仮面ライダーオーズ 「囮と資格と炎のコンボ」

うーん、上手いなぁ、脚本も演出も。映司とアンクの関係、後藤と伊達の関係。それが最後にヤミーとの戦いに収斂されて、かつ新コンボ、タジャドルの登場。なんつうか、ケレン味を感じさせる戦い。そしてコアメダルを入手しながらも、力を得ることの出来ないアンクの姿に不安感を残して終わり。楽しかったぁ。
映司とアンク、これが切っても切れない縁になってしまってるわけで。互いに好いているわけではないのに、相手の動きが読める。確信を持てる関係というのは面白いねぇ。ライオンクラゲヤミーに対峙する2人が、なんとも格好いい。
後藤と伊達。バースを巡る2人の関係。まぁこれは後藤がバースに、真のヒーローになるための通過儀礼的なコトなんでしょうな。伊達はその橋渡しと。
さて、出ましたね、タジャドルコンボ。これがタジャドルの初登場。映画ではいきなりアンクのコアが3枚出てきたけど、こういうハナシに映画が繋がると。だから、映画では後藤がバースなのね。さてコアの力を発揮できなアンクも気になるが、今回は里中君の活躍にビックリでしょ。本来なら後藤を活かせるとこですが、バイトの身(笑)。峰不二子ばりのレザースーツでアクション決めるなんて、やっぱり鴻上の秘書だけあって、只者ではなかったか(笑)。
あー、あとミシンでキヨちゃんの服をせっせと作るドクター真木もラブリーでした。