そしてオルフェノクと人間をめぐる物語はここで幕を閉じる。その戦いの中で命を落とした者、生き残った者、そして残り少ない生を生きて行く者。彼らが暮らす小さな星の話をしよう。
戦いの場から逃げる巧。だが、その先には木場が先回りしていた。気を失った巧を、木場はスマートブレイン社の病院に連れて行く。オルフェノク絶滅の謎を探るモルモットとして利用するために。裏切り者のオルフェノクに対する仕打ちとしては、当たり前のものだと。木場よ、そこまで変わってしまったのか。すでに草加の首を折っているからな。人間の心はもう持っていないと。
その巧を救おうとするのは真理、啓太郎、直也。スマートブレインに潜入して、細胞の崩壊を速める薬を注射され弱っている巧を見事に救い出す。だが、その逃走を阻む者が。またしても木場である。
スマートブレインタワー建築予定地の地下にある広い施設。そこに照夫は囚われていた。オルフェノクの王として覚醒するまで、彼はもう身動きすら出来ない。人間としてではなく、オルフェノクの王が覚醒するための器としてしか、その存在を認められていない。幼い者に対するこの仕打ちもまた、木場によるもの。その覚醒を止めんと三原がやってくる。が、そこには冴子と琢磨が控えていた。
デルタのロブスター、センチピードとの戦いを助けんと、真理、啓太郎、直也は行く。巧と木場をそこに残して。そして、このふたりの最後の戦いが始まる。
その戦いは激しく。相容れない考えを持つ者同士の戦いであるが故に。決して相手が憎いのではない。かつては友とも呼べるような仲であった筈。しかしいつのまにか、その心はすれ違い。悲しい戦いである。
木場はどうしてこうなってしまったのか。それまでは、人間として生きて行くことを強く思っていたはず。しかし、南のような人間を見ることで、彼は変わってしまった。結花の死も大きな要因となっているのだろう。
ファイズ対カイザ、ウルフオルフェノク対ホースオルフェノクの戦い。そしてファイズブラスターモード対ホースオルフェノク激情態。ブラスターモードがホースを撃つ。地に倒れる木場。しかし、巧は止めを刺さない。「俺は人間を守る。そして、お前も人間だ」。そして巧は去って行く。残された木場の心中やいかに…。
オルフェノクの王は覚醒した。照夫は消えた。その力は強大である。さすがに王。その姿は、本来彼を守るはずであったファイズ、カイザ、デルタに酷似している。オルフェノクの王を模して、ファイズ、カイザ、デルタは開発されたのだ。圧倒的な力に、ファイズは変身を解かれてしまう。
その力を進んで求めんとしたのは冴子。自ら王に抱かれ、力を分け与えられる。人間のシルエットが消えて、もはや冴子はいなくなった。完全なるオルフェノクの誕生である。それを見て逃げ出すのはセンチピード。彼は人間としての己を捨てることが出来なかったのか。オルフェノクでありながら、人間的な部分を大いに残していたのが琢磨であったのだ。
デルタも変身を解かれ、最大の危機に陥ったとき、木場がやってくる。「まだ俺には分からない、何が正しいのか。その答えを君が俺に教えてくれ!」木場もまた彷徨する若者である。人間に失望してオルフェノクとして生きるために、草加までも手にかけた男。だが、巧の言葉が彼の心をまた動かした。
オートバジンがファイズブラスターを持ってやってくる。それを巧に投げ渡す。が、その直後にオルフェノクの王の放った光球がバジンを粉々に破壊する。哀れ也、オートバジン。最後まで巧に忠実なロボットであった。
そして、ブラスターモード、カイザ、デルタがオルフェノクの王、アーチオルフェノクと対峙する。瀕死の木場、ホースオルフェノクは、王をはがい締めにし、そこにブラスターモードは最後の一撃をくわえる。かくして、最後の戦いは終わった。
それぞれの人たちがそれぞれなりの平穏を取り戻した。直也はオルフェノクの力とはなんだったかを思い、琢磨は敢えて人間として残された日々を過ごそうとする。ロブスターオルフェノクはオルフェノクの王の復活を信じ、地下に潜る。
そして。
巧は、真理、啓太郎に告げる。自分の夢が見つかったと。掌を見つめる巧。そして「…世界中の洗濯物が真っ白になるみたいに、みんなが幸せになりますように…」。眼を閉じる巧。
見つめた掌は、はっきりと見えていなかったのではないだろうか。巧もまたオルフェノクであり、滅びる運命。さらには、細胞崩壊を促進する薬を射たれている。掌を見て、彼はその運命がほんのすぐ後に尽きることを悟ったのではないか。そして眼を閉じた巧は、その後目覚めることはないのではないか。
ラストのこのシーンは様々な解釈が出来ると思う。
最終回、なんとか話をまとめることは出来たが、全体的には物足りない印象。淡々と終わったという感じか。ただ、最後のシーンの巧については前述したように、解釈の仕方が色々とあるかなと。その前の啓太郎の、「変な夢見たような気がする」という台詞も気になる。これで、おなじ井上脚本の「超光戦士シャンゼリオン」の最終回を思い出した人も少なくはないだろう。
これは青春群像劇であり、彷徨する彼らを描いた作品としては、良い終わり方だったとは思う。1年間充分に楽しませてもらった。
スタッフ、キャストの皆さんご苦労様でした。
いやー、ついにラス前となりました。龍騎の時も書いたけど、ラス前が一番面白いってよく言いますな。さて、このファイズではどうストーリーを収束させるのか、楽しみなとこであります。
雅人の死を知る巧と三原。雅人であった灰を握り締め咆哮する巧。あー、やっぱ死んじゃったのね、雅人。なんかやっと実感が沸いたという感じでますな。
で、その事実を知り木場に会いに行く巧と直也。なにか雅人の最後について知っているんじゃないかと。それに対して、あっさりと自分が雅人を手にかけたことを口にする木場である。直也の台詞でもあるが、もう木場は人間の心は持っていないのかと思わせるところ。だが、その木場の口からオルフェノクの運命と王の関わりを聞き、巧と直也は驚愕する。オルフェノクの王を倒し人類を守ることは、オルフェノクの滅亡、すなわち自分達の死をも意味するのだと。どちらを取るべきかってことなんだが、もちろんその答えは決まっているわけで。
菊池家で食事を準備する真理。まだ行方のわからない雅人の分も、もちろん用意される。いつ帰ってきてもいいように。それを見てついに巧が耐えられず…「わからないのか、死んだんだよ、草加は!」衝撃を受ける真理と啓太郎。「俺と同じオルフェノクにやられたんだ!」そして手のひらについた雅人の灰を見せて、「草加の血だ!」と、家を飛び出す。うーん、ここのあたり、なかなか悲しい描写がよかったですな。ともに戦った仲間。そりゃ色々と感情的なぶつかりあいがあったとはいえ、やはり仲間であった。強い戦士であった、その草加が。特に真理は幼馴染で同級生で義兄弟で、一方的な感情の吐露などもされていたわけで。キツイとこでしょうなぁ。
その雅人の思い出を忘れないために、流星塾の跡地にやってきた一行。流星塾の校舎はなぜかスマートブレインの地下にあるので、そこは更地になってるのです。そこで思い出に浸る間もなく、いつものラッキークローバー3人組がやってくる。北崎はオルフェノクの王を倒し、自分が王に取って変わるのだとはりきってファイズとデルタに襲い掛かるのだけど、冴子と琢磨は企みがあり。木場の話を盗み聞いた冴子がオルフェノクの運命を彼らに話したのだが、それを気にも留めぬ北崎。だが北崎が王を倒しちゃうと、自分達に死が訪れるわけで。だからドラゴンを後ろから襲うセンチピードとロブスターなのである。で、これでちと怯んだとこを、ファイズとデルタがダブルライダーキック!(だから違うって)。ま、さすがにこれでは止めを刺されず逃げる北崎。
ところが、その北崎の前に現れたのがセンチピード。弱った北崎を鞭で打つ打つ。もう、いままでの鬱憤を晴らす琢磨くんである。うわー、やっぱ琢磨くんいいわぁ。オルフェノクなれど、非常に人間的なのだよな。ちっとも進化した人間じゃないわ。でも、その琢磨くん、いい気になってると怖い目にあっちゃうのだ。
照夫の影、つまりオルフェノクの王が実体化して、北崎に迫る。ここでセンチピードを襲わずに北崎を追ったのは、やはりそちらのほうがおいしそうだったのかと。もうバクバク食われちゃうのですな。ところで、オルフェノクの王ってハエですかな。というと「蠅の王」なんていう小説を思い出したりもするのだが…。
で、王が輝夫の体に戻るとこを巧が見ちゃう。木場もいる。木場が巧に言う。「君に倒せるかな?あの少年が」。子供だもんなー。そりゃ難しいですな。
菊池クリーニング店創業100周年野外パーティー中に、またも照夫が消える。そして、王が出現し、オルフェノクがまた襲われる。それを目撃した巧はファイズになり照夫に向かう。止めるのは事情を知らない直也。スネークは弱く、ファイズを止めることが出来ない。だが、巧も照夫に向けた手を止めてしまう。
そこに、さらに王を守ろうとする者が。木場である。木場はカイザに変身。カイザとファイズの戦い。カイザに一撃を受けて変身を解かれる巧。そして、その手からは灰が…。あー、たっくんも灰になってしまうのか。オルフェノクとしての命が尽きようとしているのか。花形のように。
てなわけで、あと1話ですべての決着がつくのか?なんて思うほどまだまだ取り散らかってるような気がしますが。とにかく、次週最終回!
サブタイトルは、「雅人、散華」。ううむ…。
さて、ライオトルーパー軍団と生き残りラッキークローバーにボコられるファイズ。加勢に加わったカイザ、デルタとともに入り乱れてのも大乱戦。そんななかで、ひとりのライオトルーパーが照夫を襲うのをライオ直也は見てしまう。なぜ、照夫を?詰め寄るライオ直也を、勇治は殴り倒す。あらあら。
で、この乱戦がどう決着ついたのかわからないまま、雅人ひとり苦しんでます。先週から頭痛かったのが伏線でございましたが、これは一体?そこに現れるのが、花形“父さん”元社長である。雅人をスマートブレインのメディカルセンターに連れている花形。目を覚ます雅人。ここはかつて流星塾の生徒たちが同窓会の日に運ばれて、オルフェノクの記号を埋め込まれた場所。花形は雅人に告げる。もう、そのオルフェノクの記号の効力がなくなってきていること。そして、もうカイザに変身してはいけないと。かつてカイザのベルトをつけ変身した者が次々に灰となった。しかし、雅人だけは異常がなかった。それは、雅人の体がたまたまオルフェノクの記号にある程度順応できたから。まぁ、オルフェノクの素養を持っていたということなのかな。でも、それももう…。変身してはいけない!雅人のカイザフォンが、壁のふくろう時計にへばりつく!(嘘)。
ここでの花形の話で、いくつかの謎が明らかになったねぇ。同窓会で塾生を襲ったのは花形の意思ではなく、一部の社員の暴走だと。これは多分、村上のことでしょうな。で、ラッキークローバーのメンバーの北崎を使って襲わせたと。さらには、九死に一生を得た子供たちを集めて、オルフェノクの王を探そうとしたこと。そして、ベルトを塾生に送り、その可能性に賭けたこと。まぁ、たっくんにファイズのベルトが渡ったのは、偶然の結果ということなのかな。
さて、直也は木場社長のもとに。人間とオルフェノクの共存を目指したはずの木場の心変わりを知る直也。勇治を殴りつけ、これからは俺がお前の代わりだと部屋を去る。直也、常に斜に構えたスタンスだったが、それは自分の本心を知られるのを隠すためのカモフラージュ。いやー、直也、男らしくてよかったねぇ。
で、ですね。今回はオルフェノクの衝撃的な事実が。花形が勇治に語る。オルフェノクは人間の進化形である。だが、人間はその急速な進化に対応できない。「いわば、オルフェノクとは『死に到る病』と同じだ。放っておけば、我々は滅びる!」。南が知り村上に報せた事実とは、これだったのか。オルフェノクはほっとけば全て滅びる、オルフェノクの王が現れない限りは。なるほどね。
さて、花形は真理達に会いに出かけるのだが、それを遮る雅人のサイドバッシャー。真理に会う資格はないと、そういうわけ。だが、花形には時間がなかったのね。自分がもう長くはないことを悟り、最後に子供達に会っておきたかったと。お前は生きろ。そう言い残して、花形は灰になる。あぁ、ついに花形も。その灰をつかむ掴む雅人の心中やいかに。
ライオトルーパーに三原ともに戦いを仕掛ける直也。これがつまり、勇治の代わりということでしょう。スマートブレインに対して、敵対することを表明したと。だが、ライオトルーパーの加勢にピンチのスネークオルフェノクとデルタ。たっくん呼んで!。
その頃。真理を拉致した勇治はオルフェノクの王の元に向かっていた雅人を呼び出す。雅人が向かった先には、いつものラッキークローバー3人。さすがの雅人も、1対3では苦しい戦いに。ベルトもはずれ、生身の雅人。息も絶え絶えのその手は、すでに灰化が始まり。必死に雅人を探す真理の声にも応えることもできず。その手の先には、カイザが。カイザは雅人の首を持ち上げ、その首をいとも簡単に折る。崩れ落ちる雅人。カイザが変身を解くと、そこには勇治が。雅人の体は、灰と化し。海風に吹かれて跡形もなくなっていく…。雅人を呼ぶ真理の声は波音に消され。
ついに雅人、華と散りました。いやいや、こんなところで死んでしまうとは。まぁ、彼らしい最後かもしれない。とにかくいやな奴キャラとしては、これ以上の者はないんじゃないかというくらいの、やり過ぎって感じさえあったんですが(笑)。でも、こうなってしまうと悲しいわな。強烈な奴だったからねー。合掌。
あー、村上社長、ついに…。そして、またまた急展開。
ファイズ、カイザとの死闘。いやー、メカ戦に肉弾戦。さすがの村上もピンチ。デルタのベルトを三原に奪還されて、またもローズオルフェノクに変化。そのローズオルフェノクめがけてファイズ、カイザ、デルタのキックが炸裂。「トリプルライダーキィーーーーックッ!!!」(違)。
ついに止めを刺したか?ふらつくローズオルフェノク。しかしその刹那、バラの花びらを残して逃げてしまうのだな。うーむ、やったかと思ったんだけど。
さて、這々の体で逃げ出したローズオルフェノク。その村上の目の前に現れたのは照夫。いや、その影が長く伸びるとそれは…オルフェノクの王。このオルフェノクの王、姿を見るにファイズ、カイザ、デルタに非常に似てる。バッタオルフェノクなのかなぁ。本来は王を守るために作られたベルトだけに、ライダーたちの姿は王に似せているということなのかもしれんね。で、その王に対峙する村上。「受け取れ!私の命を!」村上は自らの体を王に投げ出す。哀れ、村上。ここでついに息絶えるんね。さよーなら。化石化した村上の死体を蹴飛ばして砂に変えたのは、花形。この人がやはりキーマンなのだ。
その花形、スマートブレイン社長の勇治に6本のベルトを与える。これって、前に巧と雅人がスマートブレイン社の地下に侵入したときに、花形が実験していたものですな、きっと。第1話でスマートブレインを襲って3本のベルトを盗み出したのは、やはりゴートオルフェノクだったのでしょう。で、それを流星塾の子供たちに送りつけたと。オートバジンとかサイドバッシャーもね。このオルフェノクの王んも復活を防ぐために、ずっと活動していたというわけか。さらに推測するに、村上にはオルフェノクの王を守るための研究をすると称して、あの地下にもぐったのではないかな。その実、逆の目的のためにベルトを作っていたのだが。
で、このベルトでもって、オルフェノクの王を倒せと。オルフェノクの王は覚醒するためにオルフェノクを喰らう。この王を倒さない限り、オルフェノクに未来はないと。
で、勇治がまず声をかけるのが、巧、雅人、三原の3ライダー。だが、もちろん雅人がそんな話に乗るわけはない。共通の敵のためにオルフェノクと手を組むなんてことはしないわな。巧もまぁ、それはないと。次に会うときは敵同士ということを確信して別れる二人ですな。
次に勇治が呼んだのは直也。どうやら、直也は結花が死んだこともまだ知らないようで。結花が死んだことを知っているのは、巧と勇治だけなんだなぁ。てっきり啓太郎と真理も知っているのかと思ったんだが、そうじゃないのね。単に姿を消したと思っているんだ。ちょっと勘違いしてました、私。で、直也は勇治の目的とか知らずに、「お前のやることだからなっ」と深く追求しないで安請け合い。これは大変なことに。
かくして、照夫を襲うラッキークローバー。そしてファイズが対峙。そこに勇治とともに現れたMIBたち6人。どう見ても怪しいし(笑)。しかもその中心にいるのは、直也。「ほら行くぜー!!」の掛け声とともに変身する6人。出ました、ライオトルーパー。量産型でございます。これらに袋叩きのファイズ…。
さて、今回は村上社長、社内クーデターで更迭されるの巻。
警察のオルフェノク研究所を襲撃に行ったラッキー・クローバー。しかし、そこはもう廃墟と化していた。もちろん、花形と勇治の仕業であるが、そんなことは露知らずの村上。
そして、スマートブレインに持ち込まれたオルフェノクの異様な死体を医師から見せられた村上、「オルフェノクの王」の覚醒を自覚して、スマートブレイン社地下の花形の元を尋ねる。
この二人の関係が、なかなか微妙なところ。花形が何をしようとしているのか、村上とは敵対する関係のようではあるが、では何故これまでこのスマートブレインの地下にいたのか。そして、流星塾の同窓会では生体実験を指揮したのに、その後塾生を助ける行動に出ているのは何故なのか。まぁ、いづれにせよ、最終回に向けてこの人の動きが大きなポイントになってくるのは間違いないっすな。オルフェノクがたどる運命とは…。それはあの南が絶命の際に勇治に対して言った言葉、そして村上にメールした内容と関係があるのか。つまり、オルフェノクは滅びる運命にあると。そして、その滅亡を止めることが出来る存在が、「オルフェノクの王」であると村上は言っているのだが。
そして、村上は役員会議の席上で、驚くべき発言を受ける。役員達全員一致で村上の社長退任が決まったと。これって、いわゆる社内クーデターみたいな。実際にもありますな、こういうの。村上は社内の株をどのくらい持ってたか知らんけど、まぁ、こういうことになっちゃうということは、過半数なかったと。それは甘いなぁ(笑)。いや、やはり花形が持っていたのでしょうな。前社長の花形が役員に対して影響力を持ちうるというのは、そういうことかと。で、役員会には花形が登場。しかも新社長である木場勇治を伴って。って、おいおい、こりゃまた予想外の展開じゃぁないの!
さて、件の「オルフェノクの王」はというと。
色々あって、照夫は菊池家で預かることに。もちろん、直也は追い出されるっつうちょっと笑えるシーンもあったりして。結花もなく(その死を直也はまだ知らないのか?)、そして勇治も連絡が取れなくなってしまった直也の今後も気になるとこではあるな。雅人のいじめっぷりもあいかわらずだし。
で、その照夫ちゃん、いつの間にか夜一人で出歩いてオルフェノク狩りしたりする。そんな照夫が「オルフェノクの王」であることを知った村上。オルフェノクの王が覚醒するには、他のオルフェノクを殺し、そのパワーを奪わなければいけないのだと。なるほど、それが上の上たるオルフェノクならではの覚醒なのね。もともと、3本のベルトは、花形が「オルフェノクの王」のために用意したものだったはず。これは、ベルトの力で同胞であるオルフェノクを襲って「王」に貢いで、その覚醒を助けると。そういう目的のものだったのかなぁ。
で、失脚した村上は失地回復のために照夫を襲う。「オルフェノクの王」を手中に収めることで、オルフェノクを、そして人類を操らんとするため。
村上、ついにデルタに変身。ファイズ、カイザと死闘を繰り広げる。いやー、村上ばかりつう感じの今回ですな、ホント。
先に逃げたはずの結花を探す勇治。そして、彼は灰と羽と携帯電話を見つける。「人間のせいだ、奴らが長田さんをーっ!!」あまりのことに気を失ってしまう勇治。その気を失った勇治を連れ去ったのは、オルフェノク?
ついで、巧もその場にやってくる。やはり、灰と羽と携帯電話をその場に見出す。携帯電話をポケットに入れると、巧はその場を離れる。結花の死を受け止めて。
そして、待ち合わせ場所で待っている啓太郎のところへ。振られちゃったんだと、明るく振舞う啓太郎。しかし、巧は真実を話すことができない。
真理、巧の前であえて明るく振舞う啓太郎。そんな啓太郎に、送信できなかったメールが残った結花の携帯電話を渡す巧。ごめんな、守ってやれなかったよ、ごめんな。心の中でわびる巧。メールの文面を読み、号泣する啓太郎。薄幸なひとりの少女の死。だが、彼女の死を悼む人々がいる。その記憶がある限り、彼女がいなくなるわけではない。
さて、ドラゴンにあわや止めを刺されんと危機一髪の雅人を救ったのは、オルフェノク。そう、ゴートオルフェノクであった。意識が朦朧とする中でそれを見つめる三原。ゴートがドラゴンを圧倒し、花形の姿に戻ったのを認める。自分たちの父さんである事を。ついに、謎の男、花形が動き始めたようである、スマート・ブレインの地下の教室の謎もまだ解明されてないことだし。ここに来て、話が急展開ですな。
さて、村上に南から連絡が入る。見て欲しいものがあると。メールで添付されてきたその資料を見て、村上の顔色が変わる。すぐにラッキー・クローバーの3人を呼び出し、警察のオルフェノク研究所の壊滅を依頼する。それほどまでにオルフェノクにとって危険な事実が見つかったということか。この村上の慌て様はただ事ではないようだ。一体何が?
そのオルフェノク研究所に単身向かう巧。沢村になぜ自分たちを襲ったのかを問いただしたのだが、彼からは答えは得られず、南に会おうと思ったのだ。だが、研究所は既に壊滅状態。虫の息の研究員は、「オルフェノクが…」というと、灰となって崩れ落ちていった。そこで、巧は里奈から呼び出される。
照夫、である。前夜マンションで直也と寝る照夫。その影がまたも長く伸びて、目を開く。そして、一人でマンションを抜け出した照夫は、町で二人のオルフェノクと出会う。その影が壁から抜け出し、オルフェノクを襲う。簡単に灰になってしまうオルフェノク。残ったオルフェノクは…警察に協力しているバットオルフェノクであった。照夫を探しに来た直也がスネークに変化するが倒される。通りかかった三原と里奈だが、デルタも苦戦。そして、巧が到着。アクセルフォームで、ついに倒される。
研究所から命からがら逃げる南。しかし、その前に立ちはだかる人影。勇治である。そうか、勇治が研究所を襲ったのか。ラッキー・クローバーじゃなかったのか。南の心臓に件を突き刺すホースオルフェノク。だが、灰になる前に南は言った。「オルフェノクは決して人間には勝てない」。例の村上が慌てるほどの研究の成果になにか関係があることか。
南を殺し立ち尽くす勇治のもとに男が近づく。それは、花形である。花形は勇治の保護者となっているようだ。一方で雅人と三原も助けている花形。
花形の暗躍、オルフェノクの王らしき影、いよいよクライマックスに突入ですな。
あぁ、結花ちゃん。不憫…。
結花を後ろから抱きしめる啓太郎。結花は、啓太郎の胸に顔をうずめる。むう、なんとも甘酢っぱい。やっと、二人の気持ちをちゃんと確かめることができたんですねェ。
巧とともに戦っていた勇治は、戦闘中の心境の変化を巧に話す。人間に対しての不信感が募ってしまったのだと。そりゃ、武装警官に一斉射撃を受けたり、結花が実験台にされたりしたからねぇ。むしろ彼にとっては、スマート・ブレインの村上社長の言葉のほうが受け入れやすいのかもしれない。そんな勇治に異を唱える巧。しかし、勇治の態度は硬く…。
一方、完全ラブラブモードの啓太郎と結花。まわりで見ているほうが恥ずかしくなるくらい。そりゃ、真理も階段でつまずくってものである。デートの約束もしたしね。
結花は明るくなった。啓太郎の気持ちを受け入れることで。そして、勇治もまた変わっていく。人間を信じることに疑問を持ち始めた勇治。そんな中、直也だけがあせっている。何を自分はすべきなのか?
巧は沢村と会った後、ひとりで南に会いに行く。その真意を知るために。南は人間とオルフェノクの平和的共存を望んでいるのだと、そのために、また勇治や結花たちと話し合いたいのだと、言う。いやいや、こいつの言葉は信じちゃいけないでしょう。けど、巧も勇治の態度が気になっている折、その南の言葉を伝えるのだな、彼らに。「あんたには代わって欲しくないんだ」。
まー、そこにまたも武装警官の襲撃ですわ。プラス、スマート・ブレインからレンタル中のバットオルフェノクも加わって。で、苦戦する3人。結花は腕を傷つけられて一人戦いから離散。何とか、敵の手から逃れる。と、思いきやそこにやってきたのは冴子。前の戦いで、辛酸を舐めさせられたからねぇ。今度は容赦しないよと。結花はクレインオルフェノクに変化することができない。例の見ないの実験の所為なのだろうか。
その頃、雅人カイザと三原デルタは、“流星塾の仇”、ドラゴンオルフェノクと戦っていた。ところが、やはりドラゴンオルフェノクは強い強い。さすがの二人も大苦戦である。
直也は例の創才児童園から照夫を連れ出す。またいじめられている照夫を見て不憫になったのだろうか。手をつないで歩く二人、その照夫の影が大きく伸びる。ううむ、これも大きな伏線だったようだ。照夫の影…これはオルフェノクの…??
デートの待ち合わせ場所でひたすら待つ啓太郎。その頃、結花は力なく丘の上の大木に力なくもたれ、座っていた。啓太郎にメールを打つ結花。「ごめんなさい、啓太郎さん。私、今日、行けそうもありません…私、幸せでした、啓太郎さんに出会えて。どうか啓太郎さんの夢が叶いますように。世界中のみんなが幸せになりますように…」。
そのメールは送信されることなく。
灰と無数の羽が丘を舞い。
携帯電話だけがそこに残り。
結花は逝ってしまった。
多くの人を手にかけたその罪は、簡単には償うことはできなかったようだ。しかし、啓太郎と出会え、互いに気持ちを交し合えたこと。生まれてからずっと不幸なことばかりが身に起こってきた彼女にとって、それは何ものにも変えがたい出来事であったはずだ。おそらく、結花は、思いを残すことなく逝ったはず。
オルフェノクにも天国はあるのだろうか。
結花ちゃん、波乱の巻だなぁ。サブタイトルは「赤い風船」かぁ。
で、結局自分も警官を襲ってしまった勇治、さすがに状況がまずくなってきたんで、結花ちゃんを菊池家に預けることに。マンションはもう安全ではないからねぇ。つうか、このマンションって、もともとスマート・ブレインから与えられたものだよな。こんなの警察が調べれば、すぐにわかっちゃうような。オルフェノクとスマート・ブレインの関係とかも。
で、菊池家にやってくる結花。もちろん、啓太郎ははしゃぐわけだ。で、真理も結花を元気付けるために、まずは風呂!入浴シーン、である。真理と結花の入浴シーン。いやー、いいねー、眼福眼福。たまらんです。ファンサービス、ありがとう!
で、だんだん元気になっていく結花ちゃんだが、ついに気づいてしまったわけである。メル友の啓太郎が、目の前の菊池啓太郎であること。いや、もっと早くわかれって。啓太郎なんて名前、そんなに多くはないだろうにねぇ。ともかく、それで家を出てしまうわけだ。自分を励ましてくれていたメル友の啓太郎が、目の前で好意を抱いてくれている啓太郎と同一人物だと知り、自分にはその行為を受ける資格はないと。まぁまぁ、そんなに自分を追い詰めないほうがいいのに。
さて、勇治は結花を菊池家に預けた後、村上社長に会いに行く。巧も無理やりついてくる。オルフェノクとして、人間との共存を願うと話す勇治。なぜか涙する村上。かつて、村上もそう思っていた、しかし人間はオルフェノクを受け入れないのだと。この村上の言葉が本心なのかどうか、そこで勇治と巧の心が少しすれ違う。勇治は村上の言葉を受け入れ、巧は信用できない。勇治と巧の性格の違いが、今後の関係に大きな影響を及ぼしていくのだろう。いづれにせよ、ここがその発端となるポイントであるかもしれない。
彼らが帰った後に村上の元を訪れたのは南。村上はその正体を隠して、南に資金援助をしていたのだ。でもね、南のほうも含みがあるみたいな。スマート・ブレインの本質を見抜いた上で、村上を利用していると。このあたり、二人とも喰えない間柄だ。
武装警官とバットオルフェノクに襲われる巧と勇治。だが、戦闘中に傷ついた沢村を守るファイズに対して、ホースオルフェノクは動かない。やはり、勇治の心には変化がおきている…?
一方、結花を探す啓太郎、赤い風船のおかげで、彼もついに結花がメル友の結花である事に気づく。さらに、冴子が現れて、啓太郎の目の前で結花はクレインオルフェノクに変化する。衝撃を受ける啓太郎。まぁ、巧の件があったんで、少しは免疫ができているかもしれんが、それでも結花までもがオルフェノクだったとは…。なんとかロブスターオルフェノクを撃退した結花。「今のが私の本当の姿だから」啓太郎に背中を向け去ろうとする、その結花を後ろから抱きしめる啓太郎。いやー、メロドラマ。赤い風船が印象的。
いやー、結花ちゃん、大きな災難に。武装警官に一斉射撃を浴びるクレインオルフェノクだが、とっさのことに彼らを倒してその場を逃げてしまう。彼女を追う勇治。そして、ふたりはマンションに戻る。直也は驚き、すぐに自首しろと。あー、あの警官たちって殺されたのかなぁ。やはり、死んでるんでしょうな。そりゃ多数の警官を一瞬で殺しちゃったんじゃ、そんな話にもなる。だが、勇治はもっと大きな問題を憂慮していた。ついに、人間とオルフェノクの対立の日がやってくるのではないかと。
これってなんか似たような話があったなーなんて思うに、アギトですな。人間がアギト化(オルフェノク化)していって、旧人間と対立する。そこに警察の上層部の思惑が絡んだりして、アギト(オルフェノク)である主人公が悩むって…。
その主人公である巧と、勇治は相談して警察に行こうとするわけだが、時既に遅く、結花は一人で警察に向かう。
彼女を出迎えたのは、南。人間からオルフェノク部分を取り除く研究をしていると嘯く彼は、結花に「心配ありません」と実験室に導く。実験台に乗せられる結花。実験開始。彼女の顔が苦痛にゆがむ。ううむ、おぢさん、ちょっとどきどきしたりなんかして。このまま実験を続けると結花の命が危ないと研究員が南に進言するが、「構わんさ。どうせゴミのような命だ」と。いやー、いいねぇ、このセリフ。いかにも小川氏が演じるキャラクターだわ。
さて、先週から実験台として登場してたクラブ“ナイト”オルフェノクが、いきなりの覚醒。結花ちゃんを実験台から救出し、研究所から脱出する。が、クラブはもう虫の息。なのだが、そこに駆けつけるのが巧と勇治。巧はクラブオルフェノクを追い、勇治は結花を助ける。
クラブが逃げた先には雅人カイザと三原デルタが。巧ファイズはクラブを助けるが、その甲斐空しくクラブは灰に。そして、カイザはオルフェノクを庇ったファイズに襲い掛かる。
一方、結花を助けた勇治のまわりには、またも武装警官たちが。結花のありさまを見て、怒りを爆発させる勇治。彼はホースオルフェノクに変化して…。
ということで、結花ちゃん災難の巻、でした。いやいや、まだ結花ちゃんからは目が離せんぞ。
新キャラが登場。しかも、演じるのはアノ方ですよ、アノ方。いやいや、キターって感じ。さて、ついに3ライダー対ラッキー・クローバーの戦い。決意を新たにしたライダーは強い。ラッキー・クローバーを撃退するのであった。今度は巧もいなくなることもなく、菊池家に戻る。たっくんの彷徨もついに終了。まー、雅人は相変わらずだが、勇治にも電話したりして、完全に立ち直った巧である。まぁ、この辺でたっくんをもどしておかないと、残り話数が少なくなってきてるからね。悩んで悩んで、自分で結論を出しましたという、なかなかいい話の展開じゃないですか。
さて、一方のあの方です。今回は警察の上層部として登場。何やら、怪しげな研究などに関わっておりますな、オルフェノクの生体実験とか。いやいや、やはり小川氏はこういう役がいいよねー。シャンゼの黒岩、アギトの沢木哲也、そしてこの南雅彦。井上脚本の常連となっております。しかも、ここっ、ていう役どころにアサインされるわけで。さすがだよなー。で、南が注目したのは結花ちゃん。沢村・添野の捜査線上に浮かんだ結花が、ここで南とも絡み合ってしまうわけですな。なにやら悲しい展開の予感がするかも。
楽しく遊園地で遊ぶ若者たち。あ、雅人はあまり楽しそうには見えないが…(笑)。中でも結花ちゃんはね、とても楽しそうなのだよね…。そこに忍び寄る影、それは…。
冴子である。ラッキークローバーの勧誘とは吃驚。しかし、結花の過去の所業を見れば、十分にその資格はあるということか。殺した人間の数では、澤田に匹敵するかもしれない。自分の犯した罪は、やはり拭えない。先ほどまでの楽しげな表情を思うと悲しくなる。
近くにいた巧と雅人が、ファイズ、カイザとしてえりまきとかげくんに襲われるクレインオルフェノクを助けることになるのだが、逃げた結花の前には、今度は警官隊が。南の差し金だよな、これは。沢村がずっと尾けてたし。
勇治の目の前で、警官の一斉射撃を浴びるクレインオルフェノク。思わず絶叫する勇治。うーむ、これまたどうなるの。
今回は見せ場があったねぇ。
強い、圧倒的に強いぞ、ブラスターモード。ついにドラゴンを敗退せしめる。初めての敗北に泣き叫ぶ北崎。そうか、こいつ負けたことなかったのかぁ。こういう奴は、一度負けると脆いものだがねぇ。
さて、伏線として走っていたもう一本、直也が火事から救った少年。この子が収容されているのも、なぜかスマート・ブレイン配下の施設。添野、沢村もここに行き着く。交差する4人。あ、その前の結花ちゃんのスカートめくりにどきどきでしたぜ。で、見たでしょ?見たでしょ?と、しつこく直也に詰め寄る結花ちゃんがナイスである。
澤田とあいまみえる巧。そこでついに同窓会の日の真相を話し始める澤田。塾生は全て、オルフェノクによって殺害された。スマート・ブレインはその遺体を回収し、オルフェノク因子を埋め込まれて生き返らせられた。しかし、オルフェノクとして覚醒したのは澤田のみ。つまり、彼以外は失敗例だったと。だが、その澤田も体が灰化していく。つまりは澤田も失敗例だったのだ。巧と澤田は、お互いを理解しあえた。澤田もまた、オルフェノクとして生きることを否定する道を選んだのだ。既に多くの人を手にかけてしまっているが、それは重い十字架として背負わなければならないだろう。そして、澤田はスパイダーに変化し、巧に一撃を見舞い昏睡させる。彼は巧の代わりにラッキークローバーとの戦いに赴くのだった。
ロブスター、センティピード、ドラゴン対スパイダー。この戦いの結末は火を見るよりも明らかである。圧倒的な力の差。そこに駆けつけるカイザとデルタ。三原は自分のせいで里奈が事故に巻き込まれている。が、逆にその里奈から聞いた言葉が、彼を駆り立てる。カイザは、この場に及んでもなお、スパイダーを狙う。だが、ラッキー・クローバーの攻撃を受け、満身創痍のスパイダーは、戦地を離れる。
澤田は、真理と巧の看取られながら、炎となって消えていった。哀れ也、オルフェノクの最後。「俺は人間としても、オルフェノクとしても生きられなかった」と語った澤田。だが、その魂は人間であった。いや、なんとも泣かせます。この澤田の悲しい最後には涙した人は少なくなかったはずだ。
ラッキークローバーとの戦いで変身が解けてしまった雅人、三原。そこに駆けつける巧。3者の想いは食い違っているかもしれない。だが、今は目の前の敵を倒す。その決意をさせるだけの、重い出来事がそれぞれにあった。3人ライダー揃い踏みの変身。いやー、見せますなー。かっこいいですなー、しびれますなー。燃えますなー。
北崎の気まぐれで窮地を脱する勇治ファイズ。つうか、紙ヒコーキがそんなに珍しいのか、君は(笑)。で、ローズに襲われる巧を救出に、ファイズ、カイザが対峙する。危機一髪を助けられる巧なのだった。でもね、助けられてもまた逃げちゃうんだよね、たっくん。彷徨はまだ続くのであった。
さて、真理ちゃんはドラゴンオルフェノクを見て、同窓会の記憶をより正確に思い起こす。塾生たちを襲っていたのはウルフではない。ドラゴンだった?ウルフは彼らを助けようと?うーむ、そういうことだったのかよ。となると、村上社長に見せられたビデオは偽モノ。やるな、村上。なかなかうまい手を使う。
さて、そんな話を真理から聞いた雅人は澤田を呼び出す。澤田、もちろん生きてますな。澤田だけが、同窓会で何があったのかを知る人物。そして彼が語ったのは、塾生を襲ったのはウルフではない。塾生の一人がオルフェノクに変化して襲い始めた。それを止めに入ったウルフの攻撃でオルフェノクが塾生に戻った。その瞬間を真理が見ていたと。そして、ドラゴンが出てきて、塾生たちを手当たり次第に殺戮していった。なるほど、これでつじつまが合うね。真理はてっきりウルフが塾生を襲っているものと勘違いしたし、ウルフ巧はその時の記憶を失っていると。ちょっとすっきりしましたな。しかし、全員死んだはずの塾生がまだ生きているのはなぜか?
さてさて、真理を一度殺したのが実はドラゴンだったと知って、怒りの矛先を北崎に変える雅人。まぁ、わかりやすい奴ですな。ドラゴンとの対決に向かうカイザ。手下のオルフェノクは簡単に倒せるんだけど、ドラゴンは手ごわい。まぁ、それでもいやいや戦ってこの強さなんだもんね。これまた上の上だけのことはあるし。
そこへ駆けつける真理と里奈。それぞれファイズギアとデルタギアを装着する。真理はまたも弾かれてしまい、デルタ里奈は一撃でオルフェノクに倒される。うーん、女子2名の変身はかなりの萌えシーンですなぁ。いいですなぁ。ファンサービスですな。
で、遅ればせながら主役登場。たっくん、ついにやる気になりました。真理が2度もベルトに弾き飛ばされるとこ見ちゃったからね。これで萌えなきゃ、いや、燃えなきゃ男の子じゃない。ベルトを装着してファイズに変身。さらに謎の送り主(て、多分前社長?)から届いたファイズブラスターで赤いブラスターモードに変身。ついに、テレビ初登場でございます。
「彷徨える魂」というサブタイトルの通り、たっくん彷徨ってます。いやー、悩みが多いのは青春の特権だよ。まぁ、その内容は深刻ではあるけれどね。
カイザとの対決に割って入った勇治ファイズ。巧はその場を去るのだが…。彷徨う巧、今度は冴子の手に落ちる。
が、年上のおねぃさんはあんまり好きではなさげなたっくん、その手を振り払ってまたも彷徨う。
彷徨うたっくん、今度は三原、里奈がオルフェノクに襲われている現場に姿を現す。三原はデルタに変身して戦ったのだが、やはり実戦経験の少なさゆえか、相手の攻撃によって変身を解かれてしまっていたのだな。そこに巧が登場。デルタのベルトを着けると、変身。巧デルタが登場である。この組み合わせは初めてかな。さすがに戦いなれている巧、オルフェノクを撃退するが、意識を失ってしまう。またも彷徨う巧。
が、巧は三原、里奈に助けられる。目の前でウルフオルフェノクに変化した巧を見ており、また雅人の言葉も聞いていいるこの二人。だが、実際に自分たちを巧は助けてくれた。「教えてくれ!君は敵なのか味方なのか…人間なのかオルフェノクなのか!?」。巧は答える。「分からないんだ。俺にも…」。
そんなシーンにおいしい登場をするのが、ローズオルフェノク。ついに、村上社長の変化した姿があらわになりましたな。一見した印象は「白いハカイダー」。ラッキークローバーの4人もそうだが、ハカイダーネタがお好きですねぇ、なんだか。薔薇の花びら攻撃は、クウガの薔薇のタトゥの女を思い出させせるけどね。とにかく、圧倒的に強いわけで。まぁ、上の上のオルフェノクだからねー。
その頃、真理と遊園地に行っていた勇治は、ドラゴンオルフェノクと対決。これまた強いのなんのって、アクセルフォームでも追いつかれちゃうわけで。強敵に踏みつけられ、絶体絶命。
そして、巧も変化を解かれてローズオルフェノクに喉をつかまれて吊るしあげられて。このままあの世へ彷徨っちゃうのか、たっくん。
さて、添野・沢村コンビもいい伏線になってますな。警察がオルフェノクの存在とスマート・ブレインの秘密に迫る日も近い?
木場ファイズにおそいかかるウルフオルフェノク。だが、巧の真意は自らをファイズの力によって葬り去ること。それを悟った木場は攻撃の手を緩める。悲しい展開となってきましたな、これは。
雅人的にはもう巧は絶対に許すことのできない敵となってて。勇治の巧の心情を説明せんとする言葉にも対しても、彼は身も心も魔物になることを自覚していいると。まるで巧を手にかける大義名分ができたことを嬉しがるようなそぶりである。雅人の巧嫌いはかなりなものですわ、ホントに。
その雅人、流星塾の同窓会での出来事がよほどよほどトラウマになっているのか、ついに壊れたかと。同窓会の色紙にある自分の名前をカッターで何かに取り憑かれたように削り始める。それを目にした真理。同窓会での出来事。真理の記憶に登場するウルフオルフェノク。雅人はそのことを知らなかった。同窓会で塾生たちを襲ったのはウルフオルフェノクかっ!雅人の巧に対する憎悪は激しく燃えちゃいました。
で、巧を襲う雅人。そう、雅人は同窓会でオルフェノクに襲われて死んでいく真理を看取っているのだった。その手が血で真っ赤に染まっていく。これこそが雅人が最も恐れていた記憶。そして、その事態を引き起こした張本人が巧であると。カイザとウルフオルフェノクの壮絶な戦い。それにファイズが乱入して…・
いや、雅人のウェットティッシュでお手々拭き拭きには、衝撃のトラウマが隠されていたんだねー。
たっくん漂流の巻。
かつて同窓会で流星塾生たちが次々と灰にされていった記憶の断片を取り戻した真理には、その場にいたオルフェノクと巧が同一人物であることに恐怖する。巧が皆を手にかけたという記憶。巧に対する恐怖は拭うことができない。「もう、今まで通りにはいかない・・・」と言う雅人の言葉。この言葉が巧を打ちのめす。相変わらず雅人の言葉は容赦ないね。
啓太郎が今まで通りに暮らそうと言っても、木場が同じオルフェノクとしてのアドバイスをしても、やはり元通りには戻らない。巧の手が真理の手に偶然触れてしまった瞬間、真理はその恐怖に抗うことができず、つい手を引っ込めてしまう。菊池家を飛び出す巧。信じていた人間がオルフェノクであったという衝撃は、なかなか風化しないものなのだ。
そんな巧を拾ったのが、スマート・レディ。行き先は村上社長の元。見せられるのは、キーになる流星塾の同窓会のビデオ。そこでは…ウルフオルフェノクが塾生たちを次々に灰へと変えていた。過去に大きな力に支配されて記憶をなくしたことがあったという巧。これが、その時の出来事だったか。
真理と啓太郎は、オクトパスオルフェノクに襲われ窮地に陥っていた。そこによばれたのは勇治ファイズ。オクトパスを始末するが、やはり勇治ファイズには違和感あり。そこに現れる巧。真理や啓太郎の喜びもつかの間、ウルフオルフェノクに変化した巧は勇治ファイズに襲い掛かる。
いやー、たっくん流されてます。
巧が変化したウルフオルフェノクの怒涛の攻撃に押されるスパイダーオルフェノク。そして、崖から川の中へと突き落とされる。なんか、このシリーズって戦いに敗れると水中に落ちるのが多いような気が…。ま、死んじゃいないんだけどねそして、そのスパイダーオルフェノクの得物を手に、ひとり去る。
残された者たちは、そりゃ混乱するわぁな。巧がオルフェノクだったなんてねぇ。まぁ観ている視聴者の皆さんも皆ビックリなんだけどさ。登場人物もそれぞれに思いはあるでしょう。啓太郎は真理の死もありひたすら混乱。雅人は巧と勇治が元々手を組んでいたのではないかと勘ぐり、そして勇治は…どうなのかな、仲間が増えたとか思っているんだろうか。雅人の口から聞いた巧に関する話は嘘だったことがわかったわけだし。
さて、巧はひとりスマートブレインに向かう。村上に約束を果たせと、言いに来たわけだ。まぁ得物を持ってくるだけでスパイダーを倒したかどうかは、わからんとも思うし。また冴子のいう通り、ラッキークローバーのメンバーに巧を迎えたところで、すぐに裏切るでしょ、どう考えても。まぁ、それでも結局真理に手術を受けさせることを了承する村上。前払い、ということだがなぁ、なにをたくらんでいるのやら…。手術台に乗せらた真理の周りに白衣の人物が群がる様は、ショッカーのメディカルチームの人間改造のようですな、まるで。真理のことをなんだか番号で呼んでいたけど、あれってやはり過去に手術を受けていてカルテがある、ということなのでしょうな。その過去の手術の影響もあって、真理は復活できたと。
そう、真理は復活した。啓太郎にかかってくる巧からの電話。雨の中、単車が菊池洗濯舗の前に止まる。降り立つ二人。真理と巧。真理はこれまでと同じ調子であるかのように装うが、何かがすでに変わってしまっているようにも見える。一度死んだ人間が蘇るのだからなぁ…。あ、あれ、一度死んだ人間が蘇ると…それってオルフェノクになるってことじゃなかったっけ?いやいや、ひょっとして、そういうこと、なのか?
雅人は巧を呼び出して問う。巧がオルフェノクであったことを真理が知ったらどうするのか?いづれにせよ、今までと同じではいられないなと。まぁ、この場合は雅人の言うことが正しい。そりゃ、オルフェノクを敵と思ってたら、身内がそうだったなんてね。巧は、皆で決めてくれと、そう言うわけ。
一方流星塾の三原は雅人からいやいやデルタのベルトを受け取っていたわけだ。そして、それを狙って、またもスマートブレインの使者が襲ってくる。否応なしにデルタに変身し、否応なしに戦わなければならない。そんな、自分の出自ゆえの運命をやっと受け入れることにした三原。デルタは三原、ということでいくのね?
真理ちゃん復帰おめでとうキャンプに繰り出す4人。つうか、啓太郎だけがはしゃぐ。しかし、その高いテンションも、巧がオルフェノクであった事実を忘れるためのものだったりする。そんな彼らの前にまたも冴子と琢磨が現れる。ラッキークローバーに巧を迎えに来たと。真理を助けたのは、そのためだったのだよと。ま、そんなことを皆の前でぺらぺらと言うもんだから、真理もビックリします。ファイズのベルトをセンティピードに奪われた巧、そして真理を襲うセンティピード。ここで、真理の前で、ついに。巧はウルフオルフェノクに変化する。その姿は、真理が手術中に記憶を取り戻したという、同窓会を恐怖に陥れたあのオルフェノクの姿と同じ。いやー、ついに真理にもその正体がわかっちゃったし。しかも流星塾とも関連があるようだな、ウルフオルフェノクは。
しかし、巧は真理と初めて出会ったときは知っているようなそぶりはなかったので、巧が記憶を失っているのか、それともなにか別の事由が?とにかく、巧たちは会うべくしてであったのだと、そういうことのようで。巧もただの風来坊という事ではなかったらしい。
これで、完全に劇場版とは整合性が取れなくなったかと。映画は映画ということですな、例年通り。
いやー、ついに出ちゃいましたなぁ。まぁ、劇場版ではお披露目があったんでテレビシリーズでもそういう展開にはなるだろうと思ったんだけど、早くもでちゃいましたか。ううむ。
真理が死んだ。この事実に大きな責任を感じる巧。勇治は雅人から聞いていた経緯が事実とは異なることに気が付いたが、それでも巧との関係はまだ微妙なところ。巧に呼び出された勇治は決着をつけようとホースに変化するが、もちろん、巧は変身しない。いやできない。それでも巧は挑発して、勇治に自分を攻撃させる。巧の、せめてもの贖罪の行為ということか。
真理を生き返らせるために、スマートブレインとの取引を考える雅人。持っている3本のベルト、ファイズ、カイザ、デルタと、真理を助ける医療行為との交換を持ちかけようとする。するのだが、スマートブレイン社の前まで言って、やはり気が変わる。雅人の目的はスマートブレインをつぶすこと。その目的を達成するには、やはりベルトを渡せないと。真理よりも自分の目的を優先してしまうのだな。この後、一人咆哮する雅人が結構いいじゃん、苦悩してて。なんというか、本音がちらちら出るとこが雅人の魅力だぁな。
そして、その雅人にくっついてきた巧は、そのまま村上と面会。スマートブレインの医療技術を持ってすれば、真理は救える。ただし、その条件はファイズのベルト。だが、巧はすでにベルトを持っていない。もうひとつの可能性は、裏切り者の澤田を倒しラッキークローバーの一員になること。だが、オルフェノクでない巧には可能性はないがと…。そういや、雅人もラッキークローバーにってハナシが依然あったが。あれは村上社長の策略だったか。
さて、流星塾生たちの前に澤田が現れる。またも塾生がスパイダーオルフェノクの手にかかる。そこに駆けつけた雅人。そして、デルタのベルトを、三原に渡す。この三原、ずっと自分はもう流星塾との関係を断ちたいと逃げ腰だったわけだ。しかし、目の前でまた仲間が屠られ、雅人に強く、戦うことを強いられ、ついに変身する。デルタは当分はこの三原で行くんだろうか。三原もデルタの力に支配されちゃったりしないのかな。
ま、そんなところにまたロブスターが来ちゃって劣勢のライダー組。たまらず雅人は勇治に助けを求めるんだけど、都合よく一緒にいた啓太郎と巧も現場に。
さぁ、出番だと啓太郎はサイドパニッシャーに積んであったファイズギアを巧に渡す。が、それを受け取ろうとしない巧。そして、巧の異様な雰囲気に、その場の誰もが見つめる中、咆哮とともにウルフオルフェノクに変化する。
あぁ、やっちゃいましたね、ついに。巧の最大の秘密がここに明らかに。一体いつから巧はオルフェノクであったのか。公式サイトを見ると、やはり登場したときから既に巧はオルフェノクであったという。まぁ、だから第一話でオルフェノクを見てもあまり驚かなかったし、ファイズにはいきなり変身できたしって伏線ですか。となると、オルフェノクとの戦いで深く悩んでいたのは…やはり自分もオルフェノクであるが故の、同属を手にかけることに対しての苦悩だったのかな。そして、自分以外にも人間の心を持ったオルフェノクがいるのかどうかという点についても悩んでいたと。まあ結局、人間とオルフェノク、その姿形に違いはあれど、結局のところ「こころ」が大事なのだよと。そういうことなのかしら。
さて、ウルフオルフェノク出現で、各々の勢力の力の均衡はどうなってくんでしょ。