仮面ライダー電王 第40話「チェンジ・イマジン・ワールド」

消えてしまった侑斗。そして、侑斗のいない現在は大きく改変されていた。特に愛理の変わりよう…桜井との出会いがなかった愛理は、それはそれで幸せだったのではないか、消えた桜井の記憶をなくしたままの愛理よりも、最初からそんなことがなかった愛理の方が良かったのではないかと。そんな風に思ったりもする姉思いの良太郎。特異点故の悩み、哀しみですな。
しかし、その時間軸は、それは本来のものではないはず。時間軸の無理な改変は、自然に元に戻ってらしい。そんなわけで、いいところで侑斗が復活、である。しかも新フォームであるゼロフォームも登場。しかし、このゼロフォームは、さらに大きな犠牲を払わなければ使えない。過去の記憶ではなく現在の自分の記憶が消えていく。侑斗は、誰も知らない人間になるわけだ。特異点以外は。
イマジンは、何故桜井を追うのか。イマジンが飛んだところに桜井がいるのではなく、桜井がいるところにイマジンが飛んでいると、そういうことなのね。で、それを護るために、桜井はゼロノスを使う。自分の記憶と引き替えに。
誰からも忘れられる自分って、存在しないのも同じ、ということ。その人の生きた時間は、記憶に依存するのだね。オーナーの言葉が重たい。