは強く強く心に刻まれて受け継がれて行くのだろう。ダンとフルハシの友情は時空を超えて存在しうるものなのだ…。そして、またも帰っていくセブン。しかし、フルハシはその去り行く姿に向かって「ダーーン!!」と声をかける。そう、30年前のあの別れの時と同様に。また、会える時は来るのだろうか。
 会えるらしい…来年の春…。うーん、早いかも。

「ウルトラセブン 第3話 太陽の背信」98バップ 監督:高野敏幸 特撮監督:神澤信一 脚本:右田昌万 出演:森次晃嗣、毒蝮三太夫、山崎勝之、南条弘二、正岡邦夫、鵜川薫、他


AUG.8.1998 「ウルトラマンダイナ」 “ンダモシテX”

原案:京本政樹 脚本:右田昌万、武上純希 監督:北浦嗣己 特技:北浦嗣己

ダイナにもハヤテが出現!しかし、この人7年たっても変わりませんなぁ…所属は変わっても。まぁ、今回は赤井英和氏ですな、なんと言っても。おかげで京本氏があまり前面にでてこなかった、というかふたりで漫才状態。これがよかった。
 実は心優しいチャダビン星人が死なせてしまった地球人のかわりに妻娘と共に暮らすというシチュエーションはなかなかうまい導入。それを極悪宇宙人と考え追いつづけるのがハヤテですな。でもって、このふたりを中心にお話が進むわけでして、スーパーGUTSのメンバーとかはほとんど活躍の機会なしかな。
 でもって、地球人になりすまして生活するうちのに、この星のことが本当に好きになり、そして家族を本当に愛するようになったチャダビン星人。赤井英和の好演もあって、非常にいい話になってますな。あぁ、いい人なんだなぁって。一方のハヤテは彼を凶悪宇宙人として扱う。そんなふたりが怪獣モゲドンの体内の強力爆弾“ンダモシテX”排除作業を行なう。で、ふたりで作業を進めて行くうちにだんだんと心を通わせて行くふたり。まぁ、いかにもって展開ではあるんだが、このふたりのやり取りはなかなかいい感じだ。実際に仲が良いらしいし。
 今回の話、レギュラー陣がまったく目立たないのだけれど、結構ダイナのトーンに合っていて非常に面白かった。特に赤井演じる男が良いねぇ。あ、そうそう、その妻役のいとうまい子も良かったけれど。なんか久しぶりにテレビで見たって言う気がする。ダイナが、チャダビン星人の願いでモゲドンを殺さずに連れ去ったところも好感持てるわ。
 エンディングテーマのほとんどをストーリーに充てるほど、今回は尺が長くなったようだね。まぁ、あれだけ芸達者な人が出ちゃうとねぇ。本当は自分の夫が本物でない事にうすうす感づいていた妻に向かって、夫を危険な作業に巻き込んでしまった事をわびるハヤテ。そうそう、ハヤテはチャダビン星人を見逃したのだ。うーん、結構いいところもあるわけね、ハヤテって。これじゃもう、格好良すぎますよ、ハヤテ隊長。最後の「また、チャダビン星人を取り逃がしちまった。今度は冥王星にでも…」ちゅう台詞は、ハヤテらしいキザなアクションとあいまって、相変わらずだったけど。ま、これはこれでオッケーですわ。だって、ハヤテなんだもの。
 最終回3部作前の息抜きには、非常に良かったのでは?


AUG.8.1998 「仮面天使ロゼッタ」 “戦慄の未亡人下宿”

脚本:前川淳 監督:広田幹夫

 “未亡人下宿”と言えばアノ山本晋也カントクの往年の人気ロマンポルノシリーズ。MAXも高校生の頃、学校サボって見に行きました。いや、すごいくだらんギャグ連発で、面白かったぁ…。
 で、その未亡人下宿のパロディが、今回のロゼッタ。妖艶な未亡人が経営する下宿、若燕荘(^_^;)。ひとり増えればひとり減るというミステリー、実は未亡人がデュアトス、蟷螂魔女。この未亡人が過剰に色っぽくていいのぉ。いかにもって感じでして。でもって、あすかの親友の緑がその先輩とともに蟷螂魔女のい毒牙にかかる…。
 かと思われたその時、颯爽とロゼッタ登場。いつものように必殺技ロゼッタ・シェーントで決めたぜ!と思いきや、通じない!強いぜ、蟷螂魔女。しかーし、どこからともなくお父さんの助言。ここはエンドレス・イリュージョンだ!って、おいしそうな男達(一部そうでない男達もいたが…(^_^;))に囲まれてうっとりと幻想の世界に浸る蟷螂魔女。その隙をついて、決め技炸裂のロゼッタであった。しかし、なんつうアホな攻撃…。いや、おもしろいぞ!!


AUG.9.1998 「星獣戦隊ギンガマン」 “第ニ十三章 争奪の果て”

脚本:小林靖子 監督 :長石多可男

凛々しいシェリンダさま ついに出現した“ギンガの光”をめぐって繰り広げられる四つ巴の争い。ギンガマン、ブルブラック、ブドー、イリエスがそれぞれの思惑のもと、“ギンガの光”を追う。バルバンの幹部同士の抗争なども盛り込まれて、なかなかストーリーが面白くなってくる。ブドーが静の作戦で行くところ、イリエスはなかなかの策略家のようだ。ブクラテスの姪だけのことはある。
 そのイリエスの策略で裏切り者とされたブドーに対するシェリンダさまが、サイコーに凛々しくかっこ良いのだ。なんかお胸もいつもよりもグッと寄せてあるんじゃないかと思うくらい、谷間強調でございました。あー、堪能堪能。久々にきっちりと出てくれて、MAX的にはヒジョーにウレシイ。同じ感想のお父さんが、全国に100万人はいるはずだ。
 さて、“ギンガの光”は結局ギンガマン達に宿った。やはり善きものに味方するのね、“ギンガの光”は。そして、獣装光という新しい力をギンガマン達に与えて、またさらには新しいおもちゃをバンダイにを発売させるのだった。うーむ、これまた買わにゃいかんのかよ。お小遣い削られて大変だなぁと思ったお父さんが、全国に100万人はいるはずだ。


AUG.9.1998 「テツワン探偵 ロボタック」 “邪魔してバンザイ!”

脚本:西岡悟 監督:坂本太郎

 お、新展開でオープニング変わった。
 今回からはナゾナゾコンパスじゃなくて、試練の書の謎を解いていくわけね。したがってマスターランキングなんかも出なくなった。そのかわり3対3の対決という図式が強くなったわけですな。で、今回の試練はオーソドックスな謎ときということで。この謎ときを中心にストーリーが進んで行くということで、より明快でわかりやすくなったんじゃないかな。今までは、ナゾナゾとその他のエピソードがうまく絡み合わない回も少なくなかったから
 で、トラボルトがなかなかの好敵手。ロボタック達以上に頭はいいし、パワーはあるし。前回取り戻したランドツールのおかげで、やっと勝てるロボタックなのだった。
 しかし山茶花さん、またもオイシイですなぁ…。


AUG.15.1998 「ウルトラマンダイナ」 “最終章I 新たなる影”

脚本:長谷川圭一 監督:小中和哉 特技:大岡新一

いよいよダイナも最終章に突入。その3部作第1章である。
 ウルトラマンとは一体いかなる存在なのか?神ではない。神ではないが、我々人間から見れば、限りなく神にも等しい存在である。しかしながらその本質は人であり光である。それがウルトラマンであったはず。そのウルトラマンを人間の手で作り出そうと考えたゴンドウ参謀。彼はかつて人が光になるシーンを目前で目撃している。しかしながら、彼自身は光になる事が出来なかった…。そんな彼がウルトラマンという存在に疑問を持ったのも仕方のないことなのかもしれない。
 かつて超古代にウルトラマンはこの地球を、太陽系を守っていた。しかしながら、彼らはその肉体を残したままこの地を去ってしまった。肉体は石像となって各地に残った。石像は決して死んでしまったわけではない。光−遺伝子コンバータの力によって光を与えられた石像は、再びウルトラマンとして蘇る。過去にティガ、イーヴィルティガ、そしておそらくダイナも同様のメカニズムで復活したはずである。しかし、その力はあまりにも大きく、それに伴った強い光に満ち溢れた心がないと、イーヴィル=マサキケイゴのように不幸な結果を招く。
 ゴンドウ参謀の作り出したウルトラマンは、おそらく火星で発見された石像が復活したものだろう。同じく火星で復活したダイナと同じ顔である。ゴンドウ参謀はアスカを犠牲にし、その人の光のエネルギーを抽出しウルトラマンを作り出したわけだ。ゴンドウ参謀の志したことは、おおむね正しい。彼の願いもまた、人類の平和であったはずだ。しかしながら、そこに行きつくために選んだアプローチに問題があった。自分の手で制御できる究極の防衛兵器としてのウルトラマン。タカ派のゴンドウ参謀ならではのアイデアである。
 デスフェイザーに続いて、またも自ら失態を招いてしまったゴンドウ参謀。彼が作り出したウルトラマンは、他のウルトラマン達と違って光に満ちた心がなかったのだ。うつろな肉体だけのウルトラマン。それはただ機械的にソルジェント光線を自分のエネルギーが尽きるまで発射しつづける傀儡である。そのすきをスフィアに突かれて、おぞましい姿形のウルトラマンのカリカチュアを産み出してしまった。その責任を感じてか、自分の命を光エネルギーに変えてアスカ=ダイナに与える姿は、言いようもなく哀しい。
 さて、アスカの父カズマは何を伝えようとしているのか?大いなる影が近づいてきているというその言葉、どんな意味を含んでいるのか?時を同じくして攻撃を激化させてきたスフィア。アスカとリョウの関係も深まるような気配も濃厚。爆発の後、リーフラッシャーを残して姿を消してしまったアスカの名を呼ぶリョウの声が、惑星改造によって空気のある星となった火星に空しく響く。


AUG.15.1998 「仮面天使ロゼッタ」 “迷子の死体”

脚本:菅野弘 監督:服部光則

 今回もコミカルタッチなお話である。しかも、お父さんがメインね。交通事故で死んでしまったお父さんの会社の社員が、デュアトスの蛙怪人によって復活させられてしまう。このゾンビをめぐってのお話。この蛙の怪人は人間の死体を盗んでは行きかえらせて、デュアトスの戦闘員を作ろうとしているのだ。なんて、戦闘員って、こりゃ東映ヒーロー番組の基本ですな。いやいや、なかなか笑わせるぜ、この蛙おばさん(^_^;)。しかも、ピョンピョンのゲロゲロですから…。
 今回からあすかちゃんの変身ポーズがつきましたな。なかなかぎこちなくって、そこがまたおぢさんそそられちゃいますって感じ。変身過程もちょいと追加になったし。あの足がむにゅっとたくましくなるのには笑いました。もちろん、ロゼッタ変身後のアクション、グーですが。ファラオンの登場もお約束でかっこいいですな。
 そうそう、なんとウレシイ事に、この社員の上司、安野部長(アンノって)にひし美ゆり子さんが友情出演なのだ。いやいや、客層わかってらっしゃるのぉ…。


AUG.16.1998 「星獣戦隊ギンガマン」 “第ニ十四章  ブドーの執念”

脚本:小林靖子 監督 :長石多可男

 ついにブドーも最期の時が…。イリアスの策略にまんまとはまりながらも、最後までギンガマンと戦ったブドー、敵ながらあっぱれという印象。大体、ブドーはあのバルバンの中でもかなりかっこ良いぞ。その配下だって、どれも良かったもンねぇ、魚をモチーフにしてジャパネスクイメージで味付けしたデザイン。
 一方のギンガマンは“年上組”幼馴染3人の友情物語。いや。、ギンガマンってこういうわかりやすいメッセージでいいよね。やはり、ギンガの森の住人たちという事で、リアリティ無いところがクサくならないことにつながるんだろうなぁ。やっぱ、友達とは仲良くしようなっ!


AUG.16.1998 「テツワン探偵 ロボタック」 “美少女幽霊の秘密”

脚本:浦沢義雄 監督:渡辺勝也

 浦沢作品にしては、あまり飛躍が無かったような気がしますな、今回のロボタック。とはいえ、美少女幽霊に恋するコータ、ま、ちょっといつもとは違うテイストだったりはする。幽霊の割には完全に実体化してるし、出てきても全然恐くないし、しかも美少女。うん、確かに可愛いですねぇ、この子。
 一方トラボルトって、結構の悪なのねぇ。いや、もちろんダークロー、カバドスは相変わらずなんだけど、トラボルト悪いよ。幽霊を人質に取ったり、屋敷に火をつけたり。これって完全に悪人、いや悪ロボだよねぇ。


AUG.17.1998 「ディープインパクト」

 面白かった。ラストまでぐいぐいとひきつけられる120分である。それはなにより、この映画の繊細な人間描写に引き込まれてしまったせいであろう。監督ミミ・レダーは女性らしい細やかさで、地球最期の時を迎える人々の表情を描き出しており、その“時”に直面した人間達の行動は、見るものに大きな感動を与えるのである。
 特にすばらしいのは老宇宙飛行士を演じるロバート・デュバルと合衆国大統領を演じるモーガン・フリーマンであろう。両者に共通なのは、常に人間としてベストを尽くして行く事が肝要であるということを知らしめる人物を演じている事である。
 地球に隕石が追突するという未曾有の出来事に対して、できうる限りの手を打ち国民を勇気付ける合衆国大統領。ちなみに、黒人の大統領は現実には存在しないわけで、ここにもミミ・レダーが女性という、今のところ社会的にまだまだマイノリティの立場で撮った作品らしいなぁと、ワタシは思ったりもしたのだが。
 一方のロバート・デュバル演じる宇宙飛行士“フィッシュ”は、若いクルー達とのギャップを感じながらも、自分の過去の経験を信じて堅実にやるべき事を実行していくという、いかにもロバート・デュバルが演りそうなタイプの人間。一度は失敗したミッションながら、最終的には多くの地球に住む人々を救う事になる。自分の命を犠牲にして…。
 派手な特撮を中心に据えるのではなく、この映画はあくまでも“地球最期の時”に瀕した人々の表情を捉えていく。もちろん、彗星が地球に衝突してからの大洪水シーンの特撮は、充分に見ごたえのあるものに仕上がってはいるけれど。合衆国での動きしか描いていないという点も少し気にはなるが、これも“人”を描くために必要な手段と思えば、悪くはない。いや、この作品、かなりの名作といってもいいのでは?

「DEEP IMPACT」98米 監督:ミミ・レダー 出演:ロバート・デュバル、ティア・レオーニ、イライジャ・ウッド、モーガン・フリーマン、他


AUG.22.1998 「ウルトラマンダイナ」 “最終章II 太陽系消失”

脚本:長谷川圭一 監督:小中和哉 特技:大岡新一

 最終章も中盤、ますます盛り上がりを見せるダイナ。今回は内容も盛り沢山である。前回、アスカに対して問われた疑問、なぜアスカなのか?なぜアスカがウルトラマンなのか?これは映画「ティガ&ダイナ」で光になる事のできなかったゴンドウ参謀にとって心のそこからの疑問であり、また我々視聴者にとっても最大の疑問と言えるだろう。そして、それはまたアスカ本人にとっても大きな疑問であった。「なんでオレなんかが…」。
 そんな疑問を抱きながら火星地表に倒れていたアスカ、それを助けたのはダイゴである。ついに、ついに登場のダイゴ。今は火星で花を育てている。花で一杯のバイオセンターには、地球産のもののみならず火星で生まれたものもあるという。そして、彼の希望はこの火星を花で一杯にする事。彼とレナの娘、ヒカリたちの時代には火星を花の惑星にしたい。
 そんなダイゴにアスカは聞こうとする。(なぜ、オレなんかが…)。かつてウルトラマンであることの意味をイルマに求めたアスカであったが、今度はダイゴその人を目の前に、ウルトラマンであることの意味を問おうとする。しかしダイゴがウルトラマンであった事を、アスカは知っていたのだろうか?TPCのトップシークレットであったはずのこの事実、スーパーGUTSのメンバーなら知りうるセキュリティレベルだったのだろうか?うーん、だとしたらダイナもスーパーGUTSの中にいるんじゃないかという推論は、簡単に成り立つような気もするが…。
 とにかく、ダイゴに対面したアスカ。しかし、その質問を発する前に、ダイゴは答える。自分も同じだったと…。同じように悩んでいたと。しかし、人としてできることを誠実にこなす。それが彼の見つけた答えであったわけだ。前線を外れ、火星で花を育てる。しかし、この生き方もまた、人としてできることをやるという意味では、なんら変わりない。人類のために武器を持って戦うのも、火星を花で満たすために屈力するのも同じことなのだ。自分にできることをなすのが、人として正しいことという考えは変わる事はなかった。
 そして、そのできることは、君だけを守ること…。ネオガイガレードの人質となったリョウを救うために、アスカ=ウルトラマンダイナは飛ぶ。禁断の兵器ネオマキシマをキサラギとヤズミの協力によって、クラーコフに借り受けたスーパーGUTSの面々。彼らがクラーコフでグランスフィアを狙うその時、ネオガイガレードはその手中にリョウの乗るGUTSシャドーを持ったまま立ちはだかる。そこへ、一度はガイガレードに倒されたダイナが。いや、ダイナではない。明確にこれはアスカである。リョウを守ること、それが今のアスカにできることなのだ。
 ダイナの攻撃でリョウは救われる。そして、人類存亡の運命を握るネオマキシマが、グランスフィア向けて放たれる。
 緊迫感があり、畳み掛けるような演出が非常に良かった。見所満載ながら、テンポよく見せてくれていたと思う。リョウとアスカの関係が、この最終章に来て急接近という気もするが、ふたりのGUTSシャドーのコクピットでの会話は、なかなか泣かせるものであった。リョウという女性が、非常に魅力的に描かれていた。また、火星に住むダイゴとレナ、そしてヒカリ。ダイゴは、肩に力の入らない生き方、透明感があって変わっていなかった。なぜ彼がティガだったのか、それは彼がウルトラマンでない生き方に戻ったとき、改めてわかるような気がする。


AUG.22.1998 「仮面天使ロゼッタ」 “仮の宿”

脚本:菅野弘 監督:服部光則

 今回はファラオンオンリーのストーリー。健一郎の会社に来る保険外交員。ふとしたきっかけで彼女の家で食事をすることになった健一郎。母娘のつつましい生活に心を惹かれる。特に喘息で苦しむ娘に対して、好意を抱くのであった。
 一方家では、敦子とあすかがなにやらふたりで仲良くやっていて、ちっとも相手にしてくれない。それに比べてあちらの家は…なんて思いが健一郎の心を過ったりもするのだったが…。実は、娘はデュアトスの怪人、その母に産みつけられた卵が大きくなったものであった。その母をも食い殺す怪人に、健一郎の怒りが燃えあがる。ファラオンに変身した健一郎の思いを込めて、ファラオン・ゴッド・パンチが怪人に炸裂するのだった…。
 暗い気持ちで帰宅する健一郎を待っていたもの、それは誕生日を祝ってくれる敦子とあすか。改めて自分の家庭のすばらしさに気づく健一郎であった。
 いやー、タイトルロールのロゼッタが全く出てきませんでしたなぁ。ま、こーゆーのもありか。


AUG.23.1998 「星獣戦隊ギンガマン」 “第ニ十五章  黒騎士の決意”

脚本:小林靖子 監督 :田崎竜太

 黒騎士は復讐のために生きる。その目的達成のためなら手段を選ばない…。しかし、その黒騎士にも、かつて人を思う気持ちがあったのだった。特に弟クランツへの思い。ヒュウガの体を借りて、復讐を果たそうとしてきた黒騎士であったが、弟クランツと兄を想うリョウマの姿がダブり、ついに自分の身を犠牲にして、地球をすくう決意をするのであった。
 しかし、死んでしまった(らしい)黒騎士と戻って来たヒュウガ。黒騎士のほうはどうなるんだろ、おもちゃたくさん出てるのに・・・。やはり、ここはヒュウガが黒騎士を襲名することになるのだろうか…。本来ならヒュウガがギンガレッドになるはずだったんだけどねぇ…。


AUG.23.1998 「テツワン探偵 ロボタック」 “熱血ロボ先生の青春”

脚本:扇沢延男 監督:渡辺勝也

 またもワンダータイプの新ロボットが登場。しかも、今度はカケルたちの学校の担任の先生。しかも、こいつがやけに暑苦しい奴だったりする。なにかっつーと、ひと昔前の熱血先生タイプ。そいつの名前はタッカード。これが今回の試練である“青春”を探してひと騒動なのだった。
 青春と言えば、砂浜でラグビー。ステレオタイプなんだけど、青春をわかりやすく表現するとこういうことなんだよねぇ。でもって、なぜかトラボルトまでが感動してしまうのだった…。もちろん、当のタッカードにいたっては、夕陽に向かってダッシュなんて…。いやいや、面白い奴が入ってきたかも。


AUG.29.1998 「ウルトラマンダイナ」 “最終章III 明日へ…”

脚本:長谷川圭一 監督:小中和哉 特技:大岡新一

 新たなる光の物語もついにその幕を下ろすときがやってきた。雄々しく常に父親の面影を求めて前へと進みつづけるアスカ。彼は、その目的を果たすべく、我々の前から去ってしまった…。
 物語は、淡々と進む。人を、さらに完全な存在へ進化させようと甘言を吐くグランスフィア。しかし、その誘いに人は乗ってはいけないのだ。ヒビキ隊長のいう通り、人は不完全だからこそ面白い。不完全だからこそ夢やロマンもある。不完全だからこそ、憎しみも愛情も生まれる。強い光があるところ、そこには必ず影ができる。その光と影、ネガとポジ、コスモスとカオスがあってこそ人は人たる存在なのである。闇の象徴たるグランスフィアの言う通り、より完全な存在になったとしても、それはもう人ではない。ナカジマがその考えにうなづくのもわかる。が、人は自らの力でより高次な存在を目指すべきなのだ。そして、それがネオフロンティア精神であり、その象徴的なキャラクターがアスカなのである。
 そして、アスカがダイナであることは自然にスーパーGUTSの面々に受け入れられてしまう。なるほど、彼が…。納得できるものがあったのだろう、皆。隊長はさすがによく見ていたわけで、ある意味アスカの父親代わりであったからかもしれない。そして、そのアスカ=ダイナがスーパーGUTSの最後のオペレーションに参加する。ウルトラマンが防衛隊の作戦に戦術プランレベルから参加するというのは過去に例を見ないことだ。しかし、その作戦は一歩間違えば永遠の別れをもたらす非常に危険な賭けでもある。敢えて,アスカはこれに挑む。彼がウルトラマンダイナであるから?否、たとえ彼がウルトラマンダイナでなくても、この作戦で同じ役割を担っていたであろう。アスカはそんな奴なのである。
 アスカの乗るα号を黙々と整備するナカジマ。彼の口から父親のことが語られる。初めてナカジマのプライベートが明かされる…。が、それはナカジマの台詞と言うよりは、小野寺丈の言葉として耳に入ってくる。そう、急逝した父、石ノ森章太郎氏の思い出を語る小野寺氏なのである…。
 かくて、アスカは単身危険な任務に挑む。二度と会えないかも知れぬ隊員達と、別れの挨拶を交わしていく。ひとりひとりに笑顔を返していく。そんなアスカの顔はこれまでになく晴れやかで優しい。気負いが無く自然体なアスカ。いい顔である。リョウとの別れ…。「君だけを守りたい」とヒーローらしからぬ台詞をかけられたリョウ。その思いを告げたばかりなのに、別れの言葉を口にせねばならない辛さ。そして、その辛さを払うように、マイの両肩を抱いて、カメラの前へ押しやるやさしさ…。「ダイナミックのダイナ、ダイナマイトのダイナ、そして、大好きのダイナ…」。マイの言葉は涙を誘う。しかし、これは別れではない。断じて別れではない。アスカは必ず帰ってくると約束した。いつものように。そしていつものように笑顔で出撃して行った。
 もちろん、ダイナとスーパーGUTSが負けるわけはない。闇の化身グランスフィアも、その前に敗れ去る。しかしながら、グランスフィアが消えた空間に現れた、大いなる闇の力はすさまじかった。その想像を絶する闇の深淵から逃れることは、さしもの光の化身ダイナ、いやアスカもかなわなかった。だが、だが、である。その闇に飲まれながらも彼は叫ぶ。「オレは絶対に負けねぇ!!!」。そう、アスカが絶対に負けるものか!
 火星ではダイゴが自分にできる事を淡々とこなしていく。今の彼にできることを。光ではないが人であるダイゴのできる事を、誠実にこなす。その静的な態度もまた、ワタシの胸を打つ。空を見上げる彼がつぶやく言葉、「光…」。その見上げた先にはアスカがいるのだろうか…。
 闇に引きずり込まれたアスカであったが、その意思は強固なもの。目を覚ましたアスカがいたところ、それは闇の深淵でなく光に包まれた別の時空間。そこで彼はついに父親カズマと再会する。あの百式のコクピットに父がいる。自分はα号のコクピットにいる。二人はそのまま前に向けて飛びつづける。常に前に向かって飛びつづけるのだ。なぜなら、それが人間だから。そして、アスカはしばしの間、疲れ傷ついた体をここで癒すのである。再び我々の前に戻ってくるまで…。その時はそんなに遠い先ではないはずだ。それを信じている…。
 宇宙空間でひときわ輝く星がひとつ。それがウルトラの星。アスカはきっとそこにいる。アスカはきっと帰ってくる。スーパーGUTSのメンバーはそれを信じて疑わない。なぜなら、アスカはかけがえのない仲間だから。彼らは、アスカの帰還を待ち、またアスカを捜し求める旅に出るのだろう。こうしてネオフロンティアの物語は終わることのなイネバー・エンディング・ストーリーになる。
 アスカはついに自分の父親と再会することができた。ずっと彼が求め探していたものをついに見出したのである。これをハッピーエンドと言わずしてなんと言うのだろうか。かけがえのない仲間達とはひとときの別れになってしまったが、父親とのひとときを過ごし存分に休息して欲しい。仲間はいつまでも待っているのだから。宇宙(そら)にウルトラの星が輝いている限り・・・。
 ところで、MAXのエキストラ、バッチリと画面に映っていました。群集シーンを良くみていただければ、キチンと演技してるMAXを見つけることができるはず。


AUG.29.1998 「仮面天使ロゼッタ」 “森の叫び”

脚本:新間章正 監督:服部光則

 森であった不思議な少女と心を通い合わせるあすか。少女は森の生き物の命の大切さを、あすかに訴えかける。森を壊すもの、森の生き物を殺すものをデュアトスが襲う。だがそれは、少女の妹だったのだ…。幼くして逝った姉のため、森を守るために人間を襲うデュアトス。そして、死してなお森を救おうとする幼い少女の姿。さすがにロゼッタも心動かされて、ファラオンに拳を向けようとするのだった。
 いつもと違ってシリアスな展開のストーリー。ラストで森の叫び声に耳をふさぐあすかの姿に、やり場のない思いを感じる。


AUG.30.1998 「星獣戦隊ギンガマン」 “第ニ十六章  炎の兄弟”

脚本:小林靖子 監督 :田崎竜太

 ということで、帰ってきたヒュウガ兄さん。ハヤテやサヤも大いに喜ぶわけだが、リョウマは思案顔。そりゃそうだ、もともとギンガレッドはヒュウガだったわけだから…。普通だったらここで、リョウマが星獣剣を返して、それをヒュウガが受け取らずに…って展開かと思ってたんだけど。
 リョウマはギンガレッドであり続ける事をヒュウガに宣言し、ヒュウガはされを受け入れる。そして…。
 黒騎士の意思を継いで、ヒュウガはブルブラックに。まぁこうなるのはわかっていたとは言え、なかなか見せてくれるのだった。ブルブラックが加わり、ますます強いギンガマンである。


AUG.30.1998 「テツワン探偵 ロボタック」 “怪盗チェリー死す!?”

脚本:宮下隼一 監督:岩原直樹

 あの怪盗チェリーが死んだ?赤いダイアモンドを狙うチェリーだが、ダイアの持ち主が一筋縄では行かない悪党。ついにチェリーもその罠にかかり死んだのか?なぜか失意の唐松刑事と杉探偵であった。
 と思ったらどっこい、チェリー復活。悪党もつかまり、ダイアも守った唐松と杉。めでたしめでたし。しかし、チェリーが怪我したとこと同じとこを怪我した桜子って…?


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