2007年12月31日

ウルトラセブンX 「NEW WORLD」

前回見逃したんだけど、まぁ展開的にはついてけるなぁ。
情報局は実はエイリアンに支配されていて、情報操作が行われていたと。なら、あの巨大モニターだけがオーバーテクノロジーなのもわからんでもない。しかし、DEUSってなんだったのかしらん?グラキエスの侵略の邪魔になる他のエイリアンたちを排除するためのものだったのかな。
で、まぁ、最大の謎であったジンの記憶も蘇ると。グラキエスに侵略されんとしていた別の次元の"ウルトラセブン"が、こちら側に来る際に依代にしたということのようで。ウルトラセブンとウルトラセブンXは同一のもので、次元をまたいでグラキエスに対抗していたわけです。但し、次元を超える際の代償として、記憶を失ったわけだが。
といったようなことがエレアの願いによって叶ったというのは、若干弱いような気もするなぁ。女性ひとりの思いが次元を超えて奇跡を呼ぶ、という話は今時どうかなという。まぁ、アリと言えばアリですが。また、意外にもハッピーエンドだったし。
ファンサービス的な、ダンとアンヌのサービスショットもあって、オリジナルセブンとの繋がりをここでちゃんと見せましたよってことですかね。まぁ、これはあくまでもサービスショットということで。ウルトラシリーズは多元宇宙ものなので、色んなパターンがあってもいいわけだしね。でないと、OVAシリーズともメビウスとも話が別ってことになってしまうので。
さて、セブン40周年ということで作られたミニシリーズでしたが、まぁ、予算も少ない中健闘してました。食い足りない部分も多分にあるけど、そこはヨシとしましょう。次に繋がるように。

ウルトラセブンX 「MEMORIES」

なんかね、ウルトラOBぞくぞく登場シリーズみたいな趣になってまいりました。"ゲンツキさん"にリコちゃんが登場でございますよ。
で、いよいよ話は佳境。全ての情報は操作されており、あの空を飛ぶ巨大モニターから発信されている。真実は情報局が握っているのだと。なんだかちょっとXファイルみたいな展開でして。で、あの巨大モニターそのものが、監視装置だったり、兵器だったりと。なんか、あれだけが完全にオーバーテクノロジーな感じしますが。自動車とかは普通に走ってるのに。
あ、セブンX出たっけ?

ウルトラセブンX 「RED MOON」

高野八誠氏をゲストに迎えての、悲しき獣人ストーリー、と言ったところですかね。人でないものが人との恋に落ちる。まさに"人でなしの恋"であると。そして、決まってそれは悲劇の結末を迎えるもの。しかし、常に恐ろしきは人の心であり、むしろ人でないもののほうが心は人に近い。その悲劇を100年もの間背負って立つ人でないものの血筋もまた、悲しき運命である。
というか、セブンXの登場がとってつけた風でなんとも…。お話はなかなか面白かったんだけどね。本流のストーリーには絡まない、箸休め的なエピソードということで。

2007年11月25日

ウルトラセブンX 「BLOOD MESSAGE」

監督:小中和哉/脚本:長谷川圭一という平成ウルトラシリーズの黄金コンビでしたね。ゲストキャストも豪華だったし。
自分がある日突然エイリアンであることに気がつくなんて、嫌なもの。しかも殺戮本能だけが覚醒するなんて。そんな悲しい男の話。殺戮本能故に自分の妻を殺してしまい、それを忘れるために自分の記憶をねじ曲げて。それでも復讐のために、殺戮本能を解き放ち。しかし、一方で、その殺戮を止めてもらいたがっている。
現場に残された血文字のメッセージ、それはヒッチコックの「サイコ」の主人公、ノーマンの名前。自分が殺してしまった母親のことを忘れられずに、その記憶をねじ曲げ、母親になってしまって殺戮を繰り返す、そんな悲しい男。
「サイコ」へのオマージュ的エピソードでした。

2007年11月18日

ウルトラセブンX 「YOUR SONG」

おぉ、総監代行ミサキ女史、何故かエイリアンに(笑)。しかもゾルダはDEUSのエージェントになっていたのね。てなわけで、今回のゲスト、ふたりとも特撮者ですなぁ。
オハナシとしては、まぁ、なるほど、という感じで。小品というかショートショート的というか。悪くはないけれど、カタルシスとか外連に欠けるというか。エイリアンはいかにも低予算だし。あー、バドリュードは結構かっこいいんだけどね、瞬殺なんだもん、ちょっともったいないなぁと。せっかくの巨大ヒーローなんだからさぁ。
で、ミサキ女史改めヴァイロ星人役の石川紗彩がかなりチャーミングでした。というか、それ以外あんまり残らなかった。普通のハッピーエンドもどうかと思ったり、ね。ここはなにかしら引っかかりが欲しかったところだがね。

2007年11月11日

ウルトラセブンX 「TRAVELER」

太田愛テイストなオハナシだなぁと思ったんだけど、脚本は小林雄次氏でした。
唐橋スネークオルフェノク充氏がなかなか良い味を出してました。こういう夜の寓話みたいな展開が、セブンXのカラーなんでしょかね。予算的にも楽だろうし。大々的な地球侵略エピソードとかは、大変だもんなぁ。
しかし、セブンの登場の必然性が無いハナシだったなぁ。最後は無理矢理ですな。敢えてセブンを出さなくてもいいんじゃなかろうか。どうせ子供は観てないんだしね。
バーテン役の及川奈央がまたいい感じ。タカオに対する想いみたいなモンが少し覗くあたりは機微が感じられていいです。

2007年11月04日

ウルトラセブンX 「PEACE MAKER」

他人の争いに知ったかぶりで介入すると、それは思わぬ結果をもたらすことがあるというオハナシ。
しかし、何故人はその外見で善悪を判断してしまうのだろうね。例のエイリアンも肌の色も違えば、目もみっつある。普段は偽装しているだけで。意外と腹黒い奴らかもしれんのに。一方のボーダ星人は、いかにも醜悪で凶悪な外見。しかしそれはあくまでも地球人基準だったり。本当はそうとは限らないかも知れない。
エイリアンは圧倒的な力を持つ物質、オリファムを手に入れて、自分の惑星へと戻る。その結果力の均衡は崩れ、ついにはどちらの星も消滅する。人類は、そしてウルトラセブンはこの文明の消滅に力を貸したことになるのだが。
地球は平和。それは作られた平和、なのだろうか。

2007年10月27日

ウルトラセブンX 「DIAMOND “S”」

サブタイトルからするに、今回の主役はエージェントS。ダイアモンドのように美しく強いと。マトリクスのトリニティの真似っこはちょいと食傷気味なんだけどね。
人類の歴史とともに勢力を密かに伸ばしていたというペジネラが、ついにそのボディに宿り実体化する、らしい。何でこのタイミングなのか、なぜ”ボディ”を準備するのに時間がかかったのか。あおのボディで、あの巨大怪獣がどうして出てきちゃうのか、よくわからん。人間にパラサイトしている方が、地球侵略は圧倒的にしやすいと思うんだけどね。全ての人類にペジネラを規制させればそれで終了だと思うんだけど…。意外と頭悪いのか?ペジネラって。
セブンの登場は常にナイトシーンですな。完全にダークヒーロー。真っ赤な体にダークな雰囲気はあんまり似合わないような気もするが、顔が悪そうなのでよしとする(笑)。アイスラッガーを多用するところが、なかなかよいね。光線技に安易に行かない感じで。抑え気味のアクションは好きですよ、ストーリー的にセブン登場の必然性は置いといて。
けど、すっきりとした爽快感がないのが何とも、ウルトラシリーズとしては異端だなぁ。ネクサスのほうがまだヒーローだったからね。トーンとしては怪奇大作戦に近いね。

2007年10月21日

ウルトラセブンX 「HOPELESS」

人類の無気力きわまれり。ホームレスならぬホープレス。かつてのセブンで描かれた、バラ色でない未来。第3惑星であったり、狙われた街であったり。しかしそこには救いがあったはずなのだが、このxでは現実の世界としてもう、来てしまっている。
目先の金のために、侵略兵器の製造のために命を売る人々。彼らは地球の未来には興味が無く、明日の生活のために命を削るのだ、自分の意志で。この行為は、宇宙人の侵略行為と同義ではないのか。侵略行為に手を貸すのと同じことだから。
セブンはマーキンド星人を倒し、人々は解放される。彼らはまた何事もなかったように、希望のない街に戻っていく。
等身大アクションはよかった。アイスラッガーもさすが必殺技という描写でいいねぇ。

ウルトラセブンX 「CODE NAME "R"」

うーん、2話目にしてこんな感じですか。
いかにも太田愛脚本っていうストーリー。どこか遠くへ、「船」に乗って旅立つ人々。孤独な彼らは、「船」にだけ希望を見いだす。しかし、その行き先が本当に安息の地なのか、それとも侵略者の魔手なのか。
エージェント“R”は、何故「船」を信じたのか。もう少し感情移入できるキャラクターとして“R”が描かれていればなぁと思う。ちょっと食い足りない。さらには、セブンを出す必然性もあまりないような気もする。あー、もったいないなぁ。「遠い町・ウクバール」のような傑作になったかもしれないのに。
ジンは記憶をなくしたことなんかあんまり気にせず、普段の生活しているのかしらん。そのあたりも少し説明してくれないと。シリーズなんだからね。

2007年10月08日

ウルトラセブンX 「DREAM」

セブン生誕40周年記念作品。の割には深夜帯だし。ちょっとメビウスに比べて扱いが悪いか。まぁ、セブンなのでアダルトなテイストで行きましょうということかしらん。トーンはメビウスチックですな。しかも低予算という感はぬぐえません。まぁ、しかたないか。
記憶喪失の男が、自分はエイリアン撃退のためにシークレットエージェントで、命狙われて、しかも挙げ句の果てには赤い巨人に変身までしちゃって怪獣と戦うと。なんだか無理矢理って思ってしまったですよ。記憶喪失だったら、普通はまず病院に行くような気がしますがね。でも、自分の記憶を辿るために、DEUSの集合場所に行ったんだから、まぁおかしくはないか。
DEUSは地味です。過去のどの防衛隊よりも地味。SRIよりも地味かもしれん(笑)。つうか、ジンのクルマが今の普通のクルマだし。いつの時代なんだよって。
人知れずエイリアンが身近なところに入り込んでいて、地球征服を企てんというのは、まぁオリジナルのウルトラセブンの基本フォーマットですね。で、侵略者は分が悪くなると、大概巨大化して町を破壊し始めると。そこでセブン登場。ジンのウルトラアイはちょっと悪っぽいし、それを着眼して変身するウルトラセブンも顔が悪っぽいよ。でも顔小さいねぇ。しかも体は筋肉質。腹筋の割れているウルトラマンは初めてです。アイスラッガーの使い方が、オリジナルと同じで、これはいいね。マックスのマクシウムソードはやっぱりダメでしょ。
全12話のミニシリーズ。ジンの正体、そしてセブンXの正体を探るのが、このシリーズのメインストーリーなんでしょう。そこを軸にいかに振れ幅を大きくしてくれるのかが楽しみです。
Xはヒーローショーには呼ばれんよナァ…(笑)