仮面ライダー剣(ブレイド) 「第1話」

さて、第1話ですな。始まりました。で、第一印象だけど、人間関係がよくわからんって。これは何でかと言うとですね、キャストの特撮イケメン野郎たちがみんな同じ顔に見えちゃうわけですよ。これっておじさんっていうことかしらん。


我々が子供の頃に慣れ親しんだヒーロー番組に出てくる人たちって、かなり個性的な気がしたんだよね。いや、その顔もさ。敢えてそういうことにしてたと思うんだけど。
で、今回は人物及び設定紹介篇ですな。まずは主人公の剣崎一真。こちらがブレイドに変身するわけで。それと、先輩の橘。こちらはギャレンですな。このふたりが所属するのがボードこと人類基盤研究所。でもって、組織的にアンデッドと戦っているわけで。このふたりは職業仮面ライダーなんですな。それと、謎の男相川。こちらはカリスに変身するみたい。いまんとこ、ライダーがこの3人。ここに絡んでくるのが、ボードの研究者、栞。そして自称ルポライターの虎太郎。
ファイズで言えば、一真=巧、栞=真理、虎太郎=啓太郎ということですな。
職業として仮面ライダーやってるという設定は、ちょっと面白い。まぁG3とかG4なんかも職業ライダーと言えなくもないが、専業ではないし。こちらの場合は、仮面ライダーがお仕事で。
しかも第1話時点ですでにアンデッドとの戦いは始まっていて、いきなり戦闘シーンてのも新鮮。もちろん、第1話の怪人はこうもりと決まってます。ここはもうライダーの基本。
カッコよくバットアンデッドを倒すギャレン。しかしこの橘がなんだか怪しい。ボードの烏丸所長との対立、そしてローカストアンデッドを操りボードを襲撃させた疑惑。今後、ギャレンとの関係がストーリーの軸となってくるのでしょう。ボードの烏丸所長もなんだかこれはこれで怪しい人だし。
さて、ここで登場人物の整理など。これやっとかないと自分がわかんなくなっちゃうので。
★■剣崎一真-------------------------
(ブレイド)                                         |
| ↑                                          <先輩>
居 <同僚>                                       ↓
候 ↓
| ■広瀬栞(研究員)-<上司>→■烏丸(所長)←<対立>→★橘朔也(ギャレン)
|       

●白井虎太郎(自称ルポライター)
  ↑
 <兄弟>
  ↓
○栗原遥香 栗原天音(親子)
  ↑
 <下宿>
  ↓
★相川始
(カリス)
※ ★仮面ライダー、■ボード
ちと判り難いか…。
さて、肝心のブレイド、これ最初に写真見たときにはかなりのトホホ感があったんだけどさ、実際に動いてるの見るとかっこいいじゃないの。特に真正面から見るよりも、横とか斜めから見たほうがいいねぇ。カブトムシ系のデザインらしいけど、MAX的ににはウルトラマンを想像したね、あの頭の造形で。もちろん、ギャレンも同じ系列でいい感じ。カリスはちょっとしか出なかったけど、ギルスを髣髴とさせるデザインですな。
ベルトのギミックはカードを使うということで、龍騎との差別化はどうするのかなと思ってたんだけど、トランプという設定をうまく生かしているみたい。倒したアンデッドをトランプのカードに封印して行くって、面白い。変身のシークエンスもなかなか楽しいね。変身ポーズの後、投影されたカードのイメージを突き破って出てくるライダー。常に新しいビジュアルを創造するスタッフには畏敬の念を抱くね。必殺技もカードの組み合わせで決めたりして、これも玩具がたくさん売れそうなギミックですな。
また、バイクの見せ場も最初からあって嬉しいところ。ブルースペイダーはV3のハリケーンを思わせるデザインですな。ライダーマシンらしいイメージで、気に入ったですよ。レッドランバスもね。またXR250ベースかな。
ま、第1話なんで、まだまだ何が何やらということでしょう。これからだんだんと馴染んでくるでしょうね。しかしなんというか、オープニング見た時点で、あー、勢いあるなぁって思ったです。平成仮面ライダーシリーズ、視聴率もいいし、作り手側が自信を持って作ってるんだろうなぁと、そんな風にとれましたわ。この勢いを滅さずに頑張って欲しいなと。
いや、マジで面白いっす。