ウルトラマンメビウス 「最終三部作 III 「心からの言葉」」

爆死したと思われたリュウは、ヒカリとして復活。まぁそうでしょうな。しかしながらエンペラ星人強し。やはり苦戦。その姿を見て、力を振り絞り変身するミライ。でもやっぱりエンペラ星人強し。メビウスは消滅、ヒカリも力尽きてリュウに戻る。
まー、これがどん底状態ですな。ここからどう希望を見いだしていくか。それはやはり光の国の兄弟と呼ばれる戦士達が助けてくれた。エースが、新マンが、セブンが、マンがGUYSにメッセージを送る。あきらめることなく、自分の力を信じて困難に立ち向かえと。彼らは、レオ、アストラ、80達と共に、太陽の光を取り戻すべく、地球からは離れたところで力を尽くしている。そして、末弟を人類に託す。
どうやら、光のナイトブレスがキーだったらしい。本編には出てこなかったが、ウルトラマンキングからもたらされたというこのブレスが、奇跡を起こすと。うーん、これ、ヒカリ・サーガでキングからもらうエピソードあったらしいのだが、未見です。で、このナイトブレスの力で、GUYSとミライが変身。メビウスの最終バージョンですな。ティガの最終回を彷彿とさせるわけで。ティガの場合は、子供達の光を信じる心が奇跡を起こし、その子供達と共にティガは戦ったわけだが、今回はGUYSのメンバーがメビウスとして光化。地球人の代表として名もない人類という塊でなく、防衛チームを選んだのね。そもそも最初から、このメビウスというシリーズは、ウルトラマンと防衛チームの絆を描くものだったのだし。
ファイナルメテオールは、まさにウルトラマンと人類=GUYSを結ぶもの。「メテオールはそもそも我々人間がウルトラマンの心に応えるためのもの、そうこの日のためにあったものだ」。泣かせる台詞です。
そして、サコミズのところにもウルトラマンが訪れる。宇宙警備隊長ゾフィー。初めて描かれる地球での変身。いやー、これは素晴らしい贈り物ですな、我々にとっては。
かくして、エンペラ星人は、ウルトラマンと人類の前に倒れた。光の国の戦士に倒されたのではない、人類の勇気に倒されたのだと。
最後のお別れも、さっぱりしていて後味がよいね。地球で活躍した宇宙警備隊のルーキーは、卒業してさらに辺境の地とかに赴任するんだろうなぁ。大変ですなぁ。
マン、セブン、新マン、エースはどうすんだろ。ヤプールの脅威はなくなったし、光の国に帰るのか、それともやはり地球に帰るのか。
メビウスはホントに面白かった。やはりね、ウルトラマンの面白さ、魅力のひとつがファミリー設定なんでしょう。各シリーズの繋がりというのは、かなり適当ではあったのだが、このメビウスはウルトラファミリーと光の国の設定を今風に解釈し、さらに昇華させていた。ウルトラ世代の我々にとっても、もちろんリアル世代の子供達にとっても、ウルトラ兄弟の登場は心躍るものです。
これで一旦ウルトラはお休み。まぁ、やるべきことはとりあえずやりきったという感。シリーズ総決算と言える作品でした。来週からちょっと寂しくなります。