仮面ライダー555 「第37話」

木場ファイズにおそいかかるウルフオルフェノク。だが、巧の真意は自らをファイズの力によって葬り去ること。それを悟った木場は攻撃の手を緩める。悲しい展開となってきましたな、これは。
雅人的にはもう巧は絶対に許すことのできない敵となってて。勇治の巧の心情を説明せんとする言葉にも対しても、彼は身も心も魔物になることを自覚していいると。まるで巧を手にかける大義名分ができたことを嬉しがるようなそぶりである。雅人の巧嫌いはかなりなものですわ、ホントに。
その雅人、流星塾の同窓会での出来事がよほどよほどトラウマになっているのか、ついに壊れたかと。同窓会の色紙にある自分の名前をカッターで何かに取り憑かれたように削り始める。それを目にした真理。同窓会での出来事。真理の記憶に登場するウルフオルフェノク。雅人はそのことを知らなかった。同窓会で塾生たちを襲ったのはウルフオルフェノクかっ!雅人の巧に対する憎悪は激しく燃えちゃいました。
で、巧を襲う雅人。そう、雅人は同窓会でオルフェノクに襲われて死んでいく真理を看取っているのだった。その手が血で真っ赤に染まっていく。これこそが雅人が最も恐れていた記憶。そして、その事態を引き起こした張本人が巧であると。カイザとウルフオルフェノクの壮絶な戦い。それにファイズが乱入して…・
いや、雅人のウェットティッシュでお手々拭き拭きには、衝撃のトラウマが隠されていたんだねー。