トクサツ

トランスフォーマーシリーズの始まりを描く作品です。なんというか、ETとかアイアンジャイアントとか、あるいは妖怪大戦争とか。そういう主人公と異物が出会って仲良くなって、騒動があって、最後に別れがあって、それを乗り越えた主人公が成長するというパターン。ただ、主人公が少女であるというところがいいよね。どうしても少年が主人公になりがちだもの。
 主人公のチャーリーがなかなか魅力的です。父親を亡くし新しい父親になれず家族の中で居どころのないメカ好きの少女。この子が出会うのが黄色いビートルに擬態し、メモリーを失ったB-127=バンブルビー。まぁ、可愛いですよ、バンブルビー。あざといくらいに可愛く描いてる。
 もちろん、その前にディセプティコンとの激しい戦いがあり、戦士としてのB-127も描かれているだけに、そのギャップも好ましいね。そうそう、なんでバンブルビーがしゃべれずにラジオを使うのかもちゃんと描かれてましたな。
 人間に追われ、ディセプティコンにも追われ、チャーリーとバンブルビーの逃避行。それを助けてくれるボーイフレンド(候補?)や家族もお約束とはいえいいじゃないですか。
 最後の最後でカマロに擬態しちゃうのも笑う。そりゃチャーリーだって、だったら最初からこっちでってなりますよな(笑)。そして、コンボイいやおぷてぃますと並走するシーンは胸熱でございました。
 安心して観られるファミリー映画ですな。この後のオートボット達の戦いを思うときゅっとなりますけれどね。

https://filmarks.com/movies/74485/reviews/64691392

トクサツ

 「アベンジャーズ/インフィニティ・ ウォー」がああいう終わり方で、否が応でも「アベンジャーズ/エンドゲーム」への期待が高まるわけですが、そこへの布石としてまず「アントマン&ワスプ」で、その頃スコットは…という話があったわけですが…。ついに大本命の「キャプテンマーベル」が登場!「インフィニティウォー」のポスト・クレジット・シーンでヒルとフューリーも消えるわけだが、その消える直前にフューリーがポケベルらしきデバイスで連絡を取ろうとしていた相手、そのディスプレイに表示されていたのがキャプテンマーベルだったと。もうね、期待させるだけさせてのキャプテンマーベル登場篇ですよ。
 で、これは遡ってキャプテンマーベルの誕生談。クリー人の「ヴァース」が失われた記憶を求める物語。本来の地球人であるキャロル・ダンヴァースを取戻し、真に正しいのは何なのかに目覚める話ですね。正しいと思っていたことが実はそうではないという、ある意味どんでん返しのストーリーはとても面白かったし、謎解きの過程も楽しめました。
 何よりキャロルという転んでも常に立ち上がる精神を持った強い女性に惹かれてしまいますね。迷いがないいキャラクター。そしてそこに絡むのが若き日のフューリー。このふたりのバディ間もいい感じです。フューリーは現在よりも軽い感じでいいし、そしてそして新人としてコールソンまでも登場!!もうね、MCUファンにはたまらない布陣です。
 後ね、特筆すべきは“ネコ”のグースですよ。このグースがこんなにもキーキャラクターになってるとは思わんかった。ある意味最強のネコ映画と言ってもいいかも。
 さて、キャプテンマーベルの力の源は、あの四次元キューブ=“スペース・ストーン”なんですな。かつてレッドスカルが所有しキャップが命を懸けて倒した。その後ハワード・スタークが回収してS.H.I.E.L.D.が保有していたものだけど、どうやらローソン博士に貸し出されていたらしいですね。この後、ロキに…とか、さらにはサノスとか、MCUの中心になる小道具。これがポスト・クレジット・シーンその2で思わぬオチになって、楽しいですな。
 その四次元キューブの力を得てるキャプテンマーベルったらもうそりゃ強い強い。まさに無双状態。こりゃ最強のヒーローと言えるかも。MCUの隠し玉ですよ。まるほど、この力があれば、サノスに対抗できるのかも…。
 そしてそして、ポスト・クレジット・シーン。話は現代の全宇宙の生命がの半分が消滅した世界、キャップとブラックウィドウの前に現れるのが…。「フューリーはどこ?」ここで、もうね、痺れまくりましたよ。キターーーーーーって感じ。まさにエンドゲームの始まりです。

https://filmarks.com/movies/60412/reviews/64691371