ついにラス前。うーむ、やはりギャレン=橘は死んでしまったのかな。壊れたギャレンのバックルは見つかったが、本人は行方知れず。また、ギラファを封印してから相川始の行方もわからない。そして、この2週間で各地にわらわらとわいて出てくるブラックローチの群れ。剣崎と睦月のふたりだけで倒すには多すぎるその数。
ジョーカーがバトルファイトの勝者となることでもたらされる人類の破滅は、このブラックローチの増殖によって全ての人間が襲われていなくなるということだったのか。意外と悠長な破滅への道かもしれないなぁ。ブラックローチ、あんまり強そうじゃないし。しかし、いち警官には手に余るらしくブレイドに救出されたり。彼はこの体験から、4年後に仮面ライダーとなる…(嘘)。
しかしのローチの増殖は、始が望んだことではないようで。ジョーカーの姿に戻ってしまった彼だが、心はまだ相川始の部分を多く残しているようだ。しかし、もうあまり長くカリスの姿を保つことはできない。始の姿にはなれるようだが。自分を傷つけこの破滅の時を終わらせようとするジョーカーだが、不死者=アンデッドが死者になれるわけもなく。自分の意思とは別にこの運命を受け入れるしかないのだろうか。
睦月はそんなジョーカーに戦いを挑む。ここでジョーカーを封印することで、ブラックローチの出現も止まる筈だと。始は戦う意思はなくとも、一旦戦いを始めたら体が勝手に動き、どちらかが倒れるまで…。しかしレンゲルの力はジョーカーにかなわず…睦月は致命的な傷を負い、倒れる。不憫ですな、睦月。望んでライダーになったわけではないのに。こんな終わり方?望美ちゃんも可愛そうにねぇ。
睦月と橘は果たして死んだのか。その辺りが曖昧ですなぁ。まぁ、次回の最終回で明らかにはなるでしょう。そして剣崎はジョーカーを封印できるのか。ジョーカーはそれを望んでいるのに、剣崎にはそれができない。運命の切り札はどちらに?
残るアンデッドはギラファのみ。いやまだジョーカーがいる。ライダーはギラファに狙われるジョーカーを護るべきなのか、それともギラファと共に封印すべきなのか。
今回わかったことは、あの天音の父親が死に至った原因はカリスの攻撃の流れ弾によるもの。ギラファは逃げたが、そこでカリス=相川始は息を引き取って行かんとする天音の父親に、例の写真を譲り受け、そして天音たちと暮らすようになったと。そういう因縁がギラファとの間にはあったのね。MAX的疑問としては、相川始っていう名前はいつ誰がつけたのかなと。もうこのときには相川始と名乗っていたのか、それとも天音たちに会った時に、そう名乗ったのかなぁ。
ギラファはジョーカーを執拗に追う。ギラファとの戦いで傷ついた相川からヒューマンアンデッドを開放し、その上でジョーカーを封印しようとする橘。だが、相川と天音の電話での会話を聞いた橘は…ひとりでギラファに対峙する。天音との会話が本当に、本当に人間になりたいと相川が願っている何よりの証拠だったのか。その会話から、ジョーカーが残った後の世界を変えることができるかもしれないという、一縷の光を見出したのか。
ギラファに対峙するギャレン。しかし、ギラファは強い。カテゴリーキングだからねぇ、強いわけで。ギラファの一撃でマスクが壊れる。そこからのぞく橘の顔。しかし、闘志はさらに燃え、失うものがない強さは、ついにギラファを倒す。が、ブランクカードを弾き飛ばされ、ギラファと共に断崖から海中に没する…。あら、これでギャレン倒されるのか?ま、劇場版では元気だったし、ね。
ギラファが倒されたことで、封印の石板が相川の前に登場。やめろと叫ぶ相川だが、その姿はジョーカーへと変わる。で、ゴキブリがうじゃうじゃと出現。人類が滅ぼされるのか、ジョーカーによって。
てなわけで、あと2回。最終回前はもりあがるしょ。次回楽しみ。
そうかそうですか、森次さん。倒れたケルベロスにブランクカード投げて。「ケルベロス、戻れ!」(違)。しかも変身しますか、アンデッドに。腕に埋め込んだラウズシステムといい、ケルベロスの人間との融合体は、かなりグロテスク。あ、頭が…。ハカイダーみたいな。しかもそこ急所じゃないのって感じもしますが。
さて、ご先祖様、もといヒューマンアンデッドがついに語るわけです。最後に残ったアンデッドが手にする報酬、それは全てが望みどおりになるということらしい。なんか漠然としてますが…。とにかくものすごく大きな力が与えられると。神によって?。それを皆ほしがってたのかぁ。たとえば、ギラファアンデッドが勝利したりすると、もうオオクワガタムシばっかりいる世界になってしまうのかな?それってどうなのよ。
4台のバイクが併走し、一気に変身するシーン、これ燃えますなぁ。ヒーローぽくてよいです。この4人でよってたかってケルベロスをなぶりものに(^^;)。まぁ、人間に戻った天王路に止めを刺したのはギラファなので。
明けの明星が輝くとき、東の空に…(違)。
天王路、ついにアンデッドを作ったわけですな。トライアルではなくて、本物のアンデッドということなのでしょう。ケルベルスね。地獄の番犬…銀河一刀流は使わないと思うが(^^;)。ネクサスにもケルベルスが出てますなぁ。今、犬ブーム?。
で、それでライダー達を倒して、彼らが集めてきたカードを全部自分のものにしちゃおうと、そんな魂胆で。まぁこれがすっと狙いだったのでしょう。
で、まずは始を襲ってカードを全部奪う。おかげでジョーカーに戻っちゃった始。またジョーカーに…。可哀想な人です。
一方給料が振り込まれていない剣崎。つか、給料って、今までもらってたんか。ボード壊滅してるのにさ。誰が振り込んでたのよ、一体。やはり職業ライダーだったのね、この人たち。橘と剣崎は給料もらってアンデッドを封印していると?
と思いきや、やはりそこも天王路。しかし、やることがせこいぞ、天王路。給料止めるのと、アンデッドで襲うのではレベルが違いすぎだろうが(笑)。
無敵のケルベロスも倒されてどうなるのかな、天王路は。しかし森次さんはいい悪役になったねぇ。
互いに戦い始めるライダー達。それぞれが相手を信用できなくなり、その信頼は崩れ始める…。しかしそれはティターンの変身機能によって引き起こされた混乱。それを察知した始がとった策によって、ついにティターンを倒すことができた。
いやいや、皆さんお芝居上手ということですか。特にジョーカーの力に抗えなくなる始の演技には、さすがの天王路も一杯食わされたつうわけで。
しかし天王路、ティターンが倒されたことにも顔色変えずにいるわけで。その手の中にはまだカードがあるわけで。ってこれは「Missing Ace」の変身カードですな….
睦月が戻ってきたのもつかの間、かつて睦月を苦しめたアンデッドポイズンによって、剣崎が、橘が、アンデッドに支配されてしまった。らしい。一体誰が味方で誰が敵なのか。互いを信用できないままに、ブレイド対カリス、ギャレン対レンゲルのライダー同士の戦いが繰り広げられる。それをスクリーンで見守るのは天王路。仮面ライダーたちはお互いに戦いあって、自滅してしまうのか。そして、天王路の思うままに世界は彼のものになってしまうのだろう?
今回はちょっと間延び感というか、つなぎ感のある回でした。最終章に突入ということなのかな。残ったアンデッドは、あと3体。ギラファと、ティターンを形成する2体で終わりでしょう。しかし、天王路もなにやらまだカードを持っているようなのだが、アレは一体?
睦月はついに戻ってきた。
天王路の言葉によって、自分の戦いの無意味さを知らされる光。この戦いはアンデッドを全てライダーによって封印させ、そのライダーもまた自滅させて天王路がその頂点に立とうと。つまり、神になろうと、そういう戦いなのだろう。その天王路の誘いにはもちろん乗ることのない光。
彼女は自らの体を睦月によって封印させ、彼をカテゴリーAの呪縛から放とうとする。何が彼女を変えたのか。もちろん、戦いの無意味さを知ったこともあるとは思うが、やはり、おにぎりだったのか。そこに込められた人間の思いが光の心を揺らしたのだろうか。
アブゾーバーによって、カテゴリーAを一旦開放することになるのだが、それは睦月の内にある嶋と光、つまりKとQの力である。彼らの力によって、自分でカテゴリーAを封印したとき、睦月は全ての力を自分のものとし、真の仮面ライダーとなれた。
かつて嶋が、そして今度は光がその体を犠牲にして睦月を救った。そんな彼らアンデッドの思いをかみ締めて泣く睦月。自分の力の小ささを知ることは大きな成長と言えよう。
1万年前のバトルには、マスターがいたのね。しかもモノリス。これが敗れたアンデッドをカードに封印していたわけか。ジョーカーだけが封印できたわけではないと。むしろ、マスターの封印能力をなぜかジョーカーも持っていたということなのかしらん。
今回は虎姐さん頑張るの巻。なんだかんだといっても睦月と虎姐さんくっついているのな。仲がよいのか悪いのかって感じで。残り少ないアンデッドのひとりであるギラファアンデッドとの戦いで傷ついた光を、剣崎に封印させんと護ったり、望美ちゃんの作ったおにぎりを一緒に食べたりと…。おにぎりを食べて、いきなり睦月を殴り倒してその場を去った光。おにぎりによって、その心はどう揺れたのか。
ギラファはタイガーと戦いながら、このバトルは仕組まれたものだと言った。どうやら、その仕掛けの黒幕は元ボード理事長の天王路のようですな。残った2枚のカードを使って、怪しいアンデッドを作ったり、マスターであったはずのモノリスを保管していたり。いやー、なんだか危ないお人だ。ティターンはその毒でライダー達を滅ぼすという。つまり、ライダーシステムを作って封印されたアンデッドを全て集めさせ、用済みになったら捨てると、そういうことですかい。そして、アンデッド全てを手に入れて…どうすんだろ。ジョーカーとの関係は?
まぁ、例によって謎は謎を呼ぶのです。
トライアルBはやはり広瀬の記憶をコピーされただけのマシンであったのか?栞はそう確信し、トライアルBを倒すためにわざとその誘いに乗って、剣崎・橘と共に思い出の地に赴く。そこに現れた広瀬。トライアルBとして、天王路の思うままに操られるだけの木偶人形。
だが、そこにトライアルGが現れたことで状況は変わる。ブレイドとギャレンのダブルライダーの力を凌駕するかのごとき戦うトライアルG。窮地に陥るライダーの下に駆け寄る栞をトライアルGが攻撃せんとしたその時、トライアルBが栞を庇う。トライアルBはその全ての記憶を取り戻したのだった。
さて、トライアルGは拉致された睦月のDNAを元に開発されたレンゲルのコピーである。光からそのことを知らされた睦月は、トライアル2体とブレイド・ギャレンの戦いに割って入る形となった。
さらに剣崎の窮地を感じてやてきた始。それぞれが変身し、ここに4人ライダーの共闘が。あれ、これって初めてかな、4人で共通の敵に対するのって。トライアルG一体に対して、4人のライダーっていうのもなんかちょっとアレですが、まぁそれだけトライアルGが強敵であると。そういうことですか。でも、4ライダーの構えのポーズとか見ると、ちょっと燃えます。オープニングでしか見られなかったからね、こういう絵柄は。
で、カリスはワイルド・カリスに、ブレイドはキングフォームになり、トライアルGを無事殲滅。
さて、トライアルBは広瀬死ぬ間際が作り出したもので、その記憶を自ら移植したのだという。しかし、それを天王路が改ざんし、自分の都合のいいように使っていたと。トライアルBは、本当は広瀬そのものであったといっても良いかもしれない。広瀬の記憶を移植された入れ物。つまりコピーではなく移動であったと。広瀬そのものであったと。「これでお母さんのところへいける…」そういって消えて行くトライアルBの傍らで泣く栞が痛々しい。春田さん、さすがです。泣かせます。
さて、ここで新たな敵が見えてきました。アンデッドの脅威よりもボードの理事長である天王路のほうが、遥かに危険な香りがしてきてます。森次さんのあの何ともいえぬ思い演技とあいまって、不気味さが醸し出されてますなぁ。
広瀬はやはり死んでおり、トライアルBがその記憶を引き継いだという事実が天王路の口から語られる。どうやら、天王路の背後には組織が存在する模様。さらには、“神”なる存在もいるようでして。ボードの残党なのかな。それともボードさえ元々は、そういった背後の人たちが動かしていた機関なのか。烏丸はどこまで知っていたのか。またまた色々と謎が出てきてしまいましたです。
とはいえ、トライアルB=元広瀬はその事実を受け入れて開き直ったらしく、自ら出撃しております。人間体でも十分に強いです。レンゲルまったく歯が立たないくらいっす。
さて、父親が生きていることをあろうことか睦月に知らされた栞。この子はなかなか強いね。父親が生きていた、しかも目の前でトライアルBに変身した。ここから単独で調査し、トライアルBが父親ではないこと、単に父親の記憶を移植された木偶人形にすぎないということを自分の中で消化してんだよね。
始は自分を取り戻して、すっかり人間として生きることにしたようである。笑ってるしね。天王寺達に拉致された睦月を助けに行く剣崎に加勢することを躊躇うくらいである。それを剣崎は受け止める。このあたりの剣崎の優しさがちょっとよかったりするね。
睦月はなんかもうどうなっちゃってるんかって。虎のお姉さんに弄ばれてるよ。段々とお互いに情が移っちゃったりしてねぇ。睦月が元に戻るのに、虎姉さんが一役買ったりするんだろうか。年上の女性に色々と優しく教えてもらちゃったり。ガールフレンドいるのにさ、睦月くんたら。
虎姉さんも単独行動で天王路の研究施設に忍び込んだりして。おそらく睦月を拘束したのは、その遺伝子からまた新たなトライアルシリーズを作るためなんでしょう。
さて、トライアルBからの挑戦に現場に急行する剣崎と橘。拘束されている睦月。そこでトライアルBが広瀬であることを知る。驚愕する3人のライダー。その広瀬を攻撃することができない。だが、そこの栞が登場し、それは父親ではない。攻撃しなさいっ!と。
と、またも引きで以下次週。
ワイルドカリス登場。トライアルFを圧倒的な力で倒し、剣崎を救う。Kのカードでジョーカーの力を押さえ、始に戻ることができたようで。剣崎との結びつきがさらに強まったということでしょうな。
さて、今回はついに広瀬(父)が暴走である。
手下の橘使って剣崎を研究施設に連れ込んで。まぁ、色々と言いくるめて研究に協力させろと。やはりかつてアンデッドの封印を解いたのは広瀬だったわけです。他のボードの研究員に押さえられていたんで、すべてのカードの封印は説くことができなかったようだけど、でもその行為で多くのアンデッドが逃げ出し、ボードは大打撃。そして、ジョーカーの能力を模したライダーシステムが実用に至るということですか。なるほど。
さて広瀬は何をしたいかというと、アンデッドの不死の秘密を手に入れたいということです。妻を亡くしたことがトラウマとなってるわけですな。そこで、まず剣崎をトライアルシリーズで痛めつけて、アンデッドとの融合係数を高めさせキングフォームにまで能力を高めさせる。そして第2のジョーカーと化した剣崎を手に入れ、その細胞から不死の秘密を解き明かしたいと。そのために使われていたのが、考えの浅い男、橘でして。また、第2のジョーカーと化した剣崎を封印させるために、睦月なんかも呼び出して。そりゃもう、ライダー達が広瀬の手の中で…。
しかし、キングフォームとなり強大な力を手に入れ暴走した剣崎を救いにやってきたのは、始であった。橘も広瀬の策略に(やっと)気づき、キングフォームとなったブレイドを止めんとするが、歯が立たない。一方のレンゲルはというと、ワイルドカリスの一撃であっさりとKOされ。キングフォームの前に立つワイルドカリス。しかし、攻撃はしない。剣崎を信じていると、自分もジョーカーの力を押さえることができた、だからおまえもできるはずだと。この言葉を錯乱している剣崎に投げる。先に剣崎に救われた始が、今度は自分が剣崎を救う番なのだと、体を張る。そして、剣崎は我に返る。
さて、一人逃げる広瀬の行き先に待っていたのは、ボードの天王路理事。森次さん、さらに貫禄が付きましたなぁ。そして、身体の変化を訴える広瀬に衝撃の言葉を…。「広瀬義人は死んだ。君はその記憶をもった、トライアルBじゃないか」。な、なんと…。
暴走するジョーカー。それを止めんとするブレイドキングフォーム。いったんはジョーカーを倒しながらも、それを封印することんできない剣崎。そこに光が乱入したりして、ジョーカーはその場から逃げてしまう。ジョーカーが活性化したのは、ブレイドがキングフォームに進化した所為だと、光は言う。うーん、これは結局ジョーカーが自分よりも力を持った者の出現を関知して、その力が暴走していると、そういうことか。すべてのアンデッドが戦い、残った最強のアンデッドと対決する運命であるジョーカーだけに、大きな力の発現に触発されたと。キングフォーム自体が、13体のアンデッドが融合するというあり得ない存在ということらしいので、それがジョーカーをも起こしてしまったと。このあたり、剣崎は大いに悩むところですな。
始を助けるために、ダーク睦月にはラウズアブソーバーを渡し、広瀬に相変わらず操られてる橘にはベルトを渡し、キングも含めた残りすべてのハートのカードをジョーカーに渡す。
さて、広瀬(父)は相も変わらず実験体を開発。今度のトライアルFはどことなくライダーに似ております。アナザーアギト風って感じでしょうかね。これが変身できない剣崎を襲うわけです。そりゃ生身の人間じゃ、やばいですわ。あんなもんに襲われたらね。バイク乗ってる時に引きずり落とされたら、よくても骨折、悪きゃ首の骨をって死んでます。そーゆーの見ても橘はまだ広瀬を信じるのかねぇ。うーん、そろそろ気がつけよ。
さて、トライアルFに襲われる剣崎。変身できないので、一方的にボコられて。そんななか、ジョーカーにカードを投げつける剣崎。それを拾うジョーカーは、ハートAをラウズしカリスに変身。そしてさらに、ハートKをラウズするとカリスがエボリューション。ついにワイルドカリスが登場である。いやー、これまたかっこいいじゃないの。ま、今回は登場までで、後はまた来週と。
いいとこでまた終わっちまいました。
今回は剣崎と羽美ちゃんの関係の完結篇がメイン。つうか、それがほとんどといった感じですな。剣崎がなぜ羽美ちゃんにこだわりをもつのか、それは彼もまた目の前で誰も救うことのできなかった肉親の死を経験しているからなのでしょう。もちろん、それが彼にライダーとしてのモチベーションを保つものであって、本来は全てに分け隔てなく与えられる気持ちなのでしょうが。
それでも、ねだって買ってもらったジュースを吐き出して血に見せかけたり、足を挫いた振りをして痛がったり、そんなことまでして自分のほうを見てもらいたいという悲痛なメッセージをどこかで感じ取ったのだろう、剣崎はとにかく羽美を助けんと自分の体を盾にする。
皮肉なことにこの状況を作り出しているのは、広瀬(父)なんだよね。と、相変わらず広瀬に従っている橘。そりゃ橘は剣崎の攻撃パターンは知ってますな。剣崎もトライアルEには苦戦するわけ。でも、その声が橘の声だって気づかなきゃ。橘もどう考えてもおかしいって気づかなきゃ。だって、トライアルEは明らかに剣崎を殺そうとしてますもん。変身してない剣崎を攻撃してるんだからなー。全然ギャレンも出てこないなぁ。
睦月は睦月でまだまだダークモードから抜けられません。しかもジョーカーには勝てず、さらには光、いやタイガーアンデッドにもいなされ卑怯者呼ばわりされて。とことん可哀想な日々を送っているわけです。ジョーカーがそんなに怖いのかって。まだまだ睦月もダメです。
始は始で、ついにジョーカーの力を抑えきれなくなっているご様子。でも、ジョーカーは強いっすね。レンゲルがリリースしたアンデッドを次々にいとも簡単に封印していく。これじゃ、簡単にジョーカーが全アンデッドを封印してしまうような気もするが、上級アンデッドはこうも行かないのだろうか。このジョーカーでさえ一万年前には封印されたのだからね。そして、ヒューマンアンデッドが勝ち残ったと。
ジョーカーになってしまった始は、天音ちゃんのこともわからない。剣崎はそれを止めんと、キングフォームに。キングフォームがジョーカーの活性化にも関連があるとのことらしいが、その辺りの謎はまだこれからか。
キングフォームは体力の消耗が激しいらしく、その場に倒れこむ剣崎。その剣崎に今回絡むのが、羽美という少女。自分のヒーローになって欲しいと強引に剣崎を連れまわす彼女だが、そこには秘められた過去が…ってお話ですな。震災で家族を亡くしひとりきりになって頼る者がいない、そんな不安な気持ちを持つ少女の心を開くことができるのか、剣崎は。
その剣崎に執拗に執着する広瀬(父)。トライアルDの次はトライアルE。つうことは、A、B、Cもいたんだろうな、きっとさ。で、そのEのために勝手に遺伝子使われてクローン作られちゃう橘。さすがになんかおかしいと気がついたご様子。つうか、遅いよ、キミ。「ケンザキ、ユルサナイ」とかトライアルDが言ってる時点で気づけよって。こんどのトライアルEは橘の声で喋ってるよね。
彷徨する始はついにジョーカーの姿でブレイドの前に。激しい攻撃に圧倒されるブレイド。だが、そのジョーカーが始の本当の姿であることは当然知らない。ジョーカーも時々始の心を取り戻し、その間で苦しんでいる。そういや始は剣崎がキングフォームになったことを感じていたし、それは否定するようなことも言っていた。やはりキングフォームは危険ということなのか。広瀬(父)も言ってるけど、こちらは信用できんしね。で、ジョーカーは途中で剣崎と戦っていることに気がついて、その場から一方的に去るわけです。
さてAの力にまだ操られてる睦月は、いい感じでクラブの7もゲット。その前に現れる謎の女。上級アンデッドですな。カテゴリーQでしょう。この光という女に簡単にいなされてしまうわけです。人間対のままで。まさに、顔に泥を塗られてしまった睦月。そのプライドを傷つけられて、怒りの矛先はジョーカーに向く。
そして、カリスのカードに案内されてジョーカーの前に姿を現す睦月。カリスをリリースしてジョーカーと戦わせるとは、いやはやなんとも嫌味なことをしますなぁ…。さてさて、ジョーカーはカリスを封印できるのか?
今回はジョーカーがチラッとだけど、その姿を完全に現したってとこ、そしてブレイドのキングフォームのお披露目がポイントでしたかね。ストーリー的にはあんまり進行はなかったけど、これで劇場版と並んだわけで。
剣崎は自分がトライアルDと戦うことで、周りの人々を巻き込んでしまうと。ま、悩むわけです。永井シリーズ一度は悩まないとダメですか、やはり。それでひとりで戦おうとするわけですが…。うー^ん、結局のところ橘の言うことを鵜呑みにしてるんですな。で、その橘も広瀬(父)に騙されてるらしく。広瀬(父)、どう見ても怪しいし、裏あるわなぁ。
睦月はAの力に支配されて始に戦いを挑む。けど始はジョーカーの姿になるのを拒み続ける。そして剣崎の残したカードで、ウルフアンデッドに変身する。ライダー対アンデッドの戦いなんだけど、いわゆる善悪が逆転してるんだよね、この戦いは。で、その戦いの中で、始は人の思いが最も強いものだと、その気持ちを拳に込めてレンゲルを撃つ。
睦月はまだ人間の心が残ってるようですな。望美の助けを求める声に反応したところを見ると。まだまだ引っ張りますなぁ、蜘蛛男。キングから与えられた始のカードが、始との因縁にどう影響しますか。カリスのカードは始の手には簡単に戻らないだろうね。
キング少年は広瀬の機転で、その居場所を突き止められて。で、立ち直った剣崎が対峙する。公衆の面前ながら、剣崎は仮面ライダーに変身。人を護るために。その取り戻した自信がブレイドを強くし、ついにコーカサスビートルアンデッド(長っ)を倒した。キングを封印することで、スペードの13枚のカードを全て手にしたことになるんですな。
そこに見計らったようにトライアルDが登場。でもね、ここでついに登場するわけですよ、キングフォーム。13枚のカード、全てを使い、13対のアンデッドの力全てと融合した究極のフォーム。
普通ではありえないことだが、剣崎はやはり特殊な能力を持っている?それを広瀬(父)が狙っていると。てなことなんですな。
つくづく橘って人はもう、思い込みの激しい人という気がする。
広瀬(父)に何を吹き込まれたのかはわからんですけど、トライアルDっていかにも怪しいヤツじゃないの、もう。それにジョーカーは確かに全ての生物を滅ぼすものなのかもしれんけど、これまでの行動見たらそうとばかりも言えないでしょう。剣崎だってそう言ってるんだからちょっとは信じてあげりゃぁいいのに。どうも橘は剣崎には厳しいね。睦月には甘いんだけどね、俺に任せてくれとか言ってさぁ。
てなわけでまたも対立する橘と剣崎。しかし剣崎のジャックフォームほうが圧倒的に強い。もともとブレイドと完全にシンクロしているわけだしね。一方の橘はギャレンとのシンクロに悩んでいた時期もあり。この剣崎の特異性も今後明らかになる謎のひとつかも。
さて、剣崎に助けられた始。実はキングにカードを持ってかれちゃった所為で、ジョーカーに戻りそうになっちゃってるわけです。それを必死にこらえ苦しむ始。自分でもヒューマンアンデッドに取り込まれていることを自覚し、またそれを受け入れているわけですな。今の睦月の状態と同じかと。一瞬ジョーカーの姿も出ました。劇場版ではすでにお披露目されてますがね。これって何がモチーフなのか良くわからんです。カミキリムシみたいな感じですか。
キング少年(少年キングに非ず)は剣崎や始を玩具にして遊んでいますな。しかし、強い。しかもその姿見るとどうやらブレイドと同種のようで。これは強いわけです。カブトムシ種のキングだもの。ブレイド歯が立ちません。まぁ、負けた理由は他にもあるようだけど。
で、剣崎、トライアルDにも襲われます。まるでストーカーのような広瀬(父)と騙されちゃってる橘を相手に、どこまで戦えますかな。
しかし、春田サン、やっぱ老けましたなぁ。
いやっ、これはおもしろいっ。TVシリーズのほうもだんだんとヒートアップしているんだけど、その熱気をさらにグレードアップして、フィルムに焼き付けたというインプレッションです。
MAX個人の評点では、平成ライダー映画の中では最高の出来でしょう。
さて、映画冒頭からすぐに画面に釘付けですよ。これって、TVシリーズの最終回でしょう。そうか、やはりTVはこうやって終わるのか。
ジョーカーとブレイドの戦い。TVではまだ出てこないジョーカーの本当の姿が、劇場版ではもう惜しげもなく披露。で、やっぱりブレイドがその戦いに勝利して始は封印されてしまう。これが最後のアンデッド。となるはずだったのが…。
もー、烏丸は殺されるは、ジョーカーはもうひとりいるは、アンデッドの多くは封印を解かれちゃうはで、彼らの戦いってナンだったのかってことに。しかもスパイダーとビートルも封印を解かれちゃってるんで、剣崎と睦月は無力。
ま、そんなこと知らずにいた彼らは4年の間に変わってるわけです、すっかり。虎太郎や栞の変わりようは、コミカルに描かれていて楽しい。変わっていないのは剣崎だけか、職業はライダーから清掃員へと大きく変わったが、その本質は全く変わっていない。
彼らの前に現れるのが封印したはずのアンデッド、そしてそれを倒して行く見たことのない仮面ライダー。旧ライダーと、橘が作りだした新ライダーの対立が、生まれちゃうわけですな。
さて謎となるのが、キングのカードが4枚揃ったときに現れるというカード。そしてそれを鍵としてもたらされるという強大な力。もうひとりのジョーカーが狙うものが、その力。ま、このあたりの新設定は後付けという気がしなくもないが、それでも既存の設定と矛盾するところはないから。ジョーカーがふたりいるというのは、まぁ確かにトランプのセットにはジョーカーが2枚入ってることが多いよな、なんて思ったりするわけです。
さて今回の劇場版のキーパーソンは天音ちゃん。あの可愛らしかった天音ちゃんも、微妙なお年頃。それも4年前に突如姿を消した始を思う心がなすもの。剣崎はそのことを知り、始を封印したことで、天音に対して責任を感じる。そして、彼女を見守る、いかにも彼らしく。
さてさて、新ライダーのランスとラルク(三津谷葉子がいい!)が意外とあっさりと殺されてしまい、キングのカードはジョーカーであるグレイブの手に渡る。グレイブはなぜ人間の姿になれたのかがちょっと謎。始はハートの2のカードで変身するのだが、白のジョーカーには上級アンデッドとおなじ力があるのか。それとも始にも実は変身能力があるのか。橘も志村をライダーにスカウトするときに、調べなかったのかなぁちゃんと。
太古の力を呼び覚ますには、力が封印されている遺跡の扉を開けた者の生命が必要。ここで、天音が繋がるわけだ。彼女の父親がその扉を開き、彼が死んだ今その役割は娘である天音ちゃんに受け継がれる。白いジョーカーは天音ちゃんを狙う。しかし、その天音ちゃんを護るのは、封印を解かれたカリスである。カリス=始は出番が少ないながらも、かなりおいしいところをもって行くねぇ。
天音を奪いついに太古の力を手に入れたジョーカー。ブレイド、カリス、ギャレン、レンゲルは巨大なモンスター「14」の前に全く歯が立たない。第一、でかいし。
しかし、始はカードに封印されている天音と剣崎が入れ替わり、その後剣崎の命を断つことで、「14」の力を弱められるという。躊躇なくその身体を捧げんとする剣崎。しかし、まさに天音と剣崎の身体が入れ替わらんとした瞬間、剣崎に変わって始がカードに封印される。始は最初からこの瞬間を待っていたのだろう。最初から自分が犠牲になることを決めていたのだ。
力は全て封印された。天音ちゃんにも笑顔が戻った。結局、彼女は復活した始には逢うことは出来なかったが、しかし、その存在を近くに感じていたのだ。
この物語はジョーカーの悲しい運命を描いたものだといえる。人間の心を持ってしまったジョーカーの。そして、そのジョーカーに恋心を抱いてしまった少女と、心とは裏腹にジョーカーを封印しなければならない運命を負った青年の物語とも言える。
窓の外で笑う始の笑顔。それは幻だったけれど、笑顔はいつまでも天音の心にありつづける。それは人間になりたくて、人間を護るために死んでいった悲しいジョーカーの笑顔だ。
「仮面ライダー剣(ブレイド) MISSING ACE」 04 東映 監督:石田秀範 脚本:井上敏樹 CAST:椿 隆之、森本亮治、黒田勇樹、三津谷葉子、杉浦太雄、天野浩成、北条隆博、江川有未、竹財輝之助、石田未来、梶原ひかり 他
ジョーカーの謎がだんだんと明らかになってきますな。
少しづつ剣崎に心を許しはじめる相川。その重い口から語られる“相川始”の秘密。かつてヒューマンアンデッドと戦い、無抵抗の彼を封印した。しかし、それからジョーカーはそのオリジナルの姿に戻ることを嫌うようになり、“人間”の姿でいることを好むようになったと。ハートの2にはヒューマンアンデッドが封印されている。それはSPIRITのカード。ジョーカーはカテゴリー2の力に浸食されているということなのだろう。
そして、そのジョーカーの力を追うものたちがいる。
キングと呼ばれる少年。相川のカードを全て奪うほどの力を持つ。だが囚われの身となった相川は、キングの前でジョーカーの凄まじいまでの力を発動する。その本当の姿はいかなるものなのか?
元ボード研究員・広瀬。彼はジョーカーの危険性を橘に伝える。ジョーカーが残ることで、全ての生物がこの地球から消えてしまうと。だが、広瀬のつくったアンデッドもどきには一体どんな目的があるのか。
カテゴリーAに乗っ取られた睦月も執拗にジョーカーを追う。かねてからの因縁と、ジョーカーの力の入手と。そのためにレンゲルもジョーカーを襲う。
ジョーカーを巡り、ブレイドとギャレンも激突。ライダーシステム自体もジョーカーの能力をもとに作られたものという。ジョーカーを中心に、ストーリーが大きく動き始めた感じですな。今後の展開に期待大です。
オープニング、変わりました。RIDER CHIPS Featuring Rickyの『ELEMENTS』ですな。以前にも増してドラマティックなノリで良い良い。
さーて、小休止の後なので話は盛りだくさんの急展開。
謎の少年キング(と書くとなんか往年の漫画誌みたく)が登場。これまた強い。時間止められるし、手下のアンデッドはいるし。演ずるは上條“つっくん”誠。特撮づいてます。
それからカリスの正体はジョーカーであると。それが剣崎や橘にも知られることとなる。ま、ジョーカーだといっても、その目的はよくわかりませんが。だけど特定の種ではないジョーカーがバトルで勝ち抜くことになると、地球上の全ての生物は絶滅することになるんでしょう。それが始の観た幻想なのかな。
そして気になるのが睦月ですな。完全にカテゴリーエースに取り込まれてしまったのかどうか。でも、そうすると嶋のあの自らの命を懸けた行動が報われないことになっちまいますが。まー、そのあたりがまだわからんので、それは先の楽しみと。
睦月、始を巡って剣崎、橘の対立もあったりして、またレンゲルとカリスの因縁もあり。ライダー4つ巴の戦いにまた突入してくような展開かと思われますわ、今後。
てなわけで、番外篇・後篇。
始がクールに焼くたこ焼き、なかなかのもんです。いろは組とほへと組のバタバタに巻き込まれながらも、自分の記憶の残滓にふりまわされる。が、それがまたうまい具合に騒動とベクトルがあってるもんでややこしくなる。なかなかに楽しいお話でした。
一方さりげなく、烏丸所長から送られてきたラウズアブゾーバーと、ハッピ姿の始からもらったカテゴリーQによって、橘はギャレンジャックフォームに変身。うーん、この技って空飛ぶ必然性があるのか…(笑)。ま、かっこいいですけど。
ウェンディーヌことサーペントアンデッドがもう封印されちゃったのはちと残念か。
高校野球シーズン恒例の、番外コメディ篇。
とはいえ、ちゃんとしたオハナシなのだけど。
とにかく、森本さんくんが嬉々として一人二役を演じてるのがいいじゃないの。楽しくて。思わず噴出したくなっちゃうようなシーンの連続ですな。
ゲストも東映特撮縁の方。蛇女はウェンディーヌが。いやー、アギト、ハリケン、ブレイドと出演とは、やはり使いやすい女優さんなのでしょう。相変わらずの妖艶さで、メヂューサにはぴったりか。
後篇が楽しみ。
睦月は闇の恐怖を克服し、ついにレンゲルの力を自分のものとした。孔雀男に攫われて実験台にされた後、エースアンデッドに魅入られその力に翻弄される。そして、実はその心の底には闇への恐怖がしっかりと根を張っていて、見かけの明るさ快活さはその裏返しであることも判明。そんな睦月を信じてその可能性にかけたのが橘。立花、いや橘と睦月の特訓の日々。ライダーと言えば、やはりコレですな。橘という名前って、やはりこの辺り意識されているのかと…。そして、いま、自ら名乗る。「俺は仮面ライダーレンゲルだ!」と。いやいや、なんか素直にいい話だったと思うぞ。キャラクターに変な裏がなくて健やかだなと。
さて一方始の方も色々とありまして。藤田瞳子演じる女性カメラマン登場。気の強さは相変わらずのキャラクターって感じですが、この神丘、重要な役回りになりそうな予感。逢ったばかりで早くも始の謎に迫ってしまいます。しかもアンデッドを目の当たりにして、カリスに出会うのもそう遠い将来ではないですな。かなりのキーパーソンですわ。
始に出会ったのは神丘だけでなく、新たな上級アンデッドも登場。林泰文をこんなゲストに持ってくるとは、贅沢なことで。ほとんどワンシーンだけだったけど、楽しみですな、始とどういう絡み方してくのか。その後に登場してカリスを助けた上級アンデッドが同一人物なのかな、やはり。
ま、そのあたりはまた次回以降のお楽しみということで。レンゲルの戦いぶりもね。
橘=ギャレンは完全に復活した。肉体的な面でも、精神的な面でも、以前の橘同様に強くなって帰ってきた。伊坂が施した治療、これは本当に効いたらしい。しかし、やはりおいしい話には裏があるもので…ギャレンの復活にも大きな陥穽があったのだ。
ゼブラアンデッドとの戦いで、自分に対しての自信を取り戻した橘。ゼブラには逃げられたが、一真ともまた戦おうと、そして小夜子に対しても明るく振舞い、復活したかに見える。しかし、上級アンデッドである伊坂が、何のメリットもなくギャレンを復活させるわけはない。橘の頭の中に伊坂の声が響く。私の仕事を手伝えと。そして、お前の身体はもう、あの治療無しでは生きて行くことはできないのだと。つまり、あの不気味な液体に定期的に漬からないと、橘は行きながらえることはできない。まんまと伊坂=ピーコックアンデッドの策略にはまり、彼奴の軍門に下ってしまったわけだ。うーむ、やはり、心の弱い男である、橘って。
一真はなんだかいつも振り回されてるなぁ。橘を必死で探して、見つかって共闘してくれることを知ると、今度はひとりで特訓して。そして、ギャレンとゼブラアンデッドの戦いに駆けつけるが、手出しをさせてもらえず、さらにはピーコックアンデッドに襲われて大苦戦。いや、本当にだめじゃん。
始は、相変わらず人間とは何かを知るために彷徨している。弟分もできたんで、そいつを使って栗原家を偵察したり。どうしてそこまで栗原親子に固執するのか。その答えが今回明らかにされましたな。かつて雪山で戦っていたカリス。誰と戦っていたのかはわからんが、バトルロワイヤルでしょ。その際に、天音の父親を巻き込んでしまい死なせてしまったと。そして、死に際の彼が、栗原家の写真を始に託した…。家族を失うとはどういうことなのか。その答えを求めて、栗原家にやってきた始であった。人間ではないアンデッドが、人間の心に触れる。このことが、ブレイドのストーリーに大きく関わって行くのだろう。
始の正体がアンデッドであることがわかった一真。つまり、仮面ライダーカリスはアンデッドなのである。まぁ、初代仮面ライダーだって、元々は改造人間だったわけで、怪人たちとは兄弟のようなもの。人造人間キカイダーだって、ダークロボットとは兄弟である。これはまぁ、基本的な設定なのかと。
そんなカリスと戦うブレイド。しかし、ゼブラアンデッド出現の報を受けて、現場へ向かう。そこでは、橘が小夜子とともにゼブラアンデッドと対峙していた。
アンデッドを目の当たりにして変身をためらう橘。しかし、母親を襲われた少女の鳴き声が、そして自分の後ろにいる小夜子の存在が、彼を戦いの場へと再び引き戻すのだった。橘の変身に驚く小夜子。しかし、ギャレンは…弱い。めちゃ弱い。アンデッドとのシンクロが巧くできていない。深刻だな、と遠くから様子を伺っていた伊坂も言っている。
小夜子は…やはり驚くわけで。フォークロアとして語られていた仮面ライダーという異形のものと戦う存在。いや、仮面ライダーも実は異形のものなんだが。そのライダーが橘であったとは。互いに仕事を捨て、南の島にでも行こうかと…。だが、そんなことは現実には難しい。小夜子が医者でなくなることもないし、橘が現状から逃げ出すこともない。だからこそ、この小夜子の言葉は哀しいねぇ。
栗原家を去った始の行くところは…。町で出会った青年のところにころがりこむ。兄貴と呼ばれて慕われる彼だが、そこに家族というもの、その絆というものが理解できないのだった。アンデッドが人間になれるのか、というもの、この物語のテーマ、なのかな。
橘の前に現れた伊坂。橘の身体を治せるのだと伊坂は言う。だから、来いと。もちろん橘は断る。それなら戦えと。そして、ついに上級アンデッドがその姿を現す。その名もピーコックアンデッド。孔雀が上級アンデッドなんだねぇ。で、拉致られてしまう橘。今度は橘であった。またも実験材料にされちゃうのね。なんかブクブクした水槽の中に入れられちゃって。どうなるんでしょ。
今回も色々と設定が語られましたなぁ。こうやって色んな謎みたいのが、どんどん語られちゃっていいんだろうかとも思うんだけど。いや、コレが普通なんでしょうな。気持ちよく観られていいかなと。アンデッドたちが1万年前に行なったというバトルロワイヤル。この53種のアンデッドの記憶が残り、トランプとなったのだという烏丸の話が面白い。
なんというか、DNAレベルでの原初的な記憶がトランプになったなんて、巧い設定作るなぁと感心したっすよ、これ。
さて、烏丸の口から語られたアンデッドとライダーシステムの秘密。やはり、人間はアンデッドの封印を解き、パンドラの箱を開けてしまった。不老不死の秘密を手に入れるために。しかし、それは取り返しのつかない事態を生んでしまい、あわててライダーシステムを作り出した。エースアンデッドの力を人間の力に融合することで、アンデッドに匹敵する力を手に入れることができるシステム。そのシンクロ率はテロメア融合係数を測定することで、計ることができる。ってとこかな。そして橘の身体の不調は、やはり心の奥底に潜む恐怖心が引き起こしていると。しかし、それは外部的な治療で治るものでなく、精神的に自らが克服するしかないないのだと。恐怖のために戦うことを忌避するライダー。それがギャレンなのだな。
そして、伊坂は新たなライダーシステムを作ろうとする者。その正体は上級アンデッド。これは人間の姿形を真似たり、話をしたりすることができる。トランプでいうところの絵札なのだ。伊坂はおそらくクラブのキングとかなのかな?で、クラブのエースを使ってライダーを作り出そうと。それがレンゲルということになるのかしらん。しかし、そんなことをしてどうしようとするのか。一方で爆弾使って始を脅迫したりとか、人間ぽかったりもするんだが。この辺はまだまだ謎ですな。
戦うことから逃げようとする橘。普通の生活を求めて、小夜子とデート。しかし、そんなときに限って、現れるホースオルフェノク、いやゼブラーマン、いやゼブラアンデッド。橘はバックルを見つめ逡巡する…。
一方、始=カリスがアンデッドであることを確信した一真。惹かれあうように邂逅するふたりは、激しいバトルを繰り広げる。敵なのか、味方なのか。
ううむ、謎のサングラスの男、こいつってばカリスとは顔なじみらしく。それも1万年前からの。ていうことは、バトルロイヤルの秘密も当然知ってるわけだし、この人間体も本当の姿ではないということか。人間をただの道具として操り、一体何をしようとしているのか。
拉致された一真は、サングラスの男、伊坂の実験台に。ライダーシステムを研究するこの男、自分の手で最高のライダーシステムを作ると言ってますなぁ。アンデッドサーチャーでは、伊坂、始ともにアンデッドとして表示されていたので、これが元締めアンデッドなのでしょう、バトルロイヤルの元締めね。でカリスも同属なのかな。まぁ、なんか対立をずっとしてたみたいですが。一真のライダーシステムを研究し、最高のライダーシステム作って、残りのアンデッドを全部封印しようとしてるのか。そうなると、アンデッド封印という目的は皆同じになっちゃうけど。
カリスの目的もよくわからん。元々人間を見下すような存在なはずだが、栗原家への執着が彼を人間化へと駆り立てているらしい。だが、それはなぜなのか。雪山での栗原との邂逅に、一体何があったのかってとこで。
恐怖心を捨てられない橘に、今回も虎太郎がなかなかいいこと言うんだよな。人間はみな恐れや不安を頭の上に乗せて生きているのだと。それは決して恥ずかしいことではない。それがあるからこそ、生きる意欲がわいてくるのだと。なんというか、ストレートな物言いでちょっと琴線に響いちゃったぞ。こういう説教臭くなく、力抜いた台詞で言われちゃうといいもんだね。それを聞いて、行動を変える橘もなかなか良いし。あ、登場人物が皆基本的にいい人なんだよな。嫌なヤツいないから、いいんでしょ。ゆがんだ性格のヤツはいないモンね。だから、こういうシーンがすんなりとすっきりと見られるんでしょう。
さて、トリロバイトアンデッドとカリスを相手にピンチのブレイド。ギャレンが駆けつけるが、あんまり役に立たない。それぞれのライダー